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飛行客船ルシタニア号
ルシタニア号の中では、百日戦役で財を成した死の商人主催の仮装パーティが行われていました。
その中に一人、緑髪のあやしげな男がいます。
あやしげな男は見張りの男を眠らせて、主催者のプライベートルームに侵入します。
主催者の部屋に隠してあったのは、身につければ大抵のウソを相手に信じこませるアーティファクトでした。
怪しげな男は警備員に見つかってしまいます。この男の正体こそ、空の奇跡SCからプレイヤーキャラクターに加わったケビン神父だったのです。
ここからプレイヤーはケビン神父を操作して数回の戦闘に勝利して、主催者の元にたどり着かねばなりません。戦闘シーンでの操作方法は、FC~SCと同じです。
今回(3rd)ではチュートリアルがありませんので、空の軌跡を3rdから始めた人には意味がわからないと思います。特に回復のさせかたがわからないと、ただひたすらEnterキーを押し続けていただけでは、途中でHPがなくなってゲームオーバーになると思います。
しかし、この「空の軌跡3rd」は、空の軌跡FC、SCをプレイしていない人には意味のわからない内容がほとんどですので、もともと空の軌跡FC、SCをプレイしていない人はユーザーとして想定していないようです。
黒服の警備員は貧しい北の猟兵団くずれのようです。なぜ北に住む人々が貧しい暮らしをしているのかは、このゲーム中にあきらかになります。
空の奇跡SCをやった人はわかると思いますが、ケビンの所属する七耀教会の仕事は、古代異物(アーティファクト)を個人で所有している人を逮捕して、アーティファクトを回収する事です。また、ケビンはそれとは別に七耀教会に外法と認定された人物の抹殺をする使命を負っています。
ケビンは窓を割って脱出します。外では七耀教会の飛行艇が待機しています。という事は、このタイミングで何らかのアクシデントで飛行艇が外に来てなかったら・・・・ガタガタブルブル
この様子を見て不敵に笑みを浮かべる謎の人物がいます。
と、ここでタイトル動画。
飛行艇の中でケビンはセルナート総長から、新たな任務を告げられます。それは、リベール王国のグランセル教会の地下にある古代遺物の回収だそうです。この任務には、ケビンの助手として新米の従騎士を派遣したと言われます。
ここで零話のタイトル
国際定期船グレトナ号
ドロシーがいます。ドロシーは、ネギ・グラハムさんですねーと言います。
そうそう、煮てよし焼いてよし薬味なんかにもおすすめです・・・・ってちゃうわ。
グランセル空港に着いたケビン神父は、ここでシード中佐から例の古代遺物は大聖堂にあると言われます。
グランセル大聖堂
大聖堂で待っていたのは、ラッセル博士の娘でティータの母、エリカ博士でした。
ラッセル博士は現在海外旅行中で、ツァイスにある中央工房は現在はエリカ博士に任されているそうです。エリカ博士は、自分や夫のダンが帝国に出張中で不在にしている間、ティータを浮遊都市に連れて行って危険な目に合わせた事を怒っています。それだけでなく、アガットとかいう不良青年がティータと親しい関係になっている事にも不満を言っています。
この奥の部屋に入るためには、「ここで見た事を信頼できる者以外には話さない」と心から誓わないと入れないそうです。
心から誓った事を認められたエリカ博士とシード中佐は、中に入る事が許されます。心から思わないと扉が出現しないという事です。
まるで心から信じないと魔法が使えないロストテクノロジーみたい。♪ピュルリクピュルリクビューティーフォー キューティーミルキーチェケラッッチョ
始まりの地
これが3日前、浮遊都市の水没地点から引き上げられた古代遺物と思わしき物体だそうです。
と、ここで舞台は3日前の回想シーン。
空の奇跡SCのラストで崩壊した浮遊都市は、ヴァレリア湖に落ちたそうです。しかし、ちょうど動力停止現象の真っ最中だったため、湖で漁をしている者はおらず、被害者は一切出なかったそうです。強いて言えば、せいぜい浮遊都市の落下で起こった津波で水をかぶった人が数人いたぐらいだったとか。
まあ、これはフィクションですからね。実際には、あんなデカイものが落下して、誰も犠牲者がいないなんて事はないでしょう。もっとも、あんな浮遊都市がそもそも現実にあってたまるかって感じなんですけど。
エリカ博士は、浮遊都市の落下地点から古代遺物をサルベージしています。古代遺物は現代の科学では解析不可能、それでいて興味をそそらずにはいられないんだそうで。
というわけで、古代遺物は無事引き上げられました。
回想シーンここまで。
引き上げた時には輝いていた古代遺物ですが、今はもう何の反応もありません。古代遺物は全て七耀教会が回収する決まりになってはいますが、力を失っている場合には引き渡しの対象外です。
しかし、エリカ博士は、自分らが苦労してサルベージしたものだから、所有権は自分らにあると主張します。これまでずっと七耀教会が古代遺物の存在そのものを隠していた。その間に結社はパテル・マテルなどという現代のテクノロジーを大幅に超えた兵器を出してきた。これ以上古代遺物に無関心でいるわけにはいかないと言います。
と、突然シスター服の娘が現れ・・・
七耀教会、星杯騎士団所属、従騎士リース・アルジェントと名乗ります。
「七耀教会侮れないわね。こんな娘を派遣して、こちらの意気を挫くなんて。」
「だけど、こちらにはコレがあるわ。」と言って、なぜか自分の娘の写真を出すエリカ博士。
「あなたにがいくら可愛いからって、免疫のある私には通用しないんだからね」
・・・って、どこが免疫があるねん。思いっきり効いてるだろ。いわゆる「効いてて草」状態。しかし、リースでこのダメージだと、レンなんか見たら卒倒しそう。
リースは、古代遺物はこちらが引き取ると主張します。
と、その時、突然アーティファクトが光り・・・・
「これで決まりですね。」
この古代遺物はまだ機能を停止していない事がわかりました。これで、所有権は七耀教会にあるという事が確定しました。
「盟約に従い、星杯騎士団ケビン・グラハムの名において、当古代遺物を回収させてもらいます。」
グランセル市内
この後の出来事は省略され、ケビンのセリフで語られます。エリカ博士は「それを持っていくなら、代わりにその子を置いていきなさい」と言って食い下がったそうです。
と、ここでリースのお腹が鳴ります。
「グラハム卿は疲れてらっしゃるんですよ。ありえない音が聞こえてしまうぐらいに。」
「ははははは、きゅるる~って・・・」
というわけで、百貨店に寄って食料を買う事にします。
リースは残ったパンを全部買い占めてしまいました。どうせ売り切れたら廃棄処分されるのだから、廃棄されるぐらいなら有効活用すべきだと言います。
と、ここで人の気配に気が付きます。
建物の後ろに誰かがいます。
ケビンは尾行に気づかないフリをしながら、船着き場に誘い出して捕まえる事にします。
尾行していたのは、結社の下っ端になったギルバートでした。
リースはなぜ自分らを尾行していたのか口を割りなさいとギルバートに迫りますが・・・
ギルバートは専用のメカを呼び出して反撃してきます。
ギルバートは冷凍弾でこちらを凍結のバッドステーテスにしますが、二人とも「キュリア」を使えるので、お互いにバッドステータスを治し合っていれば問題ないでしょう。
ブレイクキャノンは、撃つまでに時間がかかるので、照準をロックされている間に移動すれば簡単に避けられます。「避けようと思えば避けられる。」(©美馬)
ギルバートはHPが少なくなると、必殺「この通りだ。見逃してくれ。仲直りをしよう。握手をしよう。ひっかかったな。俺はエリートだぞ。お前さえいなければ。バーカ。まて、話せばわかる。」を使ってきます。これでやる気が削がれると、どんなに攻撃してもダメージが0になってしまいますが、3ターンぐらいで回復するので、それまでは回復アーツを使い続けていれば問題ないでしょう。
攻撃力が回復したら、クラフトで攻撃すれば簡単に倒せます。
ギルバートを逮捕しようとしますが・・・
と、ここで突然また古代遺物が光ります。
久しいな、ケビン・グラハム。いざ来たれ、贄よ、迷い人たちよ。
っていうか、どう見てもレーヴェです。本当にありがとうございました。
隠者の庭園
異次元空間に閉じ込められてしまいました。
「思った以上に面倒な任務だったみたいや。」
と、ここで零話終了。
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