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賢者の館~チブリ



マイルは、フィルディンから先はボルン、ニューボルン、ギアと続いて港町バロアがあるはずだと言います。


白き魔女とか海の檻歌では地名を言われてもさっぱりわからなかったのですが、なにしろPC-9801ではもう同じ場所何百往復もさせられましたからな。エル・フィルディンは任せて。ティラスイールやヴェルトルーナの地名なんかもうとっくに忘れましたが、エル・フィルディンの地名だけはこの先一生忘れないでしょうな。

PC-9801版ではシャノンの家でごちそうになってHPやMPが回復するのですが、Windows版ではシャノンの親父がマイルとの結婚はおもいっきり賛成なので、マイル達が来たらすぐについていきなさいとか言ってます。


これからシャノンの門出を祝って送別会をするとか言ってるので、マイルは慌ててチブリ村から逃げます。


PC-9801版だとマイルも♪結構まんざらじゃないみたいよお願いシャバラブー・・・だったんだけど、Windows版のマイルはシャノンがそんなに好きじゃないみたい。

それはそうと、必殺技を使った時だけ、PC-9801のエフェクトが出るのね。PC-9801からのファンには嬉しい配慮。たしかに、敵1匹ごとにいちいち1対1の拡大画面が出るのはウザかったけど、このエフェクトをまったく無くしちゃうと朱紅い雫って感じがしませんからな。

ボルン

ここにアイメルの手がかりがなかったら次の街に行ったほうがいいかも、と言います。


PC-9801版ではここでシャノンがルティスに人質に取られるはずなんですが、そのエピソードはカットされてしまったようです。

もうするイドゥン祭りがあると言っています。そんな設定なかったのに。


カラムス先生が、なんかいいネタはないかと言うので、アヴィンがこれまでの経緯を話すと・・・


創作意欲が沸いてきたと言われます。


ちょっと待て。それって「創作」って言うのか!?まあ、脚色も創作には違いないが、少なくとも原作者は名乗れないよなぁ。演出か監督ぐらいにしとけばいいのに。

冒険者ギルド。何か仕事を紹介しようかと言われますが、急ぐので遠慮すると言います。えー、受けないの?


PC-9801版ではどんなに急いでいてもオープンシナリオをやろうがやるまいが結果に影響はしなかったんですけど、Windows版では「急ぐ旅なので仕事は請けない」という事で落ち着いたようです。なんだガッカリ。そりゃ、PC-9801版のオープンシナリオにはウンザリしましたけど、少しぐらいは残して欲しかったなと。(バンドル先生シリーズとか)

ニューボルンに向かおうとすると、アヴィンとマイルの背中が何かチクッとします。


すると、二人は突然眠ってしまいました。


気がつくとボルンの宿屋。ダグラスがここまで運んでくれたそうです。


アヴィンはカベッサ、マイルは護りの鈴を取られていました。というダグラスも、師匠からもらった雷光剣を取られたそうです。

最近、矢に麻酔薬を塗って人を襲う盗賊が出没するという事で、ダグラスは盗賊退治の依頼を請けているそうです。アヴィンも一緒にそいつらを倒すと言うと、ギルドの仕事に民間人を同行させられないと言われます。

そこでマイルは冒険者の証として地図を見せます。どうやら、この地図が冒険者の資格証を兼ねているようです。

たまたまこの宿屋に止まっていたバンドル先生が介抱してくれたそうです。


どうでもいいけど、バンドル先生はこんなガニマタじゃないぞ。おまけにふんどしまで履かせて。どうしてこうなった・・・・。


盗賊団はトルカス洞窟にいるそうです。

トルカス洞窟

なるほど、「人の物を盗るカスがいる洞窟」なので、トルカス洞窟なわけですな。


盗賊を倒します。オートだと負けてしまったので、ここは直前にセーブしておいて、手動に切替えておいた方が良さそうです。


宝箱からカベッサを返してもらいます。しかし、雷光剣がありません。


雷光剣なんてとっくにガルシアに売ってしまったそうです。ガルシアは、盗品でもなんでも平気で買い取る悪徳商人なんだそうです。

ボルン

町長からボルンの代表になってくれと言われます。


ルカ副船長・・・いや、まだこの頃は副船長じゃなかったですね。ルカから姉を探して欲しいと頼まれます。

・・・って、べつにPC-9801版では姉は行方不明とかじゃなかったはずなんだけどなぁ。いつからそういう設定が後付されたんだろう?PSP版からかな?

黒髪の女性なら、ツンツンした髪の男と一緒に来て、フィルディンの方に向かったと言われます。


ダグラスが町長に、その剣は俺のだから返せと言いますが、証拠でもあるのかねと言われ、あきらめて去っていきました。


ルカに、ルカの姉は見つからなかった事を報告します。


試合になります。ニューボルンの代表はダグラスでした。


制限時間はなし。武器の使用は禁止。目潰しも金的攻撃も禁止。どちらかが水に落ちるまで戦うそうです。


しかし、純粋な格闘ではダグラスの方がはるかに強く、アヴィンは水に落とされそうになります。


と、突然足元の板が割れて・・


ダグラスは水に落ちてしまいました。


しかし、この水上試合が神事である事を考えると、これもイドゥン様の意思という事で、アヴィンの優勝になります。


優勝賞品として雷光剣をもらいます。


あのダグラスという男、よりにもよって優勝賞品目当てで水上試合に参加するとはなんたる無礼な。神事をなんだと思ってる。ましてや、私が買った剣を自分の剣だと言い張って返すように言ってくるとは、盗っ人猛々しいと言われます。

いや、べつにダグラスは何も盗んでないのに盗っ人猛々しいというのはちょっと違うだろと。そりゃ、町長は善意の第三者なので町長がダグラスに剣を返す必要はないんだけどさ・・・。

ちなみに、この後町長に真相を話すシーンはないので、ダグラスはボルンの町長にはずっと嘘つきと思われたままです。なんか鬱ですな。

アヴィンは、カストル師匠の形見の剣なんて受け取れないと言います。

ニューボルン

PC-9801版だとボルンからニューボルンってめっちゃ遠かったんだけど、Windows版だとすぐに到着します。そりゃ、PC-9801版のあの同じ地形の繰り返しが延々と続くのはもう勘弁してほしいけど。

ニューボルンの宿屋。ダグラスに剣を返すというと、こんな小僧に哀れんでもらわんで結構だと言われます。


雷光剣を奪われたのは自分のミスだし、水上試合で負けたのも自分の力不足が原因なので、そんなものをおめおめ受け取れないと言われます。


するとマイルが、それっておかしいと言います。雷光剣よりも自分のプライドの方が大事なのかと。


ダグラスは、俺のプライドなんかよりも雷光剣の方が大事に決まってるじゃないかと言うと、マイルは、だったら素直に受け取るべきだと言います。カストル師匠から授かった剣が大事なら、ここは自分のプライドを捨てでも剣を守るべきだと。

するとダグラスは、どんな値段でも言い値で買い取るから、その剣を売ってくれと言います。


アヴィンは剣を渡します。

しかしダグラスはそれをバッグにしまいました。自分にはまだこの剣を使う資格はないと言います。

ダグラスは、ギルドで稼いだ金があるのでいくらでも出すと言うと、アヴィンは金は受け取れないと言います。するとダグラスは、では代金のかわりにタダでアヴィン達の護衛をすると言います。

こうしてアヴィン達は、ダグラスをパーティに加えてアイメル探しを続ける事になりました。

北の方に木霊の森というのがあって、そこに奇妙な女の子がいると言います。

もしかしてそれがアイメルかも・・・という事で、一行は木霊の森を目指す事にします。

最近、ミーファを狩る事を大神官が奨励していると言われます。

木霊の森

アルチェムが狩人からミーファを守っています。この子が可愛そうだと言うと、狩りを邪魔されている俺たちの方がよっぽど可愛そうだと言われます。それって、PC-9801版のガルシアの言い草と同じではないか。


アルチェムは、人も生きるために動物を殺すのは仕方ない事ですが、食べるのではなく毛皮目当てで動物を殺すなんてひどいと言います。


そうだそうだ。クジラなんて、昔はランプの油目当てで乱獲してた連中が、今じゃ食べるために取ってる日本人に文句言ってるんだからなぁ・・・って、そんな話はどうでもいいか。

トニィは、毛皮を持ってきたらロゼもくれる上にバルドゥスの祝福も与えてもらえる、こんなおいしい仕事はないと言います。


ダグラスは「あれがお前の妹か?」と聞きますが、どうやら違ったみたいです。しかし、見過ごせる状況ではないので、止めに入る事にします。


ダグラスは、自分の顔に免じて引いてもらえないかと言うと・・・


ロブから、俺だって好きでやってるわけじゃないんだと言われます。


アヴィンは、ここは魔獣が出て危険なので、家まで送っていくと言います。新手のナンパかな?


しかし、アルチェムの能力がPC-9801と同じだとすると、戦闘ではまるで役に立たないはずなので、後方で回復魔法に専念してもらいます。


PC-9801版では回復呪文は回復させる対象キャラに密着してないと使えなかったのですが、Windows版ではわりと回復呪文の射程圏も広いみたいなので、少しは役に立つでしょう。PC-9801版だともうアルチェムは戦闘になったら画面外に逃がすしかなかったんですけど。

バンドル先生が薬草を探しています。PC-9801版をプレイした事のある人にはもうおわかりでしょう。そう、あの、存在しない薬草をね。


アルチェムの祖父に、大司教がミーファ狩りを奨励しているという話をします。すると、大司教に手紙を届けて来れと言われます。大司教はベネキア修道院にいると。


・・・・ああ、そうか。PC-9801版ではディナーケン様にアイメルはベネキア修道院にいると言われて紹介状を書いてもらうんだけど、そんな簡単に居場所がわかっちゃったら今まで隠してた意味がないので、Windows版ではあくまで偶然ベネキア修道院を訪れるわけか。

ニューボルン

ロブから、依頼があればイノシシだろうとミーファだろうと全力で仕留めるのが狩人ってもんだと言われます。

まあ、依頼があれば人も殺すマドラムよりはマシか。

グラッツは、母親を殺されたミーファの鳴き声が耳に残っていると言います。この仕事向いてないのでやめようかと言ってます。まあ、獲物に情が移ったら狩人なんてできませんからな。

でも、そんなんでよくこの後ミーファ達に協力してもらえるよねぇ。ミーファ達も実は害周波を出さない口なのかもしれん。

トニイは、需要があるから供給があるんだと言ってます・・・・って、それって薬物の売人の言い分ではないか。


シロン老人から、芳しき獣に仇なす者に災いあれという言い伝えがあると言います。実際、ワシのじいさんのじいさんはその言い伝えを無視してミーファ狩りをして災いがふりかかったと言います。

ベネキア修道院

大神官に会いに来たと言うと、また罪深き人がやってきましたと言われます。どうやら、ミーファの毛皮をもってきたんだと思われているようです。


ここは男子禁制なので、離れの建物に塀伝いに回り込んでくださいと言われます。

左側の修道女は、アヴィンが話しかけると「やめて」「近寄らないで」「早く帰って」しか言いません。ああ、前に男にやられちゃったのね(何をだ!?)

シュナから、あなたもロゼ目当てで来たのねと言われます。


アルチェムが、自分たちはアバリスにミーファ狩りをやめさせるために来たと言うと、そっちの子(アルチェム)は信用できそうなので信じてあげるといいます。

アヴィンが名前を名乗ると、アヴィン、アヴィン・・・・どっかで聞いた名前ね、と言います。


アバリス大神官に手紙を渡しますが、その場で破り捨てられてしまいました。

・・あれ?海の檻歌にも同じような展開があったよね。ファルコムさんもわりとネタ切れなのかも。

アヴィンは怒って殴りかかりますが、マイルに止められて下がっていきます。


アルチェムは、何度も誠意をもって頼めばわかってくれると言いますが、アヴィンはあいつは金に目がくらんでるから説得は無理だと言います。


アヴィンが「アルチェムは悔しくないのか」と言うと、実をいうと私も頭に来ていたけどアヴィンのおかげで少し胸がすっとしたと言います。マイルは、アヴィンの短気もたまには役に立つんだねと言います。

出口でオレシア先生に呼び止められます。


ここでPC-9801版では「オレシア先生って誰だっけ??」になったのですが、Windows版ではちゃんとプロローグのダイジェストが表示されます。


シュナが、アヴィンがここに来ているとオレシア先生に教えてくれたそうです。シュナは、アイメルからアヴィンの名をいつも聞かされていたそうです。


同世代の少女が大勢いるここなら、アイメルを匿うのにちょうどいいと思ったそうです。

なるほど、木を隠すなら森って事か。おまけに男子禁制という名目でバルドゥス教の捜索も免れますからな。(ルティスみたいな女信者に捜索に来られると困るけど)

残念ながらアイメルは、少し前にここを旅立ってしまったそうです。しかし、こうしてアヴィンがここに来たのも神の導きのものだろうと言います。アイメルはおそらくヴァルクドの大聖堂に向かったのだろうという事で、アヴィン達もこの後ヴァルクドを目指す事にします。

それはそれとして、今は大神官にミーファ狩りをやめさせる事が問題という事で。


オレシア先生が、最高導師のクロワール様に頼んでみると言います。クロワール様の命令なら大神官も従うだろうという事で。

ニューボルン

入口でマドラムから、あの町は報いを受けていると言われます。


ニューボルンでは、腐ったゆで卵みたいな匂いがたちこめています。硫黄じゃないよ、硫化水素だよ。


ダグラスが、いつもなら北から風が吹いてくるのに今日は風がまったくないと言います。


そこへマイルを追いかけてきたシャノンが来ますが・・・・


マイルの前で倒れてしまいました。


アルチェムは、この方は恋人さんじゃないんですか?と言うと、マイルは「絶対に違います」と言います。


PC-9801版ではマイルがシャノンをそんなに嫌っている描写はなかったんですけど、Windows版のマイルはシャノンがよっぽど嫌いみたいで。

木霊の森

アルチェムのじいさんから、ミーファの香りは毒を浄化すると言われます。

ニューボルンの近くには毒の沼があり、これまではミーファの体から出る香りの成分が毒を浄化していたと言います。ミーファがいなくなってしまったせいで、ニューボルンの町は毒の霧につつまれてしまったそうです。

ミーファはおそらくゴルダ洞窟に隠れているのではないかと言います。

ゴルダ洞窟

ミーファがビートンのでかいやつに襲われています。


アヴィン達が助けます。


なんとか倒しましたが、アヴィン以外全員倒れてしまいました。

しかし、このゲームではHP0=死ではありません。HP0=戦闘不能という事なので、イベントシーンは全員生きているものとして進みます。

アルチェムはミーファに、ニューボルンが毒の霧に包まれているので、早く木霊の森に戻ってほしいと頼みます。するとミーファは、直接ニューボルンに出向いて毒を浄化する(通訳:アルチェム)と言います。

ニューボルン

ミーファが何か呪文を唱えると、毒の霧は消えます。


これでとりあえず毒は消えましたが、アヴィンはミーファ狩りをやめさせない限りまたミーファが殺され町は毒に侵されてしまうと言います。


シャノンがエロい妄想をしています。

妄想の内容はピクシブか薄い本に任せておきましょう。え?いまさらこんな古いゲームの薄い本なんか出ないって??

ベネキア修道院

説得は無駄かもしれないが、嫌味の一つや2つぐらい言ってもバチは当たらんだろうという事で、また修道院まで来ました。


アバリス大神官は、ミーファの毛皮を売った金を元手に貴族どもに賄賂を払って次期最高導師の座を奪い取ると言っています。

バルドゥス教ってのは、そんな賄賂で最高導師が決まるような組織だったのか。オクトゥム教と変わらんな。

そこへマドラムが現れ、カナビアに災害をもたらせたお前が今度はニューボルンにも災いをもたらすのか、と言います。


マドラムがドミニクという名に聞き覚えはないかと聞くと、そんな奴は知らんと言います。するとマドラムは、これで心置きなくお前を殺せると言います。


するとアバリス大神官は、待ってくれ、今思い出すから・・・と言います。


そこへアヴィン達が止めに入りますが、マドラムは神はこの男に罰を与えなかったので自分が神に代わって成敗すると言います。


ダグラスが、剣は人を傷つけるものじゃないと言います。


PC-9801版だと、アイメルがマドラムに殺される場面で、そこにダグラスがいたのに何もしなかった無能者だったのですが、そういう批判が多かったのか、Windows版ではマドラムとダグラスが対戦する場面が追加されたようです。

マドラムは、その男がドミニクを殺したと言うと、オレシア先生は、ドミニクは優しい人だったので復讐なんか望んではいないと言います。


するとマドラムは、今日は気分が削がれたのでまたにすると言って去って行きました。


アバリス大神官は自首するそうです。マドラムに命を狙われるぐらいなら捕まっていた方が安全だからと。


しかし、またいつマドラムが襲ってくるかわからないので、アバリス大神官はマドラムと互角に戦えるダグラスが護衛につく事になります。


ここでダグラスとはお別れです。PC-9801版ではもっと先の方(真実の島)まで一緒だったんですけどね。


アルチェムは、ここ(木霊の森への分岐点)までで良いと言います。アヴィンさんはアイメルさんを探さないといけないのに、これ以上邪魔しちゃ悪いので・・・。


しかしアヴィンは、女の子をこんな魔獣の出る所に残して行けないと言います。アルチェムは、なんでそんなに親切にしてくれるのかと尋ねると、マイルは、アルチェムがアイメルに似ているからだと言います。

アルチェムは「そうだったんですか。もっと図々しい事を期待していました」と言います。

アルチェムの祖父が迎えに来ます。


というわけで、アルチェムともここでお別れです。ちなみにPC-9801版ではラスボス戦まで一緒でした。(回復係が必要だったので)


アヴィンは、図々しい事を期待していたって何の事だ?と言うと、マイルは「・・・鈍いと思ってはいたけどここまでとは・・・」と言います。


どうでもいいけど、Windows版のアヴィンは妙にモテモテですな。さっきはミューズもなんだかアヴィンに気がありそうな感じだったし。

ギア

ラエルが、人探しなら力になってあげるけど、まずは冒険者ギルドに頼んだらどうかと言います。


すると、エレノアが来て13歳ぐらいの男の子を見なかったかと聞くので、北の方に走っていったと言います。


そういえばルカがここで働いているそうなので、まずはルカに会いに行くと言います。


カラムス先生から、これまでの冒険の話を聞かせろと言われます。もし教えなければ疾風のラヴィンにあることないこと書いてやると。

んな、元ネタがないと何も書けないくせによく言うよ。

しょうがないので、これまでの冒険の話をすると、また「創作意欲が沸いてきた」とか言われます。それは創作意欲が沸いたんじゃなくて、元ネタにどう脚色すれば面白くなるかを思いついただけでしょ。


ラエルが自分をパーティに加えてくれと言ってきます。


するとエレノア先生が来てラエルは逃げていきます。エレノア先生は、ラエルは魔法の才能がありすぎて困っていると言います。


工場では、素性もあかせない相手と交渉するつもりはないという声が聞こえてきます。直後に、あやしげな男たちが出てきました。


ルカは今でかけているので、その間溶鉱炉を見て回る事になります。そういえばPC-9801版でもそんなシーンありましたね。


PC-9801版では第5溶鉱炉がみつからなくて苦労しましたが、今回はPC-9801版と同じマップなので楽勝です。


工場長の部屋に戻ると、ルカが戻っていて、バロアから来た旅行者が赤髪の女の子とすれ違ったそうです。また、その子はコルナ村に向かったそうです。


コルナ村に行こうとすると、出口で手紙を渡され、「お兄ちゃんへ 今ラオというお婆さんの家でお世話になっています」と書かれていました。

どう見てもルティスの罠です。本当にありがとうございました。

ラオ婆さんの家でお茶を出されて、それを飲むとアヴィンもマイルも眠ってしまいました。


こんな卑怯なマネはしたくなかったけど・・・と言ってルティスは正体を現します。


すると、マドラムが現れ、カベッサを横取りしようとします。


そこへラエルとルカが現れます。ルカが「ね、姉さん」と言うと、ルカもマドラムも逃げていきました。


ラエルはカベッサを拾います。


ラエルは、ラオ婆さんは旅行に行ってて留守のはずなのにアヴィン達が中に入っていくのはおかしいので、外で様子を見ていたそうです。


アヴィンが「あの女・・・許さねえ、よりにもよってアイメルの名を騙りやがって」と言うと、ルカは寂しそうにこの部屋から出ていってしまいました。


やっぱりアイメルはコルナ村に向かったという目撃情報の方が正しいみたいなので、コルナ村に行く事にします。ラエルは半ば強引についてくる事になります。


コルナ村ではない方に行こうとしても、ラエルから注意されて進めません。PC-9801版ではいくらでも脇道にそれる事ができたんですけど、Windows版ではシナリオに沿った行動しかできないようです。

コルナ

赤髪の女の子は氷の神殿を参拝してたそうです。


氷の神殿の鍵を借ります。神殿の入口はPC-9801版と違ってわかりやすくなっています。


氷の神殿で、ラエルが崩れたドゥルガーの像の下から何かを見つけます。


ラエルが呪文(?)を唱えると、本が出てきました。


ラエルが言うには、これはすごい本なんだそうで。エレノア先生じゃないと完全に解読できないので、エレノア先生を呼んできてと言われます。

魔法学校

ファティマがエレノア先生に生命の書を出せと迫っています。


アヴィンが飛び込んでくると、ファティマは逃げていきます。


ラエルはあの歳で既に強力な呪文を扱えるそうです。しかし、やみくもに使うだけでは凶器とかわらないと言います。

コルナ

犬が急に暴れだしたと言っています。


ラエルが犬を操っています。


アヴィンが止めようとしますが、ラエルが犬をけしかけて逃げてしまいます。


エレノア先生が説得を試みますが、聞き入れてもらえません。


するとマントの男がラエルから生命の書を奪いました。


そこにファティマが来て、お前はボルケイドの手の者だなと言います。自分はベリアスから指示されて生命の書を奪取してるのに、よけいなマネはするなと言います。

しかし、マントの男は逃げていきました。

PC-9801版ではシャムシール団は本編とはまったくの無関係で、単なる金銭目的の集団だったのですが、どうやらWindows版では本編にもかかわっているようです。

アヴィンが来て、「お前がやったのか」と言うと、ファティマは坊やを傷つけた奴はとっくに逃げていったと言います。その後、ファティマも逃げていきました。


エレノア先生はラエルに、大きな力を手に入れたものはよこしまな欲望に踊らされると言います。なので、強力な魔法を扱うのであれば、まずは正しき心がなければならないと言います。


ラエルは魔法で犬を操っていた事を謝罪します。

ギア

マントの男が魔法の書を使って魔獣を召喚しています。


ここでギアの街中の魔獣を退治するわけですが、宿屋は通常営業しているので、一戦ごとに宿屋に泊まれば問題はありません。


太った魔道士が工場にたてこもっていると言われます。


エレノア先生が水の精霊を召喚して火事を消します。


工場長は、平和を乱すような連中に協力する気はないと言っています。

すると、魔道士は俺の物にならないのなら溶鉱炉を破壊してしまえとマントの男に指示します。

ルカは止めようとしますが、マントの男に切られてしまいます。


ルカはあの邪魔な女の弟なので、殺してしまおうと言っています。


ルカに向けて発射されたファイヤーボールを、アヴィンが剣で振り払います。


するとその前にルティスが現れます。こんな話は聞いてないと言います。

ルティスは、敵はあくまでバルドゥス教であって、民間人を巻き添えにするなんて間違っていると言いますが、ボルケイドはお前は甘いと言います。ベリアス様からルカが我々に従わない時は殺せと命令されていると言います。

そこにマドラムが現れ、貴様を討つと言います。


しかしボルケイドのファイヤーボールで溶鉱炉の温度は上がっていき・・・


ついに溶鉱炉は爆発してしまいます。


ボルケイドは、なんと素晴らしい浄化の炎と言って去っていきました。


工場長の話では、ボルケイドがレアメタルを使って武器を量産しろと迫ってきたそうです。レアメタルの精製が難しい事もあるが、そもそもあのような邪悪な連中のためにレアメタルを精製するつもりはないと言います。


ルティスは、不完全で醜い世の中を浄化して理想郷を作るのがオクトゥム教の目的だと言います。しかし、アヴィンがルカを犠牲にしてまで作る理想郷に何の意味があるんだと問うと、ルティスは今回はルカを助けた事に免じて見逃してやると言います。(答えになってないけど・・)


そして、赤毛の少女がバロアで目撃されたと言って去っていきました。


ルカは、僕のことより早くバロアに急いでくださいと言います。ルティスの話は聞こえていたようです。


魔法学校への分岐点。アヴィンはエレノア先生に、ドゥルガーの娘はなぜ命を狙われないといけないのかと尋ねると、ドゥルガーは冥府の入口を管理していると言います。バルドゥス神がオクトゥム神を封印したのはその冥府の入口なので、その事が関係しているのではないかと言います。


エレノアとラエルはここでお別れです。PC-9801版だとラエルのテレポートがないとクリアできないシナリオがあるので前半はずっとラエルを加えてないといけないんですけど、Windows版ではテレポート必須の場面はないみたいです。


途中でトーマスとコンロッドと出会います。ギアの魔獣は倒したけど、ギアの溶鉱炉が爆発して怪我人が多数出ていると説明すると、トーマスとコンロッドはギアの方に向かっていきました。

バロア

ガルシアがいます。盗品を買っただろと問い詰めますが、盗品を買って何が悪いと言われてしまいます。悪いのは盗まれたマヌケと盗んだ奴だと言います。するとマイルは、どうせ悪いことをしないと稼げないのは三流の商人だからほっておこうと言います。

Windows版ではガルシアが改心するエピソードは省かれてしまったので、ガルシアはこのまま最後まで悪徳商人のままです。

悪い事をしないと稼げないのは三流の商人には違いないのですが、それでもこのゲーム内のガルシアや、海の檻歌に出てくるリッシュは大儲けしているのが妙にリアルです。やはり世の中、悪徳商人ほど儲かるのかもしれませんね。

男爵様の家にとっても綺麗な女の子がいると言われます。


しかし男爵の家には見張りがいて通してくれません。男爵のいない時はいつも見張りを任されているそうで。それに、今は・・・・と、ここで言葉を詰まらせてしまいました。


カラムス先生がここに隠れています。またアヴィンがこれまでの経緯を説明すると、創作意欲が沸いてきたとか言われます。アヴィンの話を覚えただけではないか。今度会ったら原作者として原稿料もらわないと。


町に魔獣が入ろうとしていると言われます。


魔獣と戦います。


魔獣を倒すと、コンロッドとトーマスがギアから戻ってきます。コンロッドはお礼に家に招待すると言います。


家にはもう一人お客さまがいるけど、気立ての良いお嬢さんだからきっと君たちとも気が合うと言います。


すると奥からアイメルが出てきて・・・・


二人は抱き合います。


マイルは、アイメルの話は何度も聞かされていたけど、こんな可愛い女の子だったとは思わなかったと言います。アヴィンは、妹を口説くなと言います。


その後、アイメルを連れて町を散歩する事になりますが、アイメルはパーティに加わらず、後ろをついてきます。この事からも、アイメルはどうせこの後すぐに別れる(死ぬ?)んじゃないかと想像できます。

でも、せっかくWindowsでリメイクするんだから、ここはやっぱり一瞬でもパーティに入ってほしかったなぁ。装備だっていちお買ってやりたかったし。(戦闘シーンはないけど)

休憩所で、アイメルはカテラドールでよくこんな水辺でアヴィンがサボっていてオレシア先生に怒られたという話をすると、マイルもアヴィンはレミュラスの授業をサボって怒られてたと言います。


アイメルとマイルがなんだかいい雰囲気になったので、アヴィンは気を利かせて買い物に行ってきます。


するとそこへシャノンが現れ、マイルとアイメルが楽しそうに話をしているのを目撃します。シャノンは泣きながら走り去って行きました。


アヴィンが戻ってきて「今そこでシャノンを見たような気がしたんだけど」と言います。


アイメルがシャノンさんって誰なんですか?と尋ねると、アヴィンは「シャノンってのはな、ごにょごにょごにょ・・・」と言います。


白き魔女ではクリスの二頭身キャラが可愛くて萌えるシーンがいくつかあったのですが、PC-9801版の朱紅い雫はいまいち二頭身キャラが可愛くなくてガッカリだったんですけど・・・。その反省からかWindows版ではアイメルの二頭身キャラが可愛い仕草をするシーンがいくつか追加されています。

その後、怪しい商人から絆の耳飾りをもらいます。


これはシナリオ上必須のキーアイテムかと思ったら、単なる装備品だった。


コンロッドの家に戻ると、アイメルが真面目な話を始めたので、今度はマイルが気を利かせて去っていきます。


ここからOPでアヴィンが猫を助けるために獣車から落ちた後の話。あの後、獣車はベネキア修道院に到着した。そこで修道女の一人として生活する事になった。(獣車でどうやって海を渡ったかは気にしないでね。)


そこで最初は泣いてばかりだったアイメルだったが、仲の良い友だちもできて、しだいに修道院での生活に慣れていった。


それから8年後のある日、どこからともなく母のような声がして旅に出た。


声のする方向に歩いていくと・・・


そこはコルナ村の氷の神殿だった。声の主はドゥルガーと名乗った。


ドゥルガーはアイメルにクエルボを託した。


これはカベッサと共にヴァルクドのクロワール様に返した方がいい思うの、と言います。


さっきアヴィンが来た時、本当はアヴィンに会わずにここを去るつもりだったと言います。ここでアヴィンに会ってしまうとアヴィンを自分の運命に巻き込んでしまうので。でもアヴィンの声を聞いたら我慢できなくなってつい飛び出してしまったと。


するとアヴィンは、アイメルを守るためにここまで来た。そんな事はとっくに覚悟ができていると言います。それを聞いたアイメルは泣き出してしまいました。

その前にディナーケンに戦いに巻き込まれる覚悟はできているのかと聞かれてましたからな。覚悟なんてとっくにできてるでしょう。

翌日、バロア銀鉱山に魔獣が出現したと言われます。


アヴィン達はコンロッドと共にバロア銀鉱山に向かいます。

って事になっちゃうんで、ここまでダグラスを連れて来れればダグラスに護衛させる事もできたのにねぇ。まあ、さっきダグラスがいたらガルシアを殴って捕まってたかもしれないけど・・・。

バロア銀鉱山

相変わらず鉱山のBGMが違う。前のPC-9801版のが良かったのに。

ハマカゲス&リクカゲスを倒します。


工員を助けます。他の場所にも仲間が捕まっていると言われます。


こっちのハマカゲス&リクカゲスも倒します。


工員を助けます。


するとアヴィンは、前にも同じような事があったなと言います。

バロア

バロアはシャムシール団に占拠されています。


リットンさんはろくに剣も使えないのにシャムシール団に立ち向かったそうです。ちょうど偶然バンドル先生がいたので診てもらってました。

コンロッドは、診察代はバロアの予算から出すと言うと、バンドル先生は様子を見てただけで何の治療もしていないのでいらないと言います。

マイスターが、「申し訳ありません。一度ならず二度までも」と言いますが・・・


その後すぐに「それはそうと、新たな魔法を覚えた者がいるようだな」と言います。


港では詩人が「ああ、なんという悲劇。再会したばかりの兄妹が引き離されてしまうなんて。ああ、アイメル」などと言っているのでアヴィンがにらみつけると、アイメルは桟橋に連れて行かれたと言います。

これ以上先に行くと戻れなくなるので、各種回復アイテムは持てる数(10個ずつ)全部買っていきましょう。

アイメルは船に乗せられました。


その頃、トーマスはいつもの助っ人を呼びます。

・・・って、いつものもなにも、このゲームでは初めてか。

PC-9801版ではトーマスがハトを飛ばして助っ人を呼ぶシーンなんてなかったんですけど、Windows版は海の檻歌よりも後開発ですからな。結果的に、「英伝5」でできた設定が「英伝4」に逆輸入されています。

アヴィンはシャムシール団を倒します。


しかし船は出てしまいました。


するとトーマスが来て、あきらめるのはまだ早いと言います。


その頃、シャムシール団の船の上では、アイメルが、このままあなたとは一緒に行けないと言ってます。お兄ちゃんが自分を責めるに違いないので。するとファティマは「あんた、自分の立場がわかっていないようね」と言います。


プラネトス号(一世号?)が追いつきました。


入口でシャムシール団と戦います。吹き矢使いがやっかいです。バッドステータスを回復するアイテムをめいっぱい持ってこなかった時は、バロアからやり直しましょう。この後もう一戦交えないといけないので、必殺技を使いすぎないようにしましょう。


ファティマと戦います。どうでもいいけど、ファティマのクリティカルの時に出る絵が、PC-9801版の「サソリ姫」と同じです。アイメルがさらわれた時にやられてない(何を?)事を明確にするために、シャムシール団のボスを女にしちゃったんでしょうな。

もっとも、その後にベリアスにさらわれるから同じ事か。いやまさかあんなジジイがそんな事しませんって(だから何をだよ)

ファティマを倒すと、アイメルがファティマを手当します。ファティマは「私の完敗ね」と言います。


バロアの港に戻りました。コンロッドから手紙を受け取ります。これを渡せばセータで獣車を手配してくれると言われます。

コンロッドとはここでお別れです。アヴィン達はプラネトス(一世)号でセータに向かいました。

その後シャノンが来て、「マイル様シャノンは信じてもよろしいのですね」と言います。


するとコンロッドの奥さんが「あの、マイルさんとはお知り合いですか?」と聞きます。そして、「アイメルさんはアヴィンさんの妹さんですよ」と教えてくれます。それと、アイメルさんとマイルさんは、この前ここで会ったばかりなので、別にそんな仲じゃないと言います。

セータ

トーマスとはここでお別れです。べつにパーティに加わりません。

海の檻歌ではトーマスは何度もフォルト達のパーティに加わるのですが、朱紅い雫ではサポートはしてくれますが、パーティには加わりません。ちなみに白き魔女ではルーレじいさんとして短期間ですがパーティに加わります。

マリオン隊長にコンロッド男爵の手紙を渡します。獣車を手配してくれる事になりますが、整備中なので少し待って欲しいと言われます。


帰りにルティス&バスターに襲われます。


アヴィンとバスターは互角でしたが・・・


バスターは人質を取ってアヴィンに剣を捨てろと言います。アヴィンが剣を捨てると、バスターはアヴィンをボコボコに殴ります。


アヴィンが気を失うと、バスターはカベッサを奪おうとしますが、ルティスが卑怯な真似をするなと言ってバスターを連れていきました。


そこへマイルが駆けつけて、ルカが心配していたのでルカの所に戻ってやりなよ、と言います。

後でわかった事ですが、この後ルティスはアイメルにアヴィンが倒れていると知らせに言ったようです。

アヴィンが目を覚まします。カベッサもクエルポも取られていません。マイルが、仲間割れしてたみたいだから、多分ルティスが止めたんじゃないかと言います。


その後、獣舎の整備が終わり、一同はヴァルクドを目指します。アヴィンはマイルにあらためて礼を言います。マイルがいなければ、ここまで来ることはできなかったと。

あーあ、そんな死亡フラグ立てなくても・・・。

という私は、このシーンを見て悲しくなりました。なぜなら、PC-9801版をクリアした私は、マイルがこの後死ぬ事を知っていたからです。これ以上シナリオを進めたくないのですが、ここでやめちゃうのも心残りですから仕方ないですね。

そこへルティスが来て、これ以上先に行っちゃダメと言います。この先にあの方が待ち伏せしていると。あの方には勝てないから、ここから引き返してと言います。


すると後ろからバスターの獣車が接近しています。アヴィンは「俺たちを騙しやがったな」と言います。

ルティスは「これ以上行ってはダメ」と言いますが、アヴィンは、そんな手に乗るかと言って先に進んでしまいました。

その後、バスターは獣車に体当たりをします。


アヴィン達の獣車はバラバラになり、アヴィン達は車外に放り出されます。


すると、そこへベリアスが現れます。

え?ここで直接ベリアス来ちゃうんだ。それは知らなかった。PC-9801版では、まずボルケイドが来て、マイルを殺してルティスに呪いをかけて、ミッシェルさんが来てボルケイドをバシルーラで飛ばして、ミッシェルさんが帰った後にシャノンが目を覚ましてマイルが死んでいる事に気づいて、そこにベリアスが来てシャノンに取引をもちかけるんだけどな。

ベリアスは、「このような手荒な手段を取って、ドゥルガーの娘が死んだらどうするつもりだったんだ」と言ってバスターを殺してしまいます。

PC-9801版ではバスターはボルケイドに殺されるんだけどな。

ベリアスは「このような粗悪な人間がなぜオクトゥム教に入信できたのか。今度選考基準を考え直さないといかんな」と言います。


アヴィンが目を覚まします。「お前は8年前カテドラールを襲った・・・」と言うと、ベリアスは「あの時の子供か。お前の妹は大切にするから、このまま黙って見ている方が賢明だ」と言います。


ルティスは「ボルケイドにルカを殺せと命じたというのは本当ですか」と言うと、ベリアスは「ああ、ボルケイドに命じておいた。お前の目の前で弟を殺せとな。お前のその甘さを断ち切れば、お前は真のオクトゥムの使徒になれる」と言います。


ベリアスはアヴィンとルティスを倒します。ベリアスはルティスの実力は認めていて、必ず自分のもとへ戻ってくると言います。どうもベリアスはルティスに特別な感情を持っているようですが、それが何なのかは最後までわかりませんでした。(実はベリアスの孫だったとかいう裏設定でもあるのかな?)


マイルが目を覚まします。大切な人を命がけで守ると言います。


ベリアスはマイルを魔法で崖に飛ばします。マイルは崖に体をぶつけて血まみれになって倒れます。

ベリアスは「やりすぎてしまったか」と言います。

ベリアスはバスターとか他のモブキャラは魔法で一瞬で消滅させる事もできるのに、アヴィンやルティスには手加減したわけですな。マイルの場合ちょっとばかり力を入れすぎてしまったという感じ。

ベリアスは、マイルとアイメルを連れて去っていきます。数分後にガウェインが来て「しまった、またしても間に合わなかった」と言います。

ヴァルクド

アヴィンは目を覚まします。


アヴィンは神官に、アイメルとマイルはどこだと聞きますが、神官は詳しい事情は知らないと言います。

アヴィンはガウェイン様に助けられてここまで運ばれたと聞かされます。ガウェインが来たんなら、アイメルもマイルも無事だよな、と言うと、神官は悲しげな顔をして黙ってしまいました。

アヴィンはガウェインに、アイメルとマイルはどこだと問いただします。


するとガウェインは、現場に落ちていたマイルの鈴を渡して「これを形見として持っているが良い」と言います。アヴィンは「形見ってのは何だ」とガウェインにつかみかかります。


ガウェイン「これは血まみれの地面に落ちていた。あの血の量からしておそらくマイル君は助からない。だがアイメルはおそらく無事だろう。奴らにとってもアイメルは大事な存在だからな」

アヴィンは「そんなのウソだ。ウソだと言ってくれ。そう思わないと、俺、どうにかなりそうだ」と言います。

その後、神官エオリアに「お連れのお嬢さんはアヴィンさんの向かいの部屋でお休みですわ」と言われ、

アヴィン「何だよ、アイメルいるんじゃないか。まったく、あのおっちゃん脅かしやがって・・・」

しかし、そこにいたのはアイメルではなく、ルティスでした。


ルティス「ここは?」
アヴィン「気がついたか。どうやら俺たちはバルドゥス教に助けられたみたいだ」
ルティス「放っておいてくれれば良かったのに。私なんかあそこで死ねばよかったんだわ」
アヴィン「バカ野郎、死ねばよかったなんて言うなよ。生きたくても生きられない人だっているんだぞ」


アヴィン「俺はアイメルを連れ戻す。そして、マイルを殺した奴らに復讐する。教えてもらおうか。オクトゥム教の本拠地を」


ルティス「私を尋問しても無駄よ。拷問に耐える訓練も受けている」
アヴィン「言わないと殺すと言ったら?」
ルティス「できれば・・・ひと思いにやってくれると嬉しい」

アヴィン「・・・冗談だよ。自殺の手伝いなんかできるか!」
ルティス「それはこっちのセリフよ。オクトゥム教の本拠地に乗り込もうなんて自殺行為だわ」
アヴィン「もうお前には頼まない」

しかし、アヴィンは神殿の外に出してもらえず。どうしても出たいならガウェイン様の許可をもらって来いと言われます。


ガウェインは、今は教えられないと言います。


地下牢で、マドラムがアバリス神官を殺そうとしています。


アヴィンが止めに入ります。


マドラムが、お前妹を探してるんじゃなかったのかと言うと、アヴィンはドゥルガーの娘だとかいって連れて行かれたと言います。


マドラムは、アバリスの処刑は延期すると言います。いつ俺に殺されるか、ビクビクしながら待っているがいいと言います。


地下水路から外に出ます。そういえばPC-9801版にもこの水路ありましたな。何のイベントもなかったけど。せっかく作ったのにPC-9801版で使わなかったから、Windows版で無理に使ったような感じ。


マドラムは、オクトゥム教の本拠地はカテドラールにあると言って去っていきました。


カテドラールに行くには、街道を南に行って途中で西に分岐したところにあるけど、行かない方がいいよと言われます。アヴィンは大きなお世話だと言います。アヴィンって主役なのにけっこうヒドイ事言うよね。


問題は、この先イベントシーンまでの間アヴィン一人という事。回復はアイテムじゃないとできないし、ザン・スーに自爆されて死にそうになるし。ここはもう、「手動」にして、ザン・スーに中途半端にダメージを与えないように、倒す時は必殺技で一撃で倒すようにします。


あれ?ここの橋が壊れてない。PC-9801版では橋が壊れて先に進めなかったんだけどな。


しかし、Windows版ではここに謎の壁があって先に進めません。


ファイアーボールでも壊れません。


切ってもびくともしません。


するとボルケイドが現れ、申し訳ありませんがお引取り願いましょうかと言ってきます。


復讐心に燃えたアヴィンが引き下がるはずもなく、ボルケイドに攻撃します。


しかしアヴィンはボルケイドに手も足も出ず、巨大なファイアーボールで殺されかけます。


後ろからルティスが現れ、アンチマジックでそれを防ぎます。


ボルケイドはファイアーボールを連射して・・・


ルティスは倒れました。


そこへガウェインが現れ、ボルケイドは逃げていきました。


ガウェインは、これはオクトゥムの張った結界だと言います。


正確には、オクトゥムの力を利用してベリアスが張ったものだそうです。


オクトゥムの力を破る事ができるのは、バルドゥスの魂の宿ったこの神宝だけだと言います。

しかし、カベッサとクエルポだけでは効果を発揮せず、残る4つの神宝を集めなければ効果を発揮できないが、残る4つの神宝がどこにあるか手がかりがまったくないと言います。

真実の島にある遺跡に行けば、自分らの行末が見えると言います。もしかして、4つの神宝についての手がかりがつかめるかもしれないと言います。

なんだ、PC-9801版ではルティスの呪いを解くために真実の島を訪れて、そのついでにミッシェルさんに啓示を受けたらどうだと言われるんだが・・・。Windows版では最初から啓示を受ける事が目的なのね。

ドゥルガーの娘とは、ドゥルガーの声が聞こえる人間の事で、それは遺伝するものではなく先代のドゥルガーの娘が死ぬと次に別の者にその能力が現れると言います。先代のドゥルガーの娘はドミニクという娘で、不幸な偶然の結果ドミニクは命を落としてしまった。ドミニクの死にはアバリス神官が間接的に関わっているという事です。


ここでガウェインがパーティに加わりますが、レベルは37。PC-9801版ではオープンシナリオをさんざんこなした後だったんで、この時点のアヴィンのレベルも30近かったんだけど、このWindows版では横道にそれる事ができないので、アヴィンのレベルはたったの21です。


出口でシャノンに出会います。シャノンはマイルはどこかと尋ねますが、マイルは今はここにはいないと言います。しかし、アヴィンの態度でマイルに何かあった事を感づかれて、アヴィンはマイルが殺された事を正直に話します。


シャノンは泣きながら走り去っていきました。

セータ

ガウェイン「そろそろ姿を見せたらどうかな?」


途中からルティスがあとをつけていたようです。ガウェインは気を利かせてこの場を離れます。


ここからルティスの話。両親は幼い頃に殺され、バルドゥスは助けてくれなかったと言います。


その後、生活費を稼ぐために盗みを繰り返していた所をベリアスに声をかけられ、オクトゥム教の一員になった。しかし、オクトゥム教はルカを殺そうとした。結局自分はオクトゥム教の操り人形でしかなかった。

自分はこの先、裏切り者としてオクトゥムに狙われる。死ぬ前に自分の話を誰かに聞いてもらいたかっただけだと言って去っていこうとしましたが・・・

アヴィンは、お前みたいな魔法にも武術にも長けた奴が仲間にいれば心強いと言います。

PC-9801版ではルティスの呪いを解いた後、アヴィンが拒むのをルティスが無理についてきたんですけど、Windows版では助けられたのがアヴィンでアヴィンの方がルティスを誘う形に変更になったようです。

ルティスはオゥトム教から命を狙われている身なので一緒にいると迷惑をかけると言うと、アヴィンはそれなら自分だってオクトゥム教から狙われているわけだから同じ事だと言います。

ここでルティスがパーティに加わります。武器と防具と盾はこの時点で手に入る最強なので、とりあえずスターリングでも持たせておきます。


ルティスはガウェインにご迷惑をおかけしますと言います。Windows版のルティスはえらくしおらしいな。PC-9801版のルティスは絶対そんな事言わないぞ。

ガウェインは、「気にする事はない。そなたのような道に迷った者の足元を照らしてあげるのが我々賢者の仕事だ。アヴィンみたいな足元も見ずに突っ走るような奴は救いようがないがな」と言います。

アヴィンが「それはどういう意味だ」と言うと、ルティスは笑います。ガウェインは「ふむ、若い子はそうして笑っている方がよっぽど似合うぞ」と言います。

どうでもいいけど、ルティスのアイコンがイマイチ可愛くないのが残念。やっぱり改心した時点で髪をおろしてバンダナを外して、もうちょっとヒロインらしく可愛いキャラになってほしかった。

ドークス

ドークス。船を借ります。Windows版では村人全員の許可をもらう必要はないので、Windows版では村人と会話する必要すらありません。


Windows版では漁師ではなく僧侶から借ります。また、Windows版では二人乗りではなく三人乗りに変更になったので、三人で真実の島まで行けます。(PC-9801版ではアヴィンとミッシェルだけ)

真実の島

到着。PC-9801版では海が荒れていてミッシェルさんの魔法で海を鎮めるのですが、Windows版ではあっさり到着します。


ここは青の民の遺跡です。PC-9801版では「ドークスの先祖」だったのですが、Windows版は海の檻歌の後開発なので、水底の民との関連性が追加になっています。


海の檻歌では、まだガガーブがなかった時代に水底の民が各地にシャリネや転移門を残したという話がありましたが、どうやらガガーブの影響で転移門は全てがエル・フィルディン、シャリネはここの1つ以外は全てティラスイール側になってしまったようです。

PC-9801版ではこの門は魔法で封印されていましたが、Windows版では力づくで開くようです。


PC-9801版ではこの入口がわかりにくくて3時間ほど悩んだのですが、Windows版では穴がわかりやすくなっています。


ミッシェルさんがいます。青の民にとってバルドゥスもオクトゥムも脅威の対象でしかなかったようだと言います。

ガウェインは、ここの扉は閉まっていたはずだと言うと、ミッシェルは力ずくで開けた後、潮風に当たると壊れるかもしれないので、力を入れて閉めたと言います。んなウソばっかり。本当は瞬間移動して来たくせに。

カベッサをクエルポを起きますが、何も起こりません。


ミッシェルは、この遺跡はシャリネと呼ばれる施設に似ていると言います。シャリネを発動させるためには、子供や巫女のような純粋な魂の持ち主でないと発動しにくいと言います。


どうでもいいけど、ジュリオ14歳・クリス15歳だと反応したのに、なんでアヴィン17歳・ルティス16歳だと反応しないんだろう?15歳がリミットなのかな?もとっとも「純粋な魂」にしか反応しないだから、少なくともルティスには反応しないけどな。とっくにやられちゃってるんだろうし(何をだ!?)

PC-9801版だと、シャリネを作動させるためにはキーとなるアイテムが必要と言ってたのですが、それだと、そのキーとなるアイテム(銀の短剣)がこの数年後の海の檻歌のラストでミッシェルの魔法で作られるはずなので矛盾しちゃうので、その設定はなかった事になっています。

PC-9801版でもWindows版でもミッシェルさんの魔法で強引に発動させるのは同じようです。

のちに、ミッシェルさんの魔法で作られた銀の短剣が、ミッシェルさんなしでもシャリネを発動させるためのキーアイテムになった模様。

シャリネが発動します。


海に浮かぶ村。おそらくキト村だろう・・って、Windows版だともうここでわかっちゃうのか。


Windows版ではシャリネに映った人物のセリフはないので、リタの「みんなわかってないな。湖の神様は本当にいるのよ」もなし。レミュラスの「あの子にワシの使命まで継がせるわけにもいかんだろう、なあアヴィンよ。それまではここに・・・」もなし。


ガーデンヒル。Windows版では紙を水に流さないみたい。


墓地。Windows版ではドミニクが「私のために殺生を繰り返すのはやめて」とは言わず、マドラムが墓に花を手向けるだけです。


最後に剣が出てきて終わり。


ルティスは、あのミッシェルという男、まるでエル・フィルディンの生まれではないような口ぶりだと言います。しかしアヴィンはエル・フィルディン以外に世界があるという事を知らないので、その意味がわかりませんでした。


真実の島の啓示が何を意味するのかわからない。しかし、残りの神宝を集めれば断たれた絆を取り戻せるかもしれない。

第2部終わり。

なお、Windows版ではこの後マドラムが襲ってきて、アヴィンとミッシェルが海に飛び込んでトーマスに拾われる話はありません。そもそもWindows版ではアヴィンとマドラムが殺し合う理由がありませんし・・・。

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