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紫苑の家 



ここはケビンがルフィナやリースと過ごした、七耀教会の管理化にある孤児院です。ケビンはルフィナに保護されて以降はずっとここで過ごしたと言います。


男子部屋。10歳になると男の子と女の子は完全に分離される。ここは本来は女子禁制のはずだが、リースは無視して出入りしてきたと言います。するとリースは、それはケビンが掃除当番をサボって寝てたからだと言います。ケビンがドアの外から声をかければ済む話やないかと言うと、それだと他の子まで起こしてしまうから、やっぱりケビンが悪いと言います。


厨房。ここは実質ルフィナの部屋みたいなもので、料理はずっとルフィナに任せっきりだったと言います。リースは、ケビンが出ていってからはずっと自分が料理担当だったと言います。ケビンが出ていってからけっこう苦労したと言います。お詫びにここで何かご馳走作ってもらいたいぐらいだと言います。

ケビンが、ここはよくリースがつまみ食いをしに来た場所だと言うと、
エステル:リースさんが食いしん坊だという事はなんとなくわかったけど。
ミュラー:意外な話を聞くものだな。
ユリア:意外な話を聞くものだな。
レン:クスクス。お姉さんったら面白い。
クローゼ:ポーリィちゃんを思い出すわね。
と言います。まあ、子供の頃の話だから、あんまし意外でもないんだけどな。

ここは子供部屋。10歳までは男女問わずこの部屋に入れられる。ケビンもここに来てすぐの頃はこの部屋に入れられた。ケビンはつっぱっていたから誰も話しかけなかったが、リースだけは平気で話しかけてきた。それはリースが、ケビンは強がっているだけだという事を知っていたから。特に、姉様がチョコレートを食べさせた時なんて・・・


ストップ、その先は禁則事項や。


何があったんだろう?

ちなみに、この辺のシーンをミュラーとリシャールを連れてきて再度やってみたところ、ミュラーもリシャールもまるで話にからんできませんでした。(って当たり前か)

一通り見た後、ケビンは言います。リースのポケットに礼拝堂の鍵が入っているはずだと。


この紫苑の家は、ルフィナ姉様が死んだ日の紫苑の家を再現したもの。だから、その日の礼拝堂の掃除当番だったリースのポケットには礼拝堂の鍵が入っているだずだと言います。それは、ここが想念が現実になる世界だから。

ケビンは、ここから先に行けば、ルフィナ姉様が死んだ原因がわかると言います。そして、それはリースにとっては耐え難い出来事だと言います。それでも知りたければ入れと言います。

エステルは外で待ってた方がいいかと尋ねますが、ケビンはこの話はエステルにも関係のある話なので、一緒に来てほしいと言います。


この礼拝堂には、グランセル大聖堂と同じ地下に続く隠し階段があり、そこに古代遺物を隠しておくための「始まりの部屋」があると言います。つまり、この施設そのものが古代遺物を隠すための隠れ蓑だったわけです。




あの日、オレとルフィナ姉さんは2年ぶりにこの紫苑の家に帰るはずだった。ところが、姉さんの乗るはずだった電車が遅れて、直後に紫苑の家が黒ずくめの男達に占拠されたという話を聞かされた。


姉さまをまっている余裕はなかった。このままではお前とチビ達が危ないと思ったオレは、単独行動で占拠していた猟兵の討伐を決行した。


猟兵そのものはたいした事なかったが、チビ達を助けた時、そこにリースはいなかった。リースのリボンが隠し扉の前に落ちていた。近くに新しい足跡もあり、オレは慌てて階段を降りていった。


どうでもいいけど、なんで人質がリースだったんだろう?人質にするならもっと小さい子の方が良くね?ハーメルの悲劇の時のカリンみたいにレイープするつもりなら地下まで運ぶ必要ないし、時間が経てばそれだけ追っ手が来るリスクもあるので、そういう事(?)は手短に済ませるべきだし。

「その日の掃除当番はリースだった」というセリフがあるので、たまたま運悪く礼拝堂にいたのがリースだったから、ってだけの話なのか、あるいは、敵はルフィナがこちらに向かっている事を知っていて、ルフィナが来た時の切り札にリースを人質に取ったとか、そんな所でしょうかね。

オレと初めて会った時、オレがどんなんだったか覚えているか?


あの時ケビンは全てに絶望した目をしていた。


オレは母ちゃんと二人暮らしだった。親父もたまには顔を見せたけど、どうやら他に家族のいるお金持ちだったようだ。そして、オレが7歳の時、親父は母ちゃんを見捨ててた。


もともと体の弱かった母ちゃんは、お金を稼ぐ事もできず、やがて食べる物も底をつき・・・。ある日母ちゃんは眠っているオレの首を絞めた。ごめんねケビン。お母さん、もう疲れてしもうたんや。だから一緒に・・・


オレはわけもわからず、母ちゃんを突き飛ばしてその場から逃げた。それから小1時間ほどして、母ちゃんの事が気になって家に戻ってみると、母ちゃんは一人で死んでいた。

そして、その日からオレの背中に聖痕が生まれた。

どうでもいいけど、ここにもしエステルを入れていたら、エステルの悲しそうな顔を入れてほしかったなと。こんな悲しい話をしているのに後ろの2人はノーリアクションなんて悲しいじゃない。

例えばミュラーなら、「残念だが帝国では貧富の差が激しく、このような悲劇がどこで起こっていてもおかしくない」とか、リシャールなら「君主制のリベールも同じように貧富の差が激しい。私がデュナンを王に据えようとしたのも、デュナンに自滅してもらって王制を廃止するためだった」とか、シェラなら「あたしは物心ついた時には親に捨てられていた。あたしの親はあたしを殺さずに捨てただけまだ良かったのかも」とか、色々とコメントしてほしかったなと。

隠し扉を出現させます。今回は誓いをしないでも大丈夫みたいです。


隠し階段の前でリボンを発見したオレは、急いで階段を降りていった。そしてちょうどこの場所で気絶したお前を運んでいる猟兵に追いついた。


そこにあったのは、古代遺物「魔槍ロア」。手にした者を魔物に変えてしまう古代遺物。追い詰められた猟兵は、そこにあった魔槍ロアを手にした。猟兵の体は構造ごと変化して、異形の化け物になった猟兵の前にオレは叩きのめされた。


その時、オレの聖痕が魔槍ロアを取り込んだ。


そこから先は戦いなんてものじゃない。単なる虐殺だった。猟兵はあっという間に細かい肉片になった。自我を失ったオレは、直後にリースに襲いかかった。


そこにルフィナ姉さんが到着し、一目で状況を理解した。ルフィナ姉さんはボウガンと法剣で牽制しながらオレをリースから引き離して・・・




正気を取り戻した時、オレはルフィナ姉さんの腕の中にいた。背中に無数の矢がささったルフィナ姉さんは、オレをしっかりと抱きしめて、そのまま事切れた。


つまり、オレはルフィナ姉さんを守りきれなかったんじゃない。お前の目の前にいるろくでもない疫病神が、お前の姉さんを殺したんや。

正気じゃなかったなんて言い訳にしかならん。あの時、オレの目にはルフィナ姉さんが母ちゃんに見えたんや。だから、首を絞められた腹いせに魔槍を叩き込んだ。もともとオレの精神が強ければ自我を失ってあんな事せずに済んだはずなんや。


どうして黙ってたの!?


どうしてそんな重いものを抱えて一人ぼっちで生きてきたの!?

これでやっとわかった。なんでケビンが外法狩りなんてやっているのか。それは償いのためでもない。罪悪感でもない。ケビンは・・・

そう。罰を受けたがっているのさ。


影の王が現れます。しかし、影の王の正体はルフィナ姉さんだったのです。


影の王とは、ケビンに罰を与えるために、輝く環の力でこの世界に生み出された存在だったのでした。


ルフィナはここで魔眼でヨシュア達を拘束します。

ヨシュア「あの時、悪魔が使ったのと同じ・・・」
ちなみにこのシーン、3人目がミュラーだと「なに!?」しか言いませんでした。

しかしリースは、あなたは姉さんなんじゃかないと言います。姉さんはケビンをそんなに甘やかしたりなんかしない。あの時、餓死するつもりで街角に座り込んでいたケビンに、姉さんは無理矢理チョコレートを食べさせた。姉さんだったら、罰を受けたがっているケビンを望み通りなんかには絶対にしない。これ以上姉さんを侮辱しないでと言います。

するとルフィナは、ケビンのかわりにこの子を煉獄に突き落とすと言います。この子があなたの代わりに永劫に苦しむとしたら、それこそケビンにとってこれ以上ない罰となるでしょうと言います。

リースは、やれるもんならやってみなさい、何があっても私は死なない。たとえ煉獄に落とされようと這い上がってみせるとと言うと、ルフィナはそのままリースを隙間から突き落としました。

するとケビンは聖痕の力を使って拘束を解き、隙間にダイブします。


落ちていくリースをケビンは捕まえます。この時、リースの頭巾は外れてしまいました。


煉獄

ここは影の国の最下層。まさに地獄です。


ケビンは、後先考えずにつまらん挑発かますなと言います。影の王には勝てない事ぐらいわかっているはずだ。なのに、「やれるもんならやってみろ、どこに落とされようと這い上がって見せる」とか。相手との力量の差もわからないなら従騎士なんてやめてしまえと言います。

しかし、そういうオレも守護騎士失格だと言います。だから今回はデコピンだけで勘弁してやると言います。

この世界はオレの望みが具現化した世界。オレが罰を望んだためにできた世界。だから、オレさえここに突き落とされれば、それで他のみんなが助かると思っていた。

でも、ルフィナ姉さんは自己犠牲をよしとする人じゃなかった。ルフィナ姉さんが死んだあの時は、気絶したリースがいたからいったん退却する事もできず、ああするより他に選択肢がなかった。それはルフィナ姉さんが他の手段を考え尽くした結果、ああする以外の方法がなかったからだと。

でも今は違う。今は他に大勢の仲間がいる。なのに自分一人だけが犠牲になればそれで解決すると思っていた。それこそまさに守護騎士失格だと言います。

どうやら影の王は、ルフィナ姉さんの記憶と性格を持ちながら、ただオレを罰するための存在として、この世界に生み出されたようだ。

オレ一人だったら永遠にこの場で罰を受け続けるつもりだったが、リースを巻き込んでしまった以上、一刻も早くここから脱出すると言います。

この後しばらくは方石でワープする事はできず、アイテムの補充もできません。回復ポイントはスタート地点と、7話のラスボスの手前の2箇所しかないので、頻繁にスタート地点まで戻る必要があります。

しかし、回復ポイントがあるなんて、なんて親切な地獄だ。

おまけに、アクセサリやクオーツは、他の誰かが装備してない限りは自由に交換できます。なので、闘魂シリーズや陽炎または葉隠を他の誰かが持っていた場合は、紫苑の家に入る前のデーターをロードしてやり直しましょう。さすがに陽炎または葉隠がないとここは厳しいです。

途中でケビンが初めて殺した外法の亡霊が襲ってきます。こいつこそまさに、汚職で追放された逆恨みに猟兵を雇って紫苑の家を襲わせた張本人だそうです。


次に、狂信的な悪魔崇拝の教団による、古代遺物を利用した儀式で、人食いの化け物に変えられてしまった少年の亡霊が襲ってきます。もう人間に戻す手段もないので、オレが楽にしてやったんだと言います。

狂信的な悪魔崇拝の教団・・・レンちゃんが売られた所と同じ組織かな?

亡霊は「お兄ちゃんお腹空いた。お兄ちゃんを食べさせて」と言ってきます。ケビンは、「誰が悪いわけでもない。女神様が悪いわけでもない。恨むんならオレを恨めばええ。」と言います。

次に、ケビンの母親の亡霊が襲ってきます。母親の亡霊は「ゴメンなケビン、お母さんもう疲れてしもうたんや。だから、一緒に死のう・・・」と言ってきます。


母親の亡霊を倒すとケビンは言います。「さすがに今のはキツかったわ。しかし、これがオレの望んだ世界だったとはな。オレって実はマゾなんじゃないの?」


それを聞いたリースは言います。「ケビン・・・もういい。もういいから。こんな時はしゃべらなくていいから!

ケビンはうつむいたまましばらく動けません。

しばらくしてケビンは言います。「今までずっと母ちゃんの死から逃げていた。でも、これでやっと向き合える気がする」と。


最後にケビンを待っていたのはワイスマンでした。


ケビンはオレが殺した人間達がここにいるのであれば、あんたがいるとは思っていたと言います。


ワイスマンは、今回の事件の真相について説明します。この世界は輝く環のサブシステムとも言えるものだった。しかし、主となる輝く環は消滅してしまった。そこで、この世界は新たな主を求めた。より正確に言うと、あの時<<環>>の近くにいた者の中で、もっともトラウマを持つ者を選んだのだ。


ワイスマンは、ここから脱出する方法を教えてやると言います。それは感情を一切捨てる事だと。この世界はケビンが罰を望んだためにできた世界。しかし、ケビンが感情を捨て去ってしまえばこの世界の存在している理由はなくなり、この世界は消滅するだろうと言います。

しかしケビンは言います。あの日、ルフィナ姉さんに食べさせてもらったチョコレートの味が忘れられないと。オレは思った以上にヘタレだから、感情を捨てるなんてできないと言います。

ワイスマンはここでアスタルテとロストルムを召喚します。

ワイスマンは、今からでも考え直してさっきの提案を受け入れるなら、ここで引き下がっても良いがどうするかと尋ねます。

ケビンは、たしかに悪魔2体と白面相手では、万に一つも勝ち目はない・・・・今までだったらな、と言います。これは聖痕が本来持っていたもう一つの顔、聖槍ウルだと言います。


ここで、聖槍ウルをSブレイクに登録します。


戦い方は前回のアスタルテ、ロストルム戦と同じです。通常攻撃では勝てませんが、ケビンのSブレイクで倒す事ができます。


ケビンには闘魂ベルト等のCPが上昇するアイテムを持たせておきます。戦闘が始まったら即座にSブレイクボタンをクリックします。




後はリースのホーリーブレスでケビンのCPをひたすら上げていきます。


ケビンのCPが100になったら、間髪入れずにSブレイクボタンをクリックしてください。相手の攻撃が強力なので、相手のターンにはすぐに割り込みましょう。


倒すとワイスマンは、影の国ある限り私は不滅だと捨て台詞を残して去っていきます。


ケビンは前回同様、聖痕を使いすぎて倒れてしまいます。しかし、前回のように完全に動けなくなってしまうわけではないようです。


しかし、教授を倒してもこの出口の扉は開きません。


こうなったら力ずくで破壊するしか・・・


せやな・・・って、だから過激な手段は後回しにしとけって。


と思ったら、ギルバートが走ってきました。ギルバートも煉獄に落とされてたようです。


「いいから逃げろ。追いつかれたら食われるぞ。」


悪魔に囲まれました。アスタルテ、ロストルムほどではないにせよ、数が多すぎます。もう聖痕も使えそうにありません。もはやこれまでか・・・・。せめてリースだけでも。


と、突然、門が開き、エステル達が出てきます。


あの後、セレスト様に君たちの場所を探ってもらったと言います。そして、この場所を隠者の庭園に接続してもらったと言います。というわけで、扉の向こう側は隠者の庭園につながったそうです。


皆が食い止めている間にケビンはここから脱出します。


急いで門をくぐります。

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