このエントリーをはてなブックマークに追加

2018年7月15日 大型二輪卒検

今日は卒業検定だ。

当初の予定では町内会の会議があるハズだったんだけど、連休中は遠出するので勘弁してほしいという人がいて、今日の会議は中止になった。よかった。今日会議だと、次回の検定が18日。みきわめから検定まで4日も空いてしまう。それだと、せっかくうまく運転できるようになったのに忘れちゃうよ。

しかし、例によって緊張してほとんど眠れず。仕方がないので、真夜中に所内コースを走るイメージトレーニングをしていた。夜にイメージトレーニングをすると、ウィンカーの出し忘れや、右左折時の寄り忘れを防止する事ができるし、左右確認の忘れも防げる。

路上の検定のある普通車やトラックの卒検でそんな事をしても、当日の道路状況なんてわからないので意味がないんだけど、バイクの場合通るコースは決まっているので問題はあるまい。

8:30に試験官の先生が来て、今日の試験についての説明。まず中止になる事項として、平均台からの落下、スラロームやS字やクランクでパイロンに接触する、転倒、脱輪・・・などなど(あと忘れ)そういう話をした。

減点として、右足もしくは両足をついて止まる事。右足をつくと車にひかれる可能性があって危険。ただし、そういう話をすると、右に倒れそうになっても右足をつかずに耐えようとして転倒しちゃう人がいるけど、転倒しそうになったのでやむをえず右足をついても減点にはならないという。減点になるのはあくまで、理由なく故意に右足もしくは両足をついて停止した場合。

次に、S字クランク内で足をついた場合、1回目は減点なし。2回目は1回目の分と合わせて10点減点。また、足をついた場合に足がパイロンにさわると検定中止。また、S字クランクでバックしないと出られなくなってしまった場合も検定中止。四輪と違ってバイクではS字クランク内での切り返しは認められないという。

急制動は、40キロ未満だった場合、もしくは、パイロンの前でブレーキをかけてしまった場合は10点減点でやりなおし。2回目もダメな時は検定中止。

ここで、あきらかに40キロ出てない場合に、試験官が何も言わないのに勝手にコースを素通りしたら検定中止。40キロ出てなかったと思っても必ず11m以内で止まってください、という。

平均台は10秒未満なら1秒ごとに5点減点ですが、落下すると検定中止になるので、どうしても落ちそうなら走り抜けちゃってください、という。

などなど、注意事項の説明が終わったので、離れにあるバイクの待機室に向かう。自分は2番手なので、もうプロテクターをつけて待っててくださいという事なので、プロテクターをつける。

1番手の人があっという間に終わった。バイクの卒検コースは所内だけだし距離も短いのですぐに終わってしまう。

2番目、自分の番。スタンドをはらって、後ろを見てからバイクにまたがり、ミラーを(もともと合ってるけど)さわって、エンジンかけて・・・、

踏切→坂道発進→指定速度→障害物と、四輪共通コース内は特に問題なし。そもそも四輪共通コースはこれまでに何度も走っているので、目をつむっても走れる。(というのは大げさだが・・・)

その後、バイク専用コースに戻り、スラローム→S字→波状路と、ここまでは順調。

平均台。もう10秒台はあきらめて9秒台をめざす事にしたのだが、乗る時のスピードが速すぎて、このままでは9秒どころか7秒ペースだ。これはマズイ。それだと15点も減点になってしまう。(まあ、それでも減点が30点位内なら合格なのだが・・・)

なので、フットブレーキでスピードを落とすが、今度はスピードを落としすぎて止まる寸前に。しかも左右にフラついて落下しそうになる。ここで落下したら今までの苦労が水の泡だ。

やむをえん、強行手段だ。((C)花京院)、そのまま加速して平均台を走り抜けた。そしたら、タイムはなんと9秒1。減点5。よかった。減点5なら痛くもかゆくもないわ。なにしろ30点までの減点なら合格なのだからな。

次に急制動。例によって助走の中間地点でスピードメーターが36キロになるように走り、中間地点でスロットルを戻す。すると、今日はめずらしくパイロンの手前で40キロピッタリだ。ところが、いつもなら43キロでパイロンを通過するのに、今日に限って40キロピッタリだったもんだから、ブレーキをかけるタイミングが早くなってしまった。

アチャー・・・やり直しだ・・・、と思って試験官の先生の方をじーーーっと見たが、特に何も言わない。あれ?いいのかな?そこであんまり止まってると「やっぱりやり直しです」って言われるかもしれん。先生の気がかわらないうちに行ってしまおう。

最後の課題「クランク」。練習中は1回はパイロンを倒していたクランクだが、今日はスピードをめいっぱい落として、クラッチ全切りで通過したので問題なし。普通二種や中型トラックの時に、クラッチ切ったまま惰性で走らないようにと何度も注意されたのだが、バイクだと別にいいみたい。まあ、いいって事はないんでしょうけど、クランク内を歩く速度よりも遅く抜けるわけだから、クラッチなんかつないでたらエンストしちゃうから仕方あるまい。

ゴール。ニュートラルにして、エンジンを切って、後ろを見てバイクを降りて、スタンドを立てて終わり。最後にスタンドを立てた後にバイクが倒れたら検定中止だが、さすがにそんなヘマはしない。

試験官の先生が近づいてきて「いや?平均台危なかったね。ハラハラしちゃった」と言ったので、「もう緊張して手が震えましたよ」と言ったら、「またまた、んなウソばっかり。もう卒検3回目でしょ?今更緊張なんかしないでしょう」という。いやいや、卒検なんて何度受けても緊張するわな。

「なかなか良かったと思いますが、ただ見通しの悪い交差点は、もう少しスピード落として安全確認するように」と言われた。ん?見通しの悪い交差点??

あーーーーー、あった、あった、そんなのあった。中型トラックの時も完全スルーした、あの見通しの悪い交差点だ。だって、あの交差点、左側(自分より優先権がある方)からは絶対に何も来ないって、もうこの所内コースを知り尽くしてるんで、わかっちゃってるもん。

結局、トラックの時もバイクの時も、見通しの悪い交差点はスルーしまくりだったな。とはいえ、スピードがそんなに出ていたわけでもないので、たいした減点にはなってないだろう。

その後、バイクの待機所で待っていると、既に検定を終えた人がゼッケンを机の上に置いて本館に戻っていくじゃありませんか。あれ?終わったらゼッケンを置いて本館に戻るって言ってたっけ??

まあいいや、他の人もやってる事だし、自分もゼッケンを二輪待機所の机に置いたまま本館の3階の合格発表の部屋に戻った。

10時頃、何人か個別に呼び出される。ここで個別に呼び出された人は不合格だ。確認済みだ。俺はこれを「裏ルール」と呼んでいる。((C)ゲンスルー)というか、そういう事が確認済みな所が情けない。

そういう自分は呼び出されないので、おそらく大丈夫だろう。自己採点しても、見通しの悪い交差点をスルーして減点5、平均台が10秒に満たなくて減点5で、90点で合格だろう。

11時頃、いつもの試験官の先生が来て、「今ここにいる人は全員合格です」と言う。なので、お約束通り中型トラックの時と同じように「やったー」とわざとらしく喜ぶ。っていうか、これってつい最近同じ事をしたような気が・・・。

その後、例によって責任者(所長さん?)が来て、アンケートを配るので、アンケート用紙を書く。といっても、今回は普通二種の時の鬼教官にも当たらなかったし、中型トラックの時のイヤミったらしい奴にも当たらなかったし、特に書く事ないんだよなぁ。

そしたら、所長さんが指導員の顔写真の入った一覧を渡して「これを見て書いてください」と言う。ああ、そうか、前回わざと漢字を間違えて書いたから、今回は漢字を間違えないようにって事か。

その後、鴻巣での手続きの説明があった後、最後に「これでこの奇妙な世界ともオサラバです」と言う。あれ?そのセリフ、つい最近聞いたような気が・・・。

まあ、今回は本当に最後だけどね。もうここ(うらわ教習所)で取るものないし。

 △先頭へ

2018年7月13日 大型二輪2段階みきわめ

今日で大型二輪の教習は終わり。もっとも、卒検に落ちれば話は別だが・・・。

前回と同じく、卒検コースを1周する。すると、「まず左折が、ふくらみ過ぎ。あと、車道の中央を走らないように。今のがもし検定だったら、減点超過で不合格になってたかもしれない」という話。

それさ・・・、早く言ってよぅ。前回2時限あったんだから、その時言ってくれれば修正できたんだけど、もう今日あと1時限しかないのに、今日中に修正が効くかなぁ。

車道の中央を走るのは、普段アドレス125で左端なんか走った日にゃ、車が回り込んで抜いてくるので、あえて中央を走っているわけだが、本当はそれはいけないんだよね。

あともう1つ理由があって、路地から自転車が確認もせずに車道に出てくるという事。もう3回か4回はあった。なんで自転車って、路地から大通りに出るのに、確認もせずに出てくるのか。多分、自分は道の端を走るんだから、左右から車が来ててもぶつからないと思っているんだろうけど、実際にはバイクは左端を走らないといけないわけであるから、ぶつかってしまうのだ。

しかし、左端を走ってなかったからといって違反キップを切られる事はないが、少なくとも左端を走っていると自転車にぶつかって大事故発生の可能性は高い。であれば、無理に左端を走るのは危険だろう。

そんな事はどうでもいいのだが、問題は検定中にそれをやると減点になってしまうという事。なので、所内は左をキープするように矯正しないと。あと1時限しかないけど、この時間でどうにかなるものか・・・。

あと、平均台はもう無理。10秒持たない。無理に10秒持ちこたえようとすると落ちる。落ちればそこで検定中止。であれば、9秒台の減点5を目指そう。9秒台ならなんとかクリアできるし、減点は30点位内なら合格だ。つまり、5点の減点なんて痛くもかゆくもないはずだ。

急制動は、結局、スピードメーターのタイムラグのせいでメーターで40キロを確認してからスロットルを戻すのは不可能。36キロでスロットルを戻せば、0.5秒後には43キロになるから、そこでブレーキをかければピッタリだ。本番はそれでいこう。

50分はあっという間に終わり、「みきわめ可です。検定申し込んで帰ってください」と言われた。これで、卒検に落ちなければここ(うらわ教習所)で教習を受けるのはこれで最後となるだろう。

 △先頭へ

2018年7月12日 大型二輪総合練習

今日から残り3時限は、卒検コースをひたすら走る。

コースを覚えておくようにと言われていたので、前日覚えておいた。まあ、ここ(うらわ教習所)のコースは庭みたなものだから、目つぶっても走れる。あとは順番を覚えれば済む話だ。

順番としては、二輪コースから出る→踏切→隘路→坂道→信号のある交差点→一時停止のある交差点→指定速度のある直線→障害物のある直線→トラックの縦列駐車→トラックの方向転換→二輪コースに戻る、だな。

ここで「隘路」だの「トラックの縦列駐車」だのは正式名ではないのだが、自分が勝手に名付けた。どこに何があるかは、ほぼ完璧に覚えているので、自分はこれで十分わかる。

今日は無線機の受信機をイヤホンでつけて、走行中に先生が無線で「そこ右に曲がって」とか言うわけだが、まあコースは覚えているわけだから特に問題はなかろう。

次に、二輪コースに戻って、スラローム→S字→波状路→平均台→急制動→クランクの周回コースをひたすら走る。

今日は2時限ともずっと卒検コースをひたすら走るだけ。それはそうと、S字にしてもクランクにしても、最初の1回目はどうしてもパイロンを倒してしまうし、急制動の助走距離が短くてどうしても40キロ出ないか、スピード出すぎて11m以内に止まれないかどっちかにしかならないし、困ったな。

S字やクランクについては、時間制限はないのでスピードを落とすように言われた。それなんで、入る前にクラッチ全切りして歩くより遅い速度で走る事にした。スピードが遅ければS字もクランクも特に問題はなかった。卒検本番でもおもいっきりスピード落とす事にしよう。

 △先頭へ

2018年7月10日 大型二輪シミュレーター

今日はシミュレーターだ。普通二種や中型トラックの時と同様、歩行者や自転車が横からガンガン飛び出してくる、いわゆる「自殺志願者だらけの世界」をバイクで走り抜ける教習だ。

まず、左折しようとしている車の左側を通り抜けようとして事故発生。左ウィンカーを見落として、左にふくらんだのでてっきり右折するんだろうと思って左からぬけようとしたのが間違いの元。

次に停留所で停車中のバスの横を抜けようとして、バスが発車してきて事故発生。んな、普通バスは後ろから車が来てたらバスの方が待ってくれますがな。こんな無謀なバスがいるもんか。

その後、環状交差点の入り口で一時停止しないは、横断歩道の横で女の子が待ってるのに一時停止しないは、さんざんだった。終わってからそこをリピート再生して怒られまくりだった。

でもって、シミュレーター全般に言える事だが、シミュレーターってのは時間がとっても余る。余った時間は、卒検での注意事項の話。平均台では絶対に落ちない事。スラロームではパイロンを絶対に倒さない事という話だった。まあ、その辺は何度も聞いているから問題ない。

どうでもいいけど、シミュレーターをやるのになぜ手袋が必要なのか。別に素手でいいじゃん、シミュレーターなんだし。というのも、シミュレーター室で手袋出したら、激臭い。なんだこの臭さは・・・、あ、そうか、一昨日、日中36度の中で3時限教習なんかしたから、手袋が汗だくで、そのまま洗わずに放置してたからか。今日帰ったら手袋洗わないと・・・。

 △先頭へ

2018年7月8日 大型二輪真夏の3時限教習

今日から2段階。2段階は1日に3時限教習が受けられる。ただし、間に1時間の休憩が必要。

・1時限目ケーススタディ

本来ならお昼休みのはずの12:40から教習開始。何をやるのかと言えば、四輪のコースの外周を使って、急ブレーキ、追い越し、回避の練習だ。

そういえば、普通二輪の時もやったな。ただ、あの時は浦和中央教習所だったし、浦和中央教習所では四輪は昼、二輪は夜という棲み分けをしているので、四輪コースのど真ん中が使えたわけだが、うらわ教習所では四輪がお昼休みの時間帯にケーススタディを行うわけですな。

まず指導員が急ブレーキをかけて、後続の教習生が止まる練習。ただし、事故ってケガするといけないので、縦には並ばず少しずつ横にズレて走る。

次に追い越しの練習。直線で2車線あるとことで前の人がゆっくり走るので、それを後続のバイクが追い越しをするという事で。

最後に危険回避。指導員が赤い旗を上げたり左、白い旗を上げたら右に避けるという事で。最初は問題なかったが、最後に指導員が左側に向けて白い旗を出したために、釣られて左に避けてしまった。もっとも、それはあえて混乱させるためにやっているので、そのミスで追加教習って事にはならないが・・・。

・2時限目 危険回避

1時限目に引き続き危険回避の教習。しかし、今回は横に避けるのではなく、ブレーキをかけて止まる。

まず、CB400に乗り換えて、40キロで走り、パイロンの横にさしかかったらブレーキをかける。11m以内に止まればOK。

やってみると、わりと余裕。もう普通二輪は合格しているので特に問題はない。それに、今までNC750に乗っていたのでCB400だとかなり楽だ。

次に、NC750に戻って今と同じ事(急制動)を行う。まず指導員がお手本を見せる。40キロ出たところで、両手をハンドルから離しして「手でイェイ イェーイ」ってやった後、コーンのところでブレーキ。11mどころかかなり手前で止まった。

「という風にやってください」というので、「そんな事できるかー」って言った。

コツとしては、ブレーキをかけてからブレーキランプがつくまでに0.5秒ほどタイムラグがあるので、パイロンの1m前でブレーキをかけると11m以内に止まれるという。えー、それってもしかしてインチキなんじゃ・・・!?

そもそも、1m手前を目標にしてたらミスって2m手前になりそうだ。自分はそういうズルはせずに、ちゃんとパイロンの真横でブレーキをかける事にした。

ところが、さっきのCB400と違ってNC750はムズい。車体が重いから慣性が働いて止めようとしても相当強くブレーキをかけないと止まってくれない。

さらに困った事に、助走距離が短すぎる。浦和中央教習所だと長い直線の一番最後に急制動のパイロンと白線があるのに、うらわ教習所だと二輪専用の狭いスペースに強引に急制動スペースを作ったもんだから、助走距離がほとんどない。

ちょうど中間地点に右折の目安の▽があるので、そこで40キロ出しておいて、スロットルを戻すと言われたが、NC750のスピードメーターがデジタル式で0.5秒ほどタイムラグがあって、スピードメーターがまるでアテにならん。これは困った。

結局、この時間内では助走が40キロに満たないか、40キロ大幅にオーバーして11mで止まれないか、どっちかにしかならなかった。しかし、さいわい追加教習にはならなかった。

・3時限目「高度なバランス」

教習原簿には「高バラへ」と書いてあって、何かと思ったら「高度なバランス」の略か。

まずは濡れたマンホールの蓋の上をカーブで通過した後、狭い道でUターン、さらに間隔が均等ではないパイロンを使ったスラロームを行う。

濡れたマンホールの蓋は、10分もしないうちに乾いてしまったので特に問題はなかった。だいたい、この日の気温は36度。鉄の蓋なんか濡らしたって、ソッコーで蒸発してしまう。

狭い道でのUターンは無理。無理にやろうとして転倒して靭帯痛めたりしたら、この先教習を受けられなくなるので、無理せず切り替えしてUターンした。どうせUターンなんて卒検にはあるまい。

3周ほどしたらこのコースは終わり。次は卒検の課題にもある「波状路」。バイクから立って、ローギアで波状路を低速半クラで抜ける。

まあ、今でこそ舗装道路ばかりだけど、昔は砂利道なんて普通にあったからねぇ。砂利道を自転車で走るなんて日常茶飯事で。それなんで、ナナハンだろうが何だろうが、デコボコ道を二輪車で走るなんて慣れたもので特に問題はなかった。

3時限目が終了して、ようやくプロテクターを外して、手袋とブーツをぬぐ。もうシャツが汗だくで、ノドカラカラだ。さすがに最高気温36度の中でバイクの教習3時限(途中1時間休憩あり)はキツかった。バイクの運転よりも暑さがキツかった。

 △先頭へ

 
  2024年03月  
 
 
25 26 27 28 29 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 1 2 3 4 5 6
  広告