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空の軌跡FCとは

英雄伝説シリーズの第6弾です。


英雄伝説シリーズは、最初の頃(1~2)は続編でもナンバリングを1つ勧めていましたが、この軌跡シリーズからは続編ではナンバリングを進めません。なので、便宜上マイナーバージョン番号をこちらで付加しました。図のマイナーバージョン番号(小数点以下)は、こちらで追加したもので、正式ではありません。この空の軌跡FCは非公式ですがここでは「英雄伝説6.1」と呼ぶことにします。

今にして思えば、イセルハーサを英雄伝説1.1、1.2、ガガーブシリーズを2.1、2.2、2.3、空の軌跡を3.1、3.2、3.3というナンバリングにしておけば、ナンバリングに統一性ができたかもしれませんね。

しかしながら、一般的にバージョン番号というものは得てして、最初の頃は少しの変更でもメジャーコードを進めていったりするものなのですが、後に行くにしたがってだんだんマイナーコードが細分化されていくもののようです。F-BASICやWindowsもそのような傾向にありました。

環境設定

まずは環境設定をしてみましょう。

インストール後、デスクトップにあるティータのアイコン「空の軌跡FC設定」をダブルクリックします。



専門用語が多くてよくわかりませんが、大抵は「標準設定」で大丈夫だと思います。ペンティアム3とか4みたいなシングルコアのCPUで動かす場合は、「軽量設定」にすると良いでしょう。

この作品からガガーブ3作品(白き魔女、朱紅い雫、海の檻歌)とは異なり、[Print Screen]キーで自動的にスクリーンショットが保存されなくなりました。



この軌跡シリーズからMIDIが選べなくなりました。このゲームは発売された2004年には、既にWindowsにMicrosoft GS Wavetable SW Synthが標準装備となり、特に音にこだわらない限りこれで十分なため、わざわざ外部MIDI音源を購入する人はほとんどいなくなりました。

また、ハードディスクの容量もアップしたため、わざわざMIDIで演奏させなくともBGMを録音したデーターそのものを収録してもハードディスクの容量が不足する事もなくなりました。


入力は、キーボードはもちろん、マウスやジョイパッドでも可能です。キーボードの操作は、これまでの英雄伝説シリーズとほとんど同じなため、ガガーブシリーズをプレイした人なら違和感なく操作できるでしょう。

カメラ回転の[X][Y]キー、走って移動する[A]キー、地図表示[V]キーと[M]キー、レシピ手帳[C]キー、ブレイザー手帳表示[B]キーは覚えておいた方が操作が楽になります。

ゲーム開始

初期設定が終わったら、デスクトップのエステルのアイコンをクリックして、ゲームを起動します。


ゲームを起動させるためには、DVDドライブにゲームのDVDを入れておかなければなりません。Windowsの方で自動再生に設定してある場合、DVDを挿入すると同時にメニューが表示されるので、そこから「プレイ」を選択しても良いでしょう。

最初はセーブデーターはないでしょうから、「START」を押します。すると、オープニングが始まります。

オープニングが終わると、プロローグが始まります。

プロローグ

ある日、いつものようにエステルが父の帰りを待っていると、その日は特に父の帰りが遅く、ようやく帰ってきたかと思えば男の子を抱えていました。


エステルは、浮気してできた隠し子かと父を問い詰めますが、どういう経緯で連れてきたのか詳しく語りませんでした。ただ、ひどいケガをしているのでしばらくここで静養が必要なようでした。


そして、まるで夢を見ているように、少年時代は瞬く間に過ぎ去って行った。

・・・って、そりゃ朱紅い雫か。

ではなく、それから何年もの時が経ちました。

成長した二人は、いよいよ明日、遊撃士学校を卒業する事になりました。

・・・っていうか、ある日突然こんな可愛い子と同居する事になるなんて、そんなオイシイシチュエーションがあってたまるかってんだよな。まあ、フィクションだから仕方ないけど。

エステルは父から「リベール通信」を買ってきてくれと頼まれます。


ここでようやく操作ができるようになります。[0]でメニューを開き、とりあえずセーブします。じゃないと、この後停電したり間違ってウインドゥを閉じちゃったら、またオープニングから見ないといけない事になるので。

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