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ゲルドの丘~忘れじの街道

ここでジュリオの装備をエスペランサーに変えます。

この剣こそアヴィンが使っていたあのエリュシオンから、バルドゥス神の魂が抜けたものです。エスペランサーはその後アヴィンからミッシェルに渡され、それを持つにふさわしい者としてデュルゼルが持つことになったようです。

発売順でいくと、白き魔女→朱紅い雫→海の檻歌なのですが、時代は白き魔女が一番後です。なので、できればこれから新たにWindows版でプレイする人には、プレイ順は時代通り白き魔女を一番最後にしてくれると嬉しいですね。

こうしてジュリオは、アヴィンの持っていた剣とフォルトの持ってた共鳴石から姿を変えた銀の短剣を託される事となりました。ガガーブシリーズ歴代の主人公の思いを背負ったジュリオは、ガガーブシリーズ最大の敵「異界の月」との最後の決着をつける事となります。

クリスは、ゲルドの墓前であなたが私達にしてくれた事は無駄にはしないわと誓います。


クリスは、さみしい道だと言います。っていうかBGMがとっても寂しい曲です。


ラグピック村の方に行こうとすると、デュルゼルさんに怒られちゃいます。ちなみに、この道はエンディングで獣車で通る事になります。

ルード城下町

兵士の邪魔にならないように端を歩くんだな、と言われます。んな、悪人に騙されてるくせに偉そうに。


しかし王様が悪人に騙されているor洗脳されているor偽物が化けているとかで、兵士がそれに気づかず従わされているなんて展開は、物語の定番だから仕方ない。ワンピースのワノ国編だって光月スキヤキが偽物で騙されていたわけだし(って関係ない?)

デュルゼルは、宿屋の主人に「さざなみは終わった」という合言葉を言います。


すると、二階の右の部屋が空いてるから、そこで待っててくれと言われます。


クリスは、ブリット隊長って誰?と聞きます。デュルゼルは、城にいた時から目をかけていた男で、信用できる男だと言います。


宿屋の主人が来て、モスコスの家の2階で落ち合うという話です。


城に入ろうとすると、門番の兵士に止められます。


モスコスの家の2階。クリスは、そのブリット隊長って信用できるの?と聞きますが、デュルゼルは、何かを信用しなければ物事はなに一つ進まないと言います。まあ、そんなに内通者を恐れていては、仲間は増やせませんからな。


ブリット隊長が来ます。兵士は魂を抜かれていて、命じるがままに恐怖も情けも感じず行動するそうです。


ルドルフ王も玉座に座ったまま動くことができないと言います。


デュルゼル様が入口の兵士に話しかけたら、ブリット隊長が出ていくそうです。


不審者の取り調べと言えば兵士たちも入れてくれるでしょうと言います。


ジュリオは、後で仲間が何人か来るので、その時は城に入れてほしいと頼みます。ブリット隊長は、なんとか努力してみると言います。その場合も同じ手で入れちゃうんでしょうな。


そのまま城内に入ってしまうと勝てないので、忘れじの街道まで戻ってレベルを41まで上げます。


レベルが41になったら、打ち合わせ通り門番の兵士に話しかけます。


すると、ブリット隊長が出てきて、怪しい奴らめ、取り調べをするからこっちに来いと言います。


アニメだと視聴者に作戦を明かした場合は作戦通りにはいかないんだけど(作戦がうまくいく場合は、「ちょっと耳を貸せ。ごにょごにょごにょごにょ」とか、作戦を話すシーンは飛ばして「という作戦で行く」とか言って視聴者には見せない)、ゲームの場合は事前の作戦の通りに上手くいくって事がままあります。

ルード城

中に入るとブリット隊長が「失礼しました」と言います。


中にいる兵士は魂を抜かれているので、レバスが命令するまでは一歩も動かないと言います。


中には兵士がいっぱいいますが、じっとしたままです。メタルギア2のマネキンかな?

実は1人が本物で「!!」って言う・・・・なんて事はありません。

その先でパペットマンが襲ってきます。パペット人形を兵士として使う技術はヴェルトルーナの技術のはずだが・・。レバスがヴェルトルーナから輸入したのかな?


レバスがいます。今日の儀式でラウアールを呼び出せると言います。


レバスは瞬間移動して逃げて行きました。王様は魂を抜かれていて意識がありません。


イザベルの塔の入口。閂がかかっていて入れません。


兵士が襲ってきますが、グースが石で倒します。倒れている兵士から銅の鍵を取ります。


シャーラは、ハックからの伝言で天球儀を破壊する前に表皮を取り除かないとダメだと言います。


いったん玉座まで戻り、玉座の左側へ進みます。宝物庫を通って地下迷宮へ向かいます。宝物庫でデュルゼルとクリスの装備を整えます。(やってる事はグースと変わらない・・・かも?(ちゃんと後で返すからいいのかな?))

正邪の槍を取ります、が・・・


魔法「闇縛り」って、自分が動けなくなってしまうバッドアイテム。こんなもん捨ててしまいましょう。ちなみに、呪いとかはかかっていません。デュルゼルには流星の槍を持たせましょう。


シールドローブを取ります。クリスに装備させます。


ここからはメタルギアのカード1を使ってカード2を取ってカード2を使ってカード3を取って・・・みたいな感じで、鉄の鍵を使って鋼の鍵を取り、鋼の鍵を使って銅の鍵のかかった扉へと進みます。




何の鍵がかかっているかは表示されるので、ドアの前で表示された鍵(鉄なら鉄、鋼なら鋼)を使います。


その先でカジムがいます。レバスの力で死者も蘇るそうです。レバスもやっぱり、冥府に行って連れ戻してきたのかいのう。

えー、だったらゲルドも生き返らせてくれよ。あと、マドラムとドミニクもお願い。それとローディの両親も。

クリスは、ガルガに魔獣を寄生させて操ったりと、やることが卑怯だと言います。


カジムは、目的のための策謀に卑怯も公正もないと言います。んな両津みたいな事言いやがって。




ガルガを操るのは何年も前から実験を試み準備を進めていたそうです。


すると、男の声で「15年ほど前にもその実験をやったんだな」と言いいます。


男の声はローディでした。ガルガへの敵討ちはやめたが、そうとわかっちゃ許せねえと言います。


しかしローディは決して復讐ではないと言います。俺にはまだやりたい事がいっぱいあるので、こんな所で命を無駄にしたりはしないと言います。


するとデュルゼルは、それだけわかっていれば任せても大丈夫だろうと言います。


ローディは、誰この人?などと失礼な事を言います。


ジュリオは、このお方こそあのデュルゼル様だと言うと、あんたこそ俺が憧れ続けた英雄だと言います。


この場はローディに任せて先に進む事にします。


クリスは、呪いの魔法に気をつけてねと言います。


でも、これでまた死に際に呪いなんかかけられたら、また迷いの森まで行って角を削ってもらわないといけなくなるよね、フィリーに。アルグレスだって、そう何度も削られてたまるかって感じだよね。

ああ、でもアニメ化するんだったら(されないだろうけど)、カジムが死に際にまた呪いをかけようとして、それをグースが出てきて阻止するって展開にすればいいか。グースが「おっと、そう何度も同じ手にひっかかってたまるかってんだ」とか言って。

PC-9801でプレイしてた時は、ここでデュルゼルかステラが抜けてローディに交代するのかと思ったら、そんな事はなかったぜ。やっぱラスボス戦にはローディを加えて欲しかった気がしなくもない。

この兵士はイザベルの塔から降りてきたら迷子になったそうです。


この兵士は、変な術をかけられそうになったので逃げてきたそうです。ステラは、今出ていくとまた術をかけられるので、今はここ(迷路)にいた方が安全だといいます。事が済んだら誰かを迎えによこすからそれまで待っててと言います。(伏線)


問題は、ここ。一見下に行けないように見えますが・・・


実は下に抜けられるんですね。

んなもんわかるかー!

まったく、PC-9801版ではここで3日ぐらい悩んだぜ。最後に結局はGoogle検索して他のサイトに載ってるマップ見ちゃったし。

さっきの場所から右下に出ちゃうと、ここから左に進んでスタート地点に逆戻り。正しくは下をくぐって上に向かうのが正解でした。


その先では魔獣が待ち伏せしています。

つか、どうせ定点エンカウントなんだから、どこも待ち伏せな気がしなくもない。

魔獣を鎧の兵士が一瞬で倒します。しかしクリスは、魔獣よりもやっかいな敵が現れたと言います。


しかし、鎧の兵士の正体はアルフでした。


ジュリオ達が出発した後、オルドスの大神官のところに様子を聞きに行ったら、ジュリオ達がこちらに向かったという事だったので、先回りしてここに来ていたそうです。それはそうと、どうやって入れてもらったんだろう?(やっぱりブリット隊長の「怪しい奴め、取り調べをしてやる」かな?)


その先で、グースとシャーラが道に迷っています。


ここで挟み撃ちにされます、が・・・


モリスンが助けてくれました。オルドスでの様子がしらじらしかったので、陛下に報告したのちこちらに向かったそうです。書いてないけど、多分モリスンさんも大神官にラウアールの事を聞いてきたんでしょうな。

念の為ここでセーブしておきましょう。さもないと・・・

注意。ここには2段の段差があって、降りてしまうと、かなり前まで戻されてしまいます。

ちなみに、これは失敗。セーブしたところからやり直し。

このゲームでは一方通行というものはないのですが、2段の段差が事実上の一方通行になっています。(降りられるけど登れない) ルード城の地下迷宮では、あえて2段の段差を降りなければならない所はなく、2段の段差を降りてしまうとだいぶ前に戻されてしまうトラップが数箇所あります。まったくイヤラシイマップです。

つか、自分の背の高さぐらいの段差ぐらい登れよってんだよな。スペランカーかよ。(死なないけど)

イザベルの塔の入口(地下迷宮側)


内側から閂を外します。


すると、さっきの中庭側からのイザベルの塔の入口に出ます。これをやっておくと、次から地下迷宮を通らずとも中庭からイザベルの塔までショートカットできます。


とはいえ、このゲーム、戦闘が終わるとHPもVPもバッドステータスも全回復してしまうというぬるいルールな上に、MP切れで魔法が使えなくなる事もないので、いったん町まで戻る必要もありません。

イザベルの塔

黒き波を召還する方法が書かれています。異界の黒き波は、人の嘆きの思念によって引き寄せられると書いてあります。


海の檻歌をプレイしてから白き魔女をプレイするとわかりますが、つまりこれは900年前に異界に追放した害周波(=異界の月)を、こちらの世界に呼び戻す方法というわけです。

つまり、レバスは天球儀を作ってこちらの世界に害周波のかたまりを吸い出そうとしたわけですな。で、事が済んだらもう、異界に戻れば異界には害周波がなくなって万々歳、みたいな。

ガルガを使って町を破壊したり戦争をおこしたりして、人々に嘆き、悲しみを与えていたのも全て害周波をこちらに引き寄せるためのエサだったわけです。

やっぱりガガーブシリーズは発売順ではなく、朱紅い雫、海の檻歌、白き魔女の順でプレイすべきでしょうな。じゃないと意味がわからないもん。

魔法抵抗の指輪3を手に入れます。実はこれが最重要アイテム。ラスボスのイザベル王妃は魔法で攻撃するキャラなので、最後は魔法抵抗がものを言います。


クリスに装備させます。残りのキャラは魔法抵抗の指輪2にしておきます。


この時点で全員のレベルは43前後だと思いますが、このままではレバスにもイザベル王妃にも勝てません。最後の戦いを前に、ここを100往復ぐらいして、全員のレベルを48にします。


どうでもいいけど、この椅子の模様、最初ドラゴンボールかと思った。


後ろ方追手が迫ってきました。グース達にしんがりを任せる事にしました。


シャーラがここで追手を食い止めると言います。

レバスとの対決

天球儀が既に最高点まで成長したと言っています。


異世界の人間は生まれつき魔法が使えた。しかしそれが仇になった。魔法を使う時に消化しきれなかった負の理念が蓄積されて手に負えない怪物となってしまった、と言います。

本当はちょっと違うんだけどね。まあ、この頃はまだ設定が固まってなかったって事で。

ラウアールを異世界に押し付ける事には異世界でも反対意見があった。それで、一部の者がこの世界に来て、それが許される行為なのかを確認する者もいた。それが魔女の巡礼・・・


デュルゼルの話では、悪い予言をすると魔女の呪だとか言って石を投げられたそうだが・・・。普通、それなら「やはりこの世界は滅ぶべき」って結論を出しそうなものだけどね。

クリスは両方の世界を救う方法はなかったの?と聞きますが、レバスは可能性ならあった、だがそれを調べている時間がなかったと言います。


レバスと戦います。

しかしレベル48ならオートで楽勝。

しかしレバスは、既に儀式は終えたと言います。既に呼び寄せたラウアールをどう食い止める?


と言い残してレバスは粉になって消滅しました。


ステラは天球儀を包む表皮を爆弾で破壊しようとしますが、びくともしません。


モリスンが、真紅の炎ならあるいは・・・と言うと、ジュリオはそれを持っていると言います。しかし、普通サイズの真紅の炎では爆発しません。

この場にいる魔法が使える3人・・・モリスン、ステラ、クリスが真紅の炎に魔力をそそぎこみ、真紅の炎を肥大化させます。

Windows版の朱紅い雫でミッシェルさんとアヴィンとルティスでとった方法ですね。

ステラが真紅の炎を投げようとしますが、1個しかないので百発百中のグースが投げる事になります。


グースの投げた真紅の炎は大爆発を起こし、天球儀の表皮はなくなりました。


続いて天球儀の本体。5つのシャリネを巡回した者が、5つのシャリネを巡回した銀の短剣を使わないと破壊できないと言われています。なのでジュリオが銀の短剣を投げます。


天球儀は破壊され、兵士や王様の魂は解放されます。


そこへハックが来て「しまった、遅かったか」と言います。


天球儀が残っていれば別の方法もあったのだが、今となってはイザベル王妃を倒すしかなくなったと言います。


イザベル王妃がこの近くにいるはずだと言います。天球儀から離れてしまうとラウアールを引き寄せられないので。


ローディは、この件がうまくいったら頼みがあると言います。ちなみに、ジュリオではなくデュルゼルに言ってます。


グースは、3000万ピアぐらいもらわないと割に合わないと言います。


その先で天井が崩れてグース達はこっちに来れなくなってしまいました。


シャーラと山賊たちが石をどけますが、時間がないのでジュリオ達は先にイザベル王妃を倒す事になります。


なるほど「なんで全員総掛かりで攻撃しないんだ」と言われないように、ジュリオ達だけで戦う理由をつけたわけですな。

ちなみに朱紅い雫(Windows版)では、敵に足止めされて主人公のパーティ以外のキャラはラスボスの所に来れなかった(倒してから追いついてきた)事になっています。また、海の檻歌では他の人は倒されてアリアさんは声が出せなくなったって事になっています。もっと言うなら、英雄伝説2では他のキャラは橋が壊れてラスボスの元へ行けなくなっています。

イザベル王妃との戦い

イザベル王妃は、私達の世界に代わりこの世界が終末を迎えるのですと言っています。


クリスは、自分達が生み出したラウアールをこっちの世界におしつけるなんで自分勝手だと言います。イザベル王妃は、あなた方、いえ、この世界にも罪はあるのですと言います。


ステラはこの世界の罪とは何だと聞きます。それによっては滅びの道でも受け入れると言います。するとイザベル王妃は、それについては今更何を言っても仕方ないと言います。

イザベル王妃は、最後のチャンスを与えると言います。あなた方が私を倒せばラウアールを引き寄せる力はなくなると言います。


そしてイザベル王妃との戦いになります。


・・・が、いったん退却してセーブします。

全員のアクセサリの装備を、魔法抵抗の指輪2と3にします。(イザベル王妃は魔法で攻撃してくるので)

イザベル王妃は恐ろしい姿に変身しますが、朱紅い雫や海の檻歌のようなビッグモンスターにはなりません。やっぱりラスボスはビッグモンスターにならないとイマイチ物足りない気はします。

一度退却すると、時間がかかればかかるほどラウアールを食い止める可能性が少なくなると言います。

とはいえ、このゲームでは、何回以上退却すると時間切れゲームオーバー、なんて事はありません。また、何度退却しても難易度は同じです。

しかし、あんまり戦闘に時間をかけているとデスレイスがどんどん増えてしまい勝てなくなります。なので、戦闘になったらまず真っ先にアスタベル一体に全員の攻撃を集中させて倒し、アスタベルを倒したら全員でもう一体のアスタベルに攻撃を集中させます。

アスタベル2体を倒したら、デスレイスは無視してイザベル王妃に攻撃を集中させます。

イザベル王妃は回復呪文を得意とする(本来はチャペルの魔法使いなのかも?)ので、全員の攻撃を集中させないと、少しでも回復の隙を与えるとすぐにHP500まで回復してしまいます。しかし、全員が魔法抵抗の指輪をもっていれば、イザベル王妃の魔法攻撃はたいした事ありません。

イザベル王妃を倒しました。


イザベル王妃は死に際に、これで世界が救われたかどうか私にもわかりませんと言います。


しかしせめてこの世界が救われる事を今は祈りましょうと言います。

クリスは、こちらの罪とは何かと尋ねますが、イザベル王妃は「罪は誰にでもあるのです」と言って消えていきました。

しかし、空はラウアールの波で覆い尽くされてしまいました。ラウアールの波は既にこちらの世界に全て引き寄せられていたのです。


すると、そこへゲルドの杖が空に上っていき・・・


ゲルドの魂が現れます。


ハックが追いついてきます。ラウアールの波と同化しようとしているそうです。


ラウアールの波と同化した後、自分の魂を消滅させるしかもう手はないと言います。


デュルゼルは、なぜそこまでしてくれる、この世界がお前に何をしたというんだと言います。

何をしたかって・・・そりゃ魔女の呪いだとか言って石をぶつけたぐらい・・・かな?

クリスは、もうあっちの世界とかこっちの世界とか分けて考えてはいけないんだと言います。ゲルドはどっちの世界も救おうとしたと言います。

ジュリオは、どっちかの世界だけが助かるなんて、そんな解決法ウソだと言います。

ジュリオはハックに、もう一つの方法って何かと尋ねます。


今から997年前、ガガーブ歴元年、大地にガガーブが生まれた年、同じようにラウアールの波が押し寄せた事があった。その時は異世界にラウアールを押し出したと言います。ガガーブはラウアールを異世界に押し出す時にできたものだと言います。

つまり、それがイザベル王妃の言っていた、こっちの世界の罪・・・

ラウアールを解決する方法は3つある。1つは異世界に押し出す方法。それが997年前の人がとった方法。もう1つはラウアールが好む嘆きの思念のこもった器に封印する方法。


しかし、この方法は天球儀が破壊された時点で不可能になったし、そもそもそれだと魂を抜かれた兵士や王様を助ける事ができなくなる、今となっては恥ずべき方法だと言います。それに、その方法だと一時しのぎにしかならず、またいつラウアールが出てくるかわからないと言います。

原発事故に例えると「石棺」みたいなものかな?そういえば石棺もいつまで持つんでしょうね。あれも一時しのぎのまま何十年も経っちゃってるけど・・・。ひとたび暴走した原子炉を消滅できるほど科学が発達するためには、まだあと数百年かかりそうな気がしなくもない。

3つ目の方法は、純粋な魂でラウアールを浄化する方法、つまり、いまゲルドがやった方法だと言います。結局、根本的な解決になるのは、この方法しかないと言います。

ハックは、もう悲しい話はよそうと言います。


でも、海の檻歌でやったみたいに歌でどうにかなるんじゃなかったっけ?ミッシェルさんやトーマスはその現場にいたのに。トーマスがヴェルトルーナからアリアさん連れてくればいいのに。(年齢的に無理?)

エピローグ

ステラは、ゲルドがいなければ私達は何一つしらないまま滅んでいただろうと言います。モリスンは、白き魔女の道標があったからこそ我々は救われたのだと言います。


そういえばローディがいません。バダットは、ローディなら地下で迷子になっている兵士を助けに行ってると言います。


ローディが戻ってきます。さっき地下で迷子になっていた兵士を連れてきます。あれ?2人いたはずなのに。もう一人はどうした?(まだ迷ってる?)

てっきり、エンディングの後オチとして出てくるのかと(って、こんなシリアスな話にオチなんかないか)

ブリット隊長が戻ってきました。兵士たちは正気を取り戻したので、もう戦争になる事はないと言います。


ジュリオはエスペランサーをデュルゼルに返します。やっぱりこの剣はデュルゼルさんが持っているのが一番ふさわしいと言います。

まあ、デュルゼルさんはミッシェルさんがこの剣を託すのにふさわしいと選んだ人物ですからな。ジュリオにはまだ早いかと。

ハックは、この水のない噴水が今の気分そのものだと言います。ゲルドはもしかして死んでいるのかもという覚悟はあったが、実際に死んでいて魂さえ消滅してしまったという事実を目の当たりにしては・・・、と言います。

ハックは、この後もう少し遺跡を調べてみると言います。

すると借金取りが来てハックは逃げていきます。つか、5000ピアぐらいなら、ジュリオが余裕で立て替えられるではないか。(最終章になるともうお金は何万ピアもあって余る)


デュルゼルは口下手なので、手紙を書いたと言います。帰る間に読んでくれと言います。


ローディはこの後旅に出るが、その前にデュルゼルに剣士の心得を教えてもらうと言います。


デュルゼルからの手紙。この時のBGMは名曲なので、Enterキーを連打などせにゆっくり読みましょう。

皆は俺の事を英雄と呼ぶが、城での俺の役目は役人の兵士と変わらない。実際、牢屋でただ巡礼を済ませた者が現れるのをただ待っていただけだ。お前達が来なければたとえ世界が滅んだとしても重い腰を上げる事もなかっただろう。本当の英雄は民とともにある。ゲルドやお前たちの方がよっぽど英雄と呼ぶにふさわしい。


生きて戻った者のない魔女の島からただ一人戻り、魔法の町オルドスを開いた大魔道士オルテガがこの地を離れ隠居しているという事を耳にした。

オルドスにいた頃は会おうとは思わなかったが、隠居しているなら話は別だ。俺はオルテガに会いに行った。

その後はお前たちに話した通り、ゲルドの巡礼に同行した。その後、ゲルドを埋葬した俺はゲルドの傍らに落ちていた杖をオルテガの所に持っていった。オルテガはその杖を見て驚愕した。巧妙に力を封じてあったが、杖に込められた力は予想をはるかに越えていた。杖にはゲルドの意思が込められていた。


オルテガは持っている魔力の全てを注いで、その杖の形を変えた。ゲルドの力が容易に発動しないようにするためだ。ゲルドの力はゲルドの墓前で銀の短剣と並べた時のみ発動するようにしておいた。そのように細工をしたのはオルテガだ。そのため、オルテガは魔力の全てを失った。

PC-9801版をプレイした時は、ガガーブの世界に「オルテガ」というゲームに未登場の人物がいるのだと思ってました。しかし朱紅い雫、海の檻歌をプレイした後にこの手紙を読むと、オルテガとは魔女の島から戻ったただ一人の人物という事なので、そんな事のできる人物がガガーブの世界にいるすれば、それはミッシェルさんぐらいでしょう。

つまり、オルテガ=ミッシェル・ド・ラップ・ヘブンのようです。

ラップの杖は、オルテガという謎の人物が形を変えてから、まわりまわって、それがゲルドの杖である事を知らないラップ爺さんからクリスの元へ偶然渡ったと思ってたのですが、真相はミッシェルさんが害周波の処理をクリスに託すためにゲルドの杖を渡したという事のようです。

本編では、オルテガ=ミッシェルという事は明確に書かれていませんが、ガガーブシリーズを全てプレイすればおのずとわかるようになっているわけですね。

ローディはデュルゼルさんに稽古をつけてもらっていました。

・・・はいいけど、このシーン無駄に長い。もうちょっと短くてもいいような気がしなくもない。

しかしエスペランサーは折れてしまいました。ローディは、「希望」という名の剣が折れてしまったという事は、希望はもうなくなったのではないかと言います。

デュルゼルは、希望は一つではないと言います。希望が消えてもまた別の希望が生まれると言います。今の自分にとっての希望はローディだと言います。


ファルコムの次回作は、この時代から100年後、ローディからエスペランサーを託された人物を主人公としたゲームです・・・って、そんなものはありません。っていうか作りません?買うよ?

デュルゼルさんの手紙の最後には、時には刃がこぼれ、すぐにでも折れそうな剣が最良の名剣となる事もあると書かれています。


っていうか、エスペランサーってレアメタルでできてるので、そう簡単に修復できないよね。少なくとも、エル・フィルディンまで持っていかないと。ティラスイールには巨大な高温タイプの溶鉱炉とかないし。この後どうやって直したんでしょう?(直せなかった??)

ラグピック村

夢と同じく、ログが倒れています。あれは正夢だったのでしょうか?


・・・と思ったら、単に寝てただけでした。ログは昨日ジュリオ達が帰ってくるという知らせを聞いて、徹夜で歓迎式典の準備をしていたのでした。


トロバさんも来てくれました。


二人は盛大な歓迎を受けます。


ミッシェルさんが来ました。


二人はミッシェルさんと共に、他の人に話を聞かれない場所に移動します。


ジュリオは、白き魔女はこの世界のために命を落としたけど、それで良かったのかと言います。


ミッシェルさんは、巡礼の旅は楽しかったかと聞きます。ジュリオは、楽しかった事もあれば辛かった事もあったと言います。

ミッシェルさんは、ゲルドも同じだと言います。楽しかった事もあれば辛かった事もあったはずだと。でも、一度でも楽しいと思える瞬間があれば幸せだったのだと言います。


ジュリオは、大蛇の背骨の向こう側やガガーブの向こう側にも行ってみたいと言います。

そういえばフォルトも最後にそんな事言ってましたな。ジュリオはクリスを誘ったりはしなかったけど・・・。

ジュリオは、なぜラップじいさんはすごい魔法使いなのにみんなに黙ってるのかと聞きます。ミッシェルは、今はもうドラゴンを倒して英雄になる時代は終わったと言います。これからは一人ひとりが得意な分野を生かして社会貢献するための時代。そのためには英雄など邪魔なだけだと言います。

ああ、それなんで、次回作はこの後の話ではなく、この前の話になったわけですな。

ガガーブの先に世界はなく、大蛇の背骨の果にも世界はないと信じられていた時代の終わりに、ジュリオとクリス巡礼の旅をした。


白き魔女と呼ばれた一人の娘がティラスイールを旅をした。

終わり。

プレイしてみて

PC-9801からのベタ移植なわけですが、せっかくWindowsなんだからもうちょっとCGとか入れてほしかったですね。特にゲルドが殺されたシーンとか。どうしても二頭身キャラだとコミカルというか、人形劇に見えてしまうので。

Windowsのソーサリアンは、若い戦士が全然カッコよくなかったりセリナ姫が全然可愛くなかったりと、キャラの改悪が目立つのですが、白き魔女はWindows化するにあたってPC-9801のドット絵をそのまま流用しているため、クリスが可愛くなくなってしまうという最悪な事態は避けられましたが、できれば多色CGで描き直してほしかった気もします。640x480で拡大表示するとどうしても粗っぽさが目立ってしまうので。

海の檻歌Windows版と同様、時々画面の色がおかしくなるのはどうしたものか。

朱紅い雫ではそのような現象は起きないので、色がおかしくなるのがビデオカードの仕様だとしても回避する方法はあるはず。そもそも、リフレッシュレートが60Hzだと1024x768の画面の中央に小さく表示され、72Hz だと800x600に拡大して表示されるのですが、原因がわかりません。初期設定で選べれば良いのにという気はします。

話はPC-9801版と同様とても面白いです。このゲームが発売された当時、英雄伝説シリーズの新作と聞いて、てっきり2の続きだろうと思って買ったのですが、雑誌の記事を見て続きでもなんでもないと知ってそのまま遊ばないまま仕事が忙しくなって放置していたわけですが・・・

私の予想では英雄伝説1~2のプログラムを使いまわしてシナリオだけ変えたんだろうと思っていたのですが、実際は1~2とはまったくの別物。プログラムの流用の形跡すらありませんで(って解析したわけじゃないけど)、むしろ英雄伝説の肩書をつけなくても良かったんじゃないかとい気もしました。

このゲームが発売された当時の20代の私はまだ感動の沸点が低く、英伝2ですら感動してたぐらいなので、もし当時私がすぐにこの白き魔女をプレイしていたら涙腺崩壊していたかもしれませんね。

英雄伝説1~2は主人公がのちに伝説の英雄になったわけですが、3はジュリオ達が伝説の英雄になるわけではなく、かつて白き魔女と呼ばれた英雄の足跡を辿る話でした。それも、当時は人々から恐れられとても英雄とは呼べない存在だったのが、死んで20年後に英雄になるというのも面白いと思いました。

ただ、ガガーブシリーズで通してみると、誰が英雄かというと間違いなくミッシェルさんでしょう。ガガーブシリーズで最もキャラが立っているのもミッシェルさんかもしれません。いっそ、ミッシェルさんを主人公として、ガガーブの世界全てを巡るゲームができると嬉しいんですけどね。今からでも作りません?

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