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白き魔女とは
白き魔女は日本ファルコムの英雄伝説シリーズの3作目です。
英雄伝説はドラゴンスレイヤーシリーズの第6弾「ドラゴンスレイアー英雄伝説」から始まり、3作目であるこの「白き魔女」からはドラゴンスレイヤーシリーズからは外れ、新たに英雄伝説シリーズというRPGのシリーズとなりました。
現在では、イースシリーズと並び日本ファルコムの看板タイトルとなりました。
ガガーブトリロジーとは
英雄伝説シリーズの中でも、1~2を「イセルハーサ編」、3~5を「ガガーブトリロジー」と言います。
「イセルハーサ編」と「ガガーブトリロジー」の間にストーリーの繋がりはありませんが、ガガーブトリロジー同士の話は同じ世界の話であり、話にも繋がりがあります。
ガガーブトリロジーは、ガガーブと呼ばれる地面の巨大な裂け目のある世界の話です。ガガーブの世界は、ガガーブおよび大蛇の背骨によって3つの地域に分断されており、北西の地域を「エル・フィルディン」、北東の地域を「ティラスイール」、南の地域を「ヴェルトルーナ」と呼びます。
ガガーブは巨大な地面の裂け目であるため、陸の部分で越える事はできず、海の部分では周辺の海が大きな渦によって荒れており、船の航行が不可能となっています。
また、大蛇の背骨は巨大な山脈であり、これまで何人もの登山家が大蛇の背骨を越えようと試みましたが、二度と帰ってこなかったと言われています。
そのため、ティラスイール、エル・フィルディン、ヴェルトルーナに住むそれぞれの住人は、ガガーブおよび大蛇の背骨が「世界の果て」と考えており、その先に別の世界があって人が住んでいるとは思っておらず、別の世界の事を知らないまま一生を終えると言われています。
この「白き魔女」は、ガガーブトリロジーの中でも一番時代が後の話であり、ガガーブや大蛇の背骨の向こう側には世界はないと考えられていた時代の一番最後の話です。
それ以降の時代はゲーム化されておらず不明ですが、おそらく科学技術の発達によりガガーブや大蛇の背骨を越えて交流や貿易が行われるようになったと思われます。
ティラスイールとは
ガガーブの世界の北東の地域をティラスイールを呼びます。
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白き魔女ではこのティラスイールの世界が舞台です。
ティラスイールはエル・フィルディンよりも広く、また、いくつかの国に分かれています。また、エル・フィルディンとは違い宗教戦争などは起こっておらず、各国との争いもなく、3つの世界の中では比較的平和です。
この世界では、わりと最近まで魔法が伝わっておらず、この物語の始まる数年前にミッシェルド・ラップ・ヘブンによってエル・フィルディンの魔法が伝えられたと言われています。エル・フィルディンでは黒魔法と呼ばれていたものがティラスイールではカントの魔法、白魔法と呼ばれていたものがチャペルの魔法と呼ばれています。
環境設定
白き魔女には、朱紅い雫や海の檻歌にはあった環境設定専用のファイルがありませんで、ゲーム内でメニューから選ぶようになっています。なので、画面はフルスクリーンに固定されています。
ゲーム画面は640x480です。朱紅い雫と同じく、画面のリフレッシュレートを60ヘルツにすると1024x768の画面の中央に小さく表示され、75ヘルツにすると画面全体が640x480になるように拡大して表示されます。横長のディスプレイを使っている場合は、全体的に横長になします。
BGMは、SC-88等の外部MIDI音源を接続しているととても良い音がするので、MIDIにしておきます。朱紅い雫のような、BGMの切替時に5秒ほど待たされる事もないようです。
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