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月の扉 

月の扉は長編です。時折プレイヤーが回想シーンの登場人物となって操作をしたり、戦いをしたりしなければならない場合があります。

途中の選択肢や戦いの勝敗でもらえるボーナスが増減する場合があります。 場合によっては回想シーンで死んでゲームオーバーになる場合もあります。(なぜ?)

月の扉①-1: オーバルギア開発計画 前編

扉のメッセージ:導力技術に長けた娘、我が元へ引き連れよ。
条件①:ティータを連れて行く。
条件②:試練に勝利する。

試練はティータだけで敵に勝利する事。敵はMOV DOWNの攻撃をしてくるため、導力砲の射程圏内まで近づく事ができません。ここではアーツで倒します。この敵はダークマターが効くようです。


浮遊都市崩壊から2週間後のある日、突然ティータの前に怪しげな男女が立ちふさがります。しかしこの二人こそ、帝国での仕事のために不在だったティータの両親でした。


「さあ、例の赤毛男はどこかしら?」

ティータの母エリカ博士は、ティータが赤毛の不良男と親しい関係になっているとの噂を聞いていたため、赤毛男を探します。しかもティータが「アガットさんの家って小さいけど暖かくてすごくいい所なんだよ。」などと火に油をそそぐ発言をしたものだから、エリカ博士は激怒。

「ククク、きっちりお礼はさせてもらわないと。」

っていうか、保護者非公認だったのかい。こんな保護者非公認でティータと付き合ったりしたら、これがもしリアル社会だったら通報されてとっくにタイーホされてますがな。

そこへラッセル博士が現れ、この装置は何だと聞きます。


エリカ博士が、これは自分が発明したものだと言うと、ラッセル博士はこんなもの昼寝しながらでも作れると言い返します。


その後、エリカ博士は、アルセイユに乗ったんならユリア様の写真とかハンカチとか制服のボタンとか、なんでもらってこなかったのかと問いただします。ラッセル博士は、ユリア大尉とはアルセイユの中でずっとお茶した仲だと言いますが、エリカ博士はさらに怒ってしまいました。


その夜、エリカ博士とラッセル博士は何やら図面を見ています。しかし、ティータには図面を見せてもらえませんでした。


ティータが喰い下がると、明日教えてあげると言われ、仕方なく今日は寝る事にします。


翌日、エリカ博士はパテルマテルのデーターを見ています。パテルマテルの、現代のテクノロジーをはるかに超えた性能に驚いています。


エリカ博士は、パテルマテルに対抗し得る兵器を開発すると言います。


ティータは、この計画に参加したいと言いますが、エリカ博士はティータの参加を認めようとはしません。それは、兵器というのは開発が終われば開発者の手を離れて、どんな用途に使われようが開発者は止める事ができないからだと言います。つまり、ティータが開発したものが、結果的に人を傷つける可能性もあると。


そうだ、お父さんに相談してみよう。


そう言うと、ティータはエレベーターに認証カードを差し込みました。

・・・って、ああ、親父が死んだ病院みたいになってるのね。私の父が死んだ病院では、霊安室のある地下2階に行くためにはエレベーターで特殊な操作をしなければならなかったので・・・って、そりゃメタルギア2の所でも書いたか。

ティータはダン博士に、エステルはレンちゃんと対当に話をしていたけど、自分にはまったく口出しできなかった事、レンちゃんの乗るパテルマテルと同じものがあれば、レンちゃんと対当な立場で話ができると考えている事を話します。

するとダン博士は、そのレンちゃんと話をするためには、オーバルギアは関係ないんじゃないかと言います。人と正面から向き合う事は大変なんだと。


さっきエリカさんと話をしても太刀打ちできなかっただろう?それはエリカさんが強い信念を持っているからだ。同様に、もしその子に深い事情があるなら、ティータはそれ以上に強い心を持たないといけない。

とはいえ、幼い頃に借金のカタに売春組織に売られてしまった子とどうやって対等に話をするかっていう問題もあるが・・・。ヨシュアみたいに、かつて姉を目の前で殺された過去があるなら別だけど、ティータにはそんなに辛い過去はありません(レーヴェのいうところの「闇が足りない」状態)からな。

アガットさんは言ってました。ケンカは気合だって。


オーバルギアがあればレンちゃんが何を見ていたのか少しはわかるかもしれない。だから、わたしこの計画に加わりたい。


という話をエリカ博士も後ろで聞いていました。


ま、いいわ、ちょっと甘い気もするけど。そのかわり、参加するからにはキリキリ働いてもらいますからね。


そして2週間後、オーバルギアが完成します。


しかしティータは座ったまま寝てしまいました。


こんな状態でミスられても困るし、起動実験は明日に回しましょう。明日の金曜日に・・・


と言った途端、ティータは飛び起きて、急いでお料理作らなきゃと言います。


アガットさん月に一度は来てくれるんだよ。


今回の実験には生贄を使います。アガット・クロスナー!!彼にはこの実化に命を捧げてもらうのよ。


ここで、オーバルギア開発計画前編終了。なぜかロングパレル改と3000ミラがもらえます。


このまま続けて後編を見ようと思ったら、必要な条件を満たしてないと言われてしまいます。


太陽の扉①-2: オーバルギア開発計画 後編

条件:前編を見ている事。ティータとアガットを連れている事。

後編を見るためには、ティータとアガットを連れて行く必要があります。


舞台は前編の翌日。エリカ博士は、オーバルギアでいたぶられて床に這いつくばっている赤毛の姿が目に浮かぶようだと言っています。


ダンは、エリカさんはアガット君がどういうつもりでティータに近づいているか確かめたいだけなんだと言います。


ティータは、「だから何度も言ってるように、アガットさんは言葉遣いは悪いしぶっきらぼうで乱暴だけど、本当は優しくていい人なんだよ」と言いますが・・・


火に油をそそいでしまいました。エリカ博士は急いでギルドに依頼を出しに行きました。


そして運悪く、エリカ博士がちょうど依頼を出してる時にアガットがギルドに到着。エリカ博士は、自分の処刑場を用意してる所にノコノコ現れるなんて・・・・。自分の罪ぐらい自覚しておきなさいと言います。

エリカ博士は、あなたにはオーバルギアの実験に協力してもらうと言うと、アガットは、遊撃士は便利屋じゃねえ。そんなに依頼したければ・・・・と言ってる所にティータが入ってきます、が・・・

しかしエリカ博士は、私のティータに半径1セルジュ以内に近づくなと言って去っていきました。


キリカは、今エリカ博士からギルドに正式に依頼された所だと言います。それもアガットご指名で。

新兵器オーバルギア試作機の実験への協力。これはラッセル一家が総出で開発していると言います。するとアガットは、ラッセル一家って事はまさかティータも加わってるんじゃないだろなと言うと、キリカはそこまでは知らないと言います。

ここからプレイヤーはアガットを操作します。ツァイス市内は一通り移動できますが、特にフラグを立てる必要はありません。教会で工房長がエリカ博士らが何も壊しませんようにとお祈りをしていますが、特にストーリーには関係ないようです。

中央工房のどこに行ってもティータもエリカ博士もいません。実はここもフラグを立てる必要はないので、中央工房のどの階にも行かずに直接屋上に行けばOKです。

屋上でダン博士がいます。

アガットはダンに、オーバルギアとやらの開発にはティータも関わっているのかと聞くと、ダンは、手伝っているのではなく、正式に開発メンバーの一員になっていると言います。もうティータも一人前の技師だし、自分にはもう教える事は何もないと言います。

アガットは、自分の娘に何させてんだと言います。常識で考えろ常識でと言います。

ダンは、パテルマテルという兵器を知っているかと聞きます。アガットは、それなら前に見たと言います。

ダンは、オーバルギアというのはそのパテルマテルに対抗するために開発された兵器で、信じられない事だが、ティータはそのパテルマテルのパイロットのレンという子とは友達だと言います。

僕もエリカさんも反対したんだが・・・、ティータはそのレンという子とどうしても話がしたいと。レンと対当の立場になれば話ができる、そう思っていると言います。

ティータも、実際にレン君をどうにかできるとは思ってないようだが、少なくともこの開発に関わっている間はレン君の事を考えている事ができる。ほんの小さなつながりだが、それが今のティータにできる精一杯の事なんだろう。そこまでの覚悟があるなら、もう子供扱いするわけにもいかないだろう・・・エリカさんはそう判断したみたいだ。

ダンは、実験場のある地下5階に行くための認証カードを渡します。


ただし、僕もまだ君の事は認めたわけじゃないから、と言います。

アガットは、「だから、その認めるって何の話だよ」と言います。っていうか、親が認めてない以上、これがリアル世界だったらアガットなんてとっくにタイーホですな。

地下5階。ティータがいます。お父さんとお母さんは、アガットさんの事を勘違いしてるみたいだと言います。


その後、二人でしばらく話をしていると、隠れて見ていたエリカ博士が現れ、今ティータに接近したわね。決定的証拠を掴んだわと言います。


そして実験開始。わかっているとは思うけど、攻撃していいのはオーバルギアだけ。もしティータにかすり傷一つ付けたら即刻死罪だと言います。


1回戦。普通にやっていれば勝てます。HPが4000未満になったらティアラルの薬を使いましょう。


倒すと、オーバルギアは煙を吹いて操縦不能になります。


ミサト「まさか、暴走?」 ゲンドウ「勝ったな」・・・って、そりゃエヴァか。じゃなくて、暴走してアガットに襲いかかります。


2回戦。HP、EPは満タンで、CPはさっきの続きからになります。


CPが100になったらSブレイクを押します。Sブレイクを2回使えば勝てると思います。


戦闘に勝つとオーバルギアは動かなくなり、その間にティータを救出します、が・・・


突如、オーバルギアが動き出し、背後から殴られます。


アガットは倒れてしまいました。


ティータは、わたしもうやめますと言いますが・・・


アガットは、この程度であきらめてんじゃねえと言います。


アガットは、ミーシャの形見の石を取り出します。これまでくだらない10年を過ごしてきたが、それでもこれだけはどうしても捨てられなかったと言います。お前だってどうしても捨てられないものができたから、この開発に加わったんだろ?だったら、最後まであきらめるなと言います。


という様子を、両親は背後で見ていました。


ダンは夕方うちに来なさいと言います。アガットは、「だから、最初からあんたの家でメシ食うために来たんだっつーの」と言います。

ダンが「歓迎しますよ?」と言うと、アガットは「急に敬語になるな!」と言います。

その夜、外でトラップにひっかかっているアガットの声がします。どうやら、家に着くまでの間にトラップが仕掛けられているようです。


エリカ博士は、実験はまだまだこれからよ、と言います。

この後、月の扉を出ると、ティータのクラフト「オーバルギア」が使えるようになります。

オーバルギア搭乗中はクオーツやアクセサリは無効になりますが、毒・睡眠・気絶・凍結・石化・小人・肥大は防げるようになります。

ただし、オーバルギア搭乗中でも「一撃での戦闘不能」は防ぐ事ができず、またスカルペンダント等のアクセサリも無効になってしまうので、一撃での戦闘不能攻撃をしてくる敵には使わない方が良いでしょう。

月の扉②:依頼人

扉のメッセージ:銀髪の華麗なる踊り子、我が元に引き連れよ。
条件:シェラザードを連れて行く

これはシェラザードがまだ準遊撃士だった頃のお話。ここまでロレント、ボース、ルーアン、ツァイスの推薦状を手にれたシェラさんは、正遊撃士になるための最後の推薦状をもらうため、グランセル支部で掲示板の依頼を次々とこなしていた。


ある日、グランセル支部に一人の女性が訪ねてきて、グランセルの町を案内してほしいと頼みます。しかし、シェラは、遊撃士は観光案内所ではないと言って断ります。


すると、ひと仕事終えて帰ってきたクルツさんが現れ、依頼人を一目見るや、シェラにこの依頼を受けなさいと指示します。その仕事が終えたら正遊撃士の推薦状を書いてやると言います。


シェラはしぶしぶ依頼人の女性と共にグランセルの町を案内する事にします。


しかし、依頼人の女性は何かから逃げるように、次々と行き場を変えます。シェラは、依頼人がは何かを隠しているんじゃないか問い詰めますが、依頼人は答えようとはしませんでした。


ホテルの前で二人は怪しげな男に見つかってしまいます。

ここで戦闘になります。アイナさんはNPCなので操作ができません。しかし、カバンアタックはわりと強力で、ほとんどは空振りですが、当たるとけっこうダメージを与えられます。

アイナさんのHPが0になるとゲームオーバーになるわりには、他のNPCと違って積極的に攻撃参加してくるので、アイナさんの体力はなるべく早めに回復させる必要があります。


その後、シェラさんが針金を使って地下水路のドアを開け、内側から鍵をしめます。しかし、外では黒ずくめの男たちが斧でドアを壊そうとしています。シェラたちは地下水路の奥へと逃げ込みます。


ここでの魔獣は弱いですが、シェラのレベルも低い上にアイナを守らないといけないので、かなり苦戦します。BGMは懐かしの空の軌跡FCの戦闘の曲です。

ここでは鷹目も陽炎もないので、魔獣を避ける事ができないし、無理に避けようとすると背後に回られて魔獣の先制になってしまいます。そこで、いったん正面からぶつかった後に退却を選んだほうが良いと思います。


通路の扉の開閉装置。レバーはロックされていましたが、開閉装置のロックツマミを隠している石を外してから、ロックを解除しました。

シェラはアイナに、こんな技術は知らない方がいいと言います。

ここでシェラは昔話をします。自分が捨てられた町は、常にドブの匂いが漂っていた。住人は刑務所から出所した奴や、自分のような捨てられた子供だけだった。自分は毎日のように盗みを働いて生計を経てていた、が、その盗んだお金もいつも男たちに殴る蹴るの暴行を加えられ、奪われていった。誰もが必死なフリをして楽な行き方をしていた。

その後、ハーヴェイ一座の団長に拾われて踊り子をしていたが、団長が亡くなってから再び元の生活に戻ってしまうのが怖かった。だから遊撃士になった。

空き家に逃げ込んだシェラは、王都は初めてだと言っていたのに王都に詳しいみたいだし、最初から様子が変だったと言います。なぜウソをついたのかとアイナに問い詰めます。

アイナは、大富豪の祖父から莫大な遺産を相続した事を話します。しかし、明日の正午までに相続の手続きをしないと無効になってしまう事、、グランセル城の前には黒ずくめの男達が待ち伏せしていて、城に近寄れない事を話します。


シェラは、なぜその事をずっと黙っていたのかと言います。あたしも遺産に目がくらむと思ったのか、あたしがそんな人間に見えたのかと言います。最初からちゃんと話してくれれば、ギルドの遊撃士総出で護衛したのに、と言います。


アイナは、遺言状には遺産は全てアイナに譲ると書いてあったと言います。遺言状が読み上げられた時、たくさんの人の瞳に殺気が芽生えたと言います。それは本来誰もが持っている感情だから。誰が、いつ、そうなってもおかしくないと思った。だから、遊撃士協会で本当の事を言うのが怖かったと言います。


翌朝、シェラ達はダンボールに隠れて進んでいるフリをして・・・・


ダンボールに隠れていたのは猫でした。シェラは背後から男たちに攻撃を仕掛けます。


ここで戦闘になります。シェラの先制攻撃です。HPは満タンからになります。この時点でシェラはオーブメントを持っていないので、アーツは使えません。ティアの薬は9個持ってる事になります。この後2戦しかしないので、ティアの薬はためらわずに、HPが150未満になったら使ってしまいましょう。


倒すと、さらに大勢の黒ずくめの男が集まってきます。シェラは、ここはあたしが食い止めるから、あんたは先に行きなと言います。


するとクルツとグンドルフが現れ、ここは任せろと言います。クルツはシェラに、お前は他人の助けを嫌う傾向にある。今ここですべき事は何かと尋ねます。

クルツはここ最近グランセルで怪しげな男達が潜んでいたために、その調査をしていたのでした。そして、アイナさんを一目見た時に、怪しげな男達から保護してほしいのだと理解したと言います。

最後に城の前で待っていたのは、アイナの伯父でした。アイナの伯父はアイナに、相続を放棄して自分に譲るように強要してきます。


ここで伯父は倒す必要はありませんが、他の3人は一人で倒す必要があります。時々アイナのカバンアタックも効きますが、外れる事が多いためあまりアテにはなりません。


戦闘員を倒すと、最後にアイナは伯父に「私は遺産が欲しくてここに来たわけじゃありません。でも、あなたのような方に1ミラたりとも渡すわけにはいきません」と言って、カバンで伯父をKOします。


城の中から衛兵が出てきてシェラを逮捕すると言います。

シェラは遊撃士バッジを見せて、自分は民間人を保護する任務の最中だと言います。すると衛兵は、いくら遊撃士協会が女王陛下に認められているとはいえ、王都の警備は我々王国軍の管轄だと言います。今回だけは見逃してやるが、今度同じ事をしたら逮捕すると言います。

正午の期限ギリギリに相続の手続きを済ませたアイナは、直後にこの遺産を全額リベールの福祉基金に寄付すると言います。

上がった分は寄付するつもりだったわけですね(って、そりゃ福留か)

月の扉③ 舞い降りた翼

扉のメッセージ:純白の輝きを秘めし娘、学徒たる証を携え我が元に引き連れよ。
条件①:クローゼを連れている。
条件②:編入試験合格証を持っている。

舞台はクローゼが王立学園に転校してきた直後の話。


クローゼは成績こそ優秀だったが、話し方が不自然にバカ丁寧で、どこのお嬢様だと学園中に噂になっていた。








その様子を影で見ていたレクターという少年が、クローゼに学園生活をあまり楽しんでないようだが、と聞いてきます。クローゼが早く馴染めるように努力すると言うと、そんな事をするためにここに来たのかと聞きます。ここでレクターは、自分は一応生徒会長をやっていると言います。


翌日、生徒会のみんながレクターを探しています。クローゼは、クラブハウスの屋根の上で寝てたと言います。実はそれはジークから聞いていたのでした。


ジルは屋根の上にいるレクターを発見しますが、直後に逃げられてしまいます。


ジルとハンスは再びクローゼにレクターの居場所を尋ねますが、ジークは見失ってしまったと言います。


レクターは講堂の2階で猫語辞典を見ていました。


数日後、レクターからダルモア市長に手紙を届けるように頼まれます。


ルーアンの市内で生徒会長のレクターをみかけます。後をつけていくと、レクターはカジノに入っていきました。


しかし、カジノのオーナーはレクターの事を「レクター様」と呼んでいました。


ダルモア市長は不在でしたが、秘書のギルバートに手紙を渡します。手紙は全校生徒の名簿でした。全寮制なので、学生たちをまとめて住民登録していると言います。


帰りにクラムが探しものをしているのを見かけます。探しものはすぐに見つかりましたが、クローゼはクラムを保護者のところまで送る事にします。


そしてクラムに案内されたのは孤児院でした。ここはクローゼが百日戦役で保護者とはぐれてしまった時、しばらくお世話になった場所でした。


それから1ヶ月後。クローゼは学校を抜け出しては孤児院に行く日々を過ごしていた。


夜遅く寮に戻ってきたクローゼに、ジルは男ができたのかと尋ねます。


クローゼは孤児院に行っていた事を話します。するとジルは、かわいそうな子供達を見ると放っておけないなんてクローゼらしいと言いますが、


クローゼは、あの子達はかわいそうな子じゃありませんと行って怒って出ていってしまいました。


女子寮を飛び出したまま入口の階段のところに座っていると、レクターから何をそんなに怒っているのか尋ねられます。しかしクローゼは理由を説明する事ができません。結局、クローゼは何について怒っているのかわからなかったのです。レクターは、もつれた糸は根本からほどかないとからまる一方だと言います。


ジルは、男子寮のハンスの部屋に行き、また無神経な事を言ってクローゼを怒らせてしまったと言います。「また」というのは、ジルは以前に同じような事で友達をなくした事があるそうです。

つか、この学校男子寮と女子寮近すぎね?おまけに入口に警備員もいないし。これじゃやろうと思えばやり放題(何をだ?)じゃないのさ。

ジルはこのままハンスの部屋で寝てしまいます。レオ先輩は、私は今日は外で寝るから心配するなと言って出ていきました。どうもレオ先輩は何やら誤解をしているようですが・・・。


事後・・・ではなく、翌朝ジルは孤児院に来ました。


クローゼは、自分が両親を亡くしている事を話します。そして、ここでお世話になっていた事を。両親がいないからってかわいそうだと決めつけられるのは嫌だと言います。可愛そうな子と言われた時、自分に対して言われたような気がしたと言います。


ジルは、クローゼの事情も知らずに軽率な事を言ってゴメンと謝ります。


翌日、レクターはまた生徒会の仕事をサボって逃げ回っています。


レクターはまた屋根の上にいました。クローゼは、これまで色々と助言をしてくれた事についてお礼を言います。

そういう先輩は、何のためにこの学園に来たのかと尋ねると、ヒマだったから・・・と、答えをはぐらかされてしまいました。その1週間後、レクターは突然退学届を出していなくなってしまいました。

ちなみに、このエピソードは「星の扉⑧:帝都への帰還」に続きます。

月の扉④:旅立ちの朝

扉のメッセージ:陽の輝きを持つ娘、その輝きを傍で支えし少年と共に我が元に引き連れよ。
条件:エステルとヨシュアを連れて行く。

舞台はFCの冒頭でヨシュアがブライト家に保護された日の夜。 ヨシュアはある人物の声にうなされています。「私が壊れた心を修復してあげよう。ただし、それなりの代償はもらうがね。」 しかしヨシュアには、それが誰の声なのか思い出す事はできませんでした。

その間エステルはずっと看病していました。


翌日、まだ歩くのがやっとのヨシュアが木陰に座っていると、エステルはいいものを持ってくると言います。


そして、ダンゴムシ、オニヤンマ、トカゲ・・・さまざまな虫を持ってきてヨシュアに見せます。


しかしヨシュアに、もう虫をもってくるのはやめてくれと言われてしまいます。

どうでもいいけど、二頭身キャラとかは除いて、吹き出しのイラストのキャラで一番かわいいのはレンかと思っていたが、ちびエステルはさらにそれの上を行く可愛さ。しかし、ちびエステルって回想シーンとか夢の中にしか出てこないんだよね。

一週間後、最近エステルが全然町に出てこないのを心配したエリッサとティオが来ます。


しかし、エステルは不在でヨシュアだけがいます。「エステルならでかけているぞ」と言ったきり、「君たちと話す義務はない」と言って話をしようとはしません。


ヨシュアは、この二人がレンと同じ執行者ではないかと疑ったようですが、隙だらけだし訓練を受けている様子もないので、組織のメンバーではない事を確信します。


エステルは、この子はあたしの弟だと言いますが、ヨシュアはそんなわけないだろと言います。


するとエステルは、ヨシュアを地面に叩き伏せて、今日からあたしがお姉さんだと言います。


エステルは今日も看病しています。ヨシュアが来てからこれまでずっと看病していたみたいです。


ヨシュアはカシウスに、あの子は何もわかってない。自分がどれだけ危険な事をしているかもわかってないと言いますが・・・・


カシウスは、何もわかってないのはお前の方だと言います。少なくともあの子は自分がいま何をすべきかわかっている。しかし、お前は今自分が何をすべきなのかわかっていない。わかっていないのはどちらかね?と尋ねます。

カシウスは、お前は保護はしたが甘やかすつもりもないと言います。ここに残るか出ていくかはお前が決めろと言います。

ヨシュアが保護されてから3週間後。エステルは、今日はリバヒリのために農場の手伝いをすると言います。ヨシュアは、それを言うならリハビリだろ、と言います。


しかし、あれから3週間経つのに、組織の追っては迫ってくる気配がありません。僕の居場所ぐらいとっくに突き止めてるはずなのに・・・と言います。

ちなみに、なぜ追っ手が来なかったのか、なぜヨシュアは放置されていたのか・・・については、FCを最後までプレイするとわかります。というか、3rdをプレイする人はFCとSCはクリア済みが前提ですから、言うまでもない事でしたね。

ヨシュアはまだケガが治ってないため、農作業は無理という事で、双子の赤ちゃんのお世話を頼まれます。ヨシュアはここでカリンの形見のハーモニカを吹きます。


エリッサとティオは、夕日を背にハーモニカを吹くなんてカッコ良すぎる、反則だと言います。


エステルはそれを聞いて苛立ちます。ハーモニカを吹くなんて生意気だと言います。

ここでエステルが怒ったのは、エリッサ達がヨシュアの事をカッコイイと言ったからでしょうかね。エステルはもしかするとこの頃から既にヨシュアの事を異性として意識していたのかもしれませんね。

その後、ヨシュアはまたある人物の声を思い出します。「私が壊れた心を修復してあげよう。ただし、それなりの代償はもらうがね。」

「そうだ、僕は代償を支払ってしまったんだ。僕の近くにいる大切な人を壊してしまうという代償を。去らなくてはならない」
結局、SCでヨシュアがエステルと別れようとしていたのも、ワイスマンの言う代償というのが、自分の身近な人を壊してしまうという代償だと解釈していたからなんでしょうな。だからエステルの予想も当たらずといえども遠からずって所でしょうな。

その翌日、エステルは特製のシロップで虫をおびき寄せると言います。


その後、新作のスニーカーのチェックをしますが、虫を捕まえに来た事を思い出して慌てて走っていきます。


それにしても、今ではオリビエの言う事に一同が唖然とするシーンがよくありますが、昔はエステルもわりと皆を唖然とさせてたようですね。


エステルは、昨日からヨシュアが口をきいてくれないと言います。エリッサは、何か辛い事があったんじゃないのかと聞きますが・・・


エステルは、そんな事はわかってると言います。でも、あたしじゃ解決できそうにないから、とにかく今は自分ができる事を精一杯やってるだけだと言います。

結局、エステルは単なるノーテンキに見えて、実はカシウスの言うように、全部わかってて行動しているようです。まあ、さすがに元殺し屋で、既に何人もの人を殺しているなんて想像もつかないでしょうけど。

ティオは、少しずつヨシュア君に何があったのか聞いた方がいいと言います。同様に、エステルもレナさんの事は話しておいた方がいいと言います。少なくとも、あの家にはかつてレナさんがいた事ぐらいは話しておいてほしいと言います。

しかしエステルは、そんな事はわざわざ話す必要はないと言います。

ちなみに、レナの事はFCの1章で時計台の前でヨシュアに話す事になります。

特製のシロップを完成させたエステルは、森の中で虫がおびき寄せられるのを待っています。


その頃、書き置きをして家を出ていこうとしていたヨシュアは、エステルの悲鳴を聞きます。


しかしヨシュアは、自分にはもう関係のない事だと言います・・・・が、


「ちょくしょう、なんで気になるんだ」・・・って、そりゃカイ・シデンか。じゃなくて、慌てて剣を持って走っていきます。


エステルは魔獣に囲まれています。どうやら特製シロップで魔獣をおびき寄せてしまったようです。


そこへヨシュアが駆けつけ、魔眼で魔獣を追い払います。


何やってるんだ、君は。君は後先考えずに危険な行動をしすぎる、もっと周りをよく見て行動しろ。


僕が来なかったら今頃は・・・


するとエステルは、巨大なカブトムシを見せます。


そしてエステルは、何があったのかは知らないけど、話したくなければ話さなくて良いと言います。ヨシュアが話してくれるまで待つから・・・と。だから今は、これあげるから元気出して、と言います。


するとヨシュアは、その虫が伝説の虫だと?たいした事ないね、と言います。


エステルは、もっとすごい虫をつかまえて驚かせてやるんだから、と言って走っていきました。


しかしヨシュアは言います。「もうとっくに驚いてるよ」と。

FCの最後でヨシュアはエステルに、最初に会った時から好きだったと言ってたけど、実際はこの時から・・・が正しいんじゃないでしょうかね。

結局ヨシュアは、自分がいるとエステルが危ないので去る決意をしていたのですが、自分がいないとそれはそれで危険という事で、結社が自分に声をかけてくるまではブライト家に留まる事にしたわけですね。

そして時間は飛んで、舞台は浮遊都市壊滅の1週間後・・・・


二人は皆に見送られて旅立って行きました。

月の扉⑤:幸せの石

扉のメッセージ:幸せの形は千差万別。その解釈もまた無限に存在す。汝らが手にせし幸せの形を一つ我が前に示せ。
条件:幸運のアーツを持っていること。
ここではプレイヤーは、マーシア孤児院のマリィを操作します。

もうすぐテレサ先生の誕生日。クラムは道具屋のオニールさんから、幸せの石の噂を聞きます。




クラムは、先生へのサプライズプレゼントとして、幸せの石を探すと言います。


マリィは、幸せの石について興味を持ちつつも、自分らは浜辺で拾った貝殻をプレゼントすると言います。


しかし、海岸にはあまり綺麗ではない貝殻や、割れてて状態の良くない貝殻ばかりで、プレゼントになりそうなものはありませんでした。小舟に何か光るものを見つけますが・・・


金の鎖でした。金のっていっても純金なわけないでしょうな。つか、純金だったら単なる拾得物横領ですな。


すると、そこにルシアとグラッツさんが通りかかり、今日からバザーが始まると言います。


バザーの会場に行って、幸せの石というのがないか聞いてみますが・・・


そういうものはないが、ちょうど今ぐらいの季節にはクローネ山が金色に輝く事があり、その時に山に入った人は幸せになれるという話を聞きます。


それを聞いたマリィは、クローネの山に行けば本当に幸せの石があるのではないかと考えます。


クラムが幸せの石を探しにクローネ山道に行くと話してた、とポーリィは言います。


そこで二人も後を追ってクローネ山道に行きますが、途中でポーリィとはぐれてしまいます。




バザーの会場にもいません。


その後村中を探しましたが、ポーリィはいませんでした。


と言ってる間に、自分がどっちから来たのかわからなくなってしまいます。


そして、どんどんマノリア村とは逆方向に歩いていってしまいます。


マリィは、とうとう疲れて動けなくなってしまいました。


と、そこへちびレグナートが通りかかり・・・


やがて日が暮れて、寒くなってきます。


マリィは薪を集めて焚き火をします。


そして二人はここで野宿します。マリィは、ちびレグナートの匂いを知っていると言います。


翌朝、ちびレグナートはいなくなっています。


一人で帰ろうとするマリィですが、吊橋から落ちてしまいます。


吊橋から落下していくマリィは、もう助からない事を察し、テレサ先生に謝ります。


「マイル、アイメル、お前たちはまだやり残した事がたくさんあるじゃないか」・・・って、そりゃ朱紅い雫か。


・・・じゃなくて、そこへちびレグナートが現れ・・・


マリィが「あなた飛べたんだ」と聞くと、ちびレグナートは、「まだ子供っスからね。大人になると、むやみに飛ぶと面倒な事になっちゃうんスよ」と言います。


そして気がつくと、マリィは街道で気を失っていました。これまでの事は全て夢だったのでしょうか?


ところが、ポケットの中には輝く石が入っていました。

クラムがバザーで見つけてきたペンダントに入れると、これがピッタリはまりました。さらに、海岸で見つけた金の鎖を繋いでみると、これもピッタリでした。こうして「幸せの石」が完成しました。

テレサ先生の誕生日。みんなはテレサ先生に幸せの石をプレゼントします。マリィは、テレサ先生があの魔獣と同じ匂いがすると言います。


マリィは「わかった、これが幸せの匂いだ」と言います。


しかし、ソーサリアンは自分の持ち物を見て驚きの声を上げた。今の話に出てきたアイテムを持っているのだ。


・・・ではなく、ケビン神父は驚きの声を上げた。なんと、今の話に出てきた「幸せの石」を持っているのだ。

ちなみに、これを身に着けていると常にセピスボーナスがかかってる状態になります。まあ、処理ルーチンとしてはそんなに難しい判断ルーチンを作らないで済むので楽ですね。

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