希望のほこら
ここではHP、MPの全回復だけでなく、セーブまでできます。
また、ルーラのポイントにも登録されるので、いったん買い物に行く事もできます。この辺は、エメラルドドラゴンとかヴェインドリームとかと比べると楽ですね。
結界のほこら
デスピサロの手下が4つのほこらでそれぞれ結界を張っています。全ての結界を解かないとデスキャッスルには入れません。
しかし、敵の幹部の言うことにも一理あるものが多く、この作品は勧善懲悪主義とは違って悪側にもそれなりの主張がある事がうかがわされます。(もっとも、デスピサロはロザリーが死ぬ前から人間を皆殺しにすると言ってますが)
ここは土偶に接触すると強制的に出口までワープさせられてしまうので、柱を利用してなんとか土偶間に隙間を作ります。
しかし、本当の悪はこのエビルプリーストでした。エビルプリーストはピサロを利用するために人間をけしかえてロザリーを殺させたそうです。
自分が魔族の王になるつもりだったと言ってエビルプリーストは死にます。
ただし、ファミコン版だとキメラアントのプフと同じく(?)王への忠誠心が故にあえて殺させたと言います。
アリーナは、今の魔物は本当に強かったと言います。
希望のほこら
バロンの角笛を使えば最終決戦場に馬車が呼べると言います。っていうか、呼べないとかなり苦しいです。もっとも、1軍の4人をめいっぱいレベルアップさせるなら話は別ですが・・・。
デスキャッスル
最終決戦を前にしてもクリフトは余計な事ばっかり考えているようで・・・。
まずは賢者の石を取ります・・・が、どこにあるのかわかりません。おかしいな、ファミコン版ではもっと簡単に取れたハズなのに・・・。しょうがないので、Google検索をすると・・・、
この石像が動かせるそうです。
んなもんわかるかー |
いや、確かによく見ると隙間みたいなのがあるけど、こんな小さい穴から入れるとは・・・。
▽ここを参考にしました。ありがとうございました。
http://kyokugen.info/dq4/dq4_map_d22.html
というわけで、賢者の石を取ります。
しかし、アリーナの言うように、どうしても地形が覚えられません。
じつは似たような地形がいっぱいあるんじゃなくて、エレベーターの位置によって行ける場所が変わるわけですね。ここはエレベーターを1階まで下げておいて、エレベーターの天井を通って2階を抜けるようです。わかってしまえば、そんなに広いマップではないので覚えるのも楽でしょう。っていうか、ラスボスがめっちゃ強いので、ルーラの最終ポイントからラスボスまでがそんなに遠かったらクリアできませんって。
いったん外マップに出るので、ここでバロンの角笛を使います。
ピサロはすでに化物の姿になっていました。
でもって、これがギガデインが効きまくり。なんだこりゃ、楽勝じゃん・・・などと思っていたら・・・・、
やはりラスボスってのは「真の姿」とか「真の姿の最終形態」になるのがデフォルトのようで・・・。
で、結局、ギガデイン使いすぎて勇者のMPがなくなりあえなく全滅。つか、真の姿になってからの方が全然強いじゃねーか、まったく・・・。
あわれパーティはブライだけに・・・。どうやら1軍にドランを入れた影響でブライが3軍落ちした模様。
とにかく、お金払ってクリフトを生き返らせた後、クリフトのザオリクで全員生き返らせます。
そもそもドランはデスピサロに効きもしない「甘い息」ばかり連発して1ターン無駄にしてしまうので、ドランは戦力外にします。まあ、この物語はあくまで「導かれし者たち」であって、ドランは導かれし者たちではありません。それに、終盤でパーティに加わったキャラがラスボスを倒してしまうなんて、ヴェインドリームIIだけで十分です。
というわけで、ドランを外してリベンジします。すると、今度は「真の姿の最終形態」までいきました。
しかし、真の姿の最終形態強すぎ・・・。まるで歯が立ちません。またしても勇者パーティ全滅。どないせいっちゅーんじゃ。
どうもまだ何か足りないようです。
滝の流れる洞窟
マーニャが文句ばっかり言うので2軍落ちさせたい所ですが、全てのキャラが全ての呪文を覚えた状態ではマーニャのメラゾーマやイオナズンは外せないので、仕方なく1軍に帯同させます。
しかし、ここから先に進む事はできません。
海辺の村
かわきの石ってのがあって、池に沈めると一瞬で干上がるそうですが・・・。
じゃあ海に入れたらどうなるか。部分的に干上がるのかしら?とか言いますが・・。
ラナルータか闇のランプで夜にしてみると、たしかに部分的に干上がっています。
でも、かわきの石が海の水が部分的に干上がるぐらい強力なら、このまま放置すると惑星1つ分の海が全て干上がってしまうのではなかろうか?それとも、吸った分は海のどこかに放出されるのかな?
ラナルータで昼に戻して、海が干上がっていたあたりで△ボタンを押していると、かわきの石が見つかります。
海賊の宝の中にはぐれメタルの剣があるそうです。
滝の流れる洞窟
ここでかわきの石を使います。
時の砂をみつけます。別名「タイムベント」とも言う。
はぐれメタルの剣をみつけます。
エンドール
ここの右の地域は見えているのに入る事はできません。
2章の頃に、右方向に動かして行けなかったんで、「ここは入れない」と思ってあきらめてしまうのですが、実は魔法のカギがかかっていたのでした。というわけで、今なら入る事ができます。
その先には下に行く階段があります。
その先にあったのは宝の山!?
いや、実は単なる武器屋の倉庫。持っていっていいのかよ!!
2章の頃に入ったんですけど、カギがかかってて入れなかったし、5章になるとすっかり忘れて、「この建物には何もなかった」っていう事だけが記憶に残ってました。実はここに「はぐれメタルの鎧」などという強力な防具が売ってたのでした。なので、はぐれメタルの鎧を2つ買い、ライアンとクリフトに装備させます。
デスピサロと再戦
あとはもう、希望のほこらの前でひらすらトルネコの「くちぶえ」を使い経験値稼ぎをします。5章になって唯一トルネコが役に立つ場面です。
しかし、経験値稼ぎをまる1日やってるといささか飽きてくるので、たまには2軍(トルネコ、ミネア、ブライ)も使ってみます。
STARGAZERでも、最初は攻略不可能と思われたイルカでもひたすらレベル上げをすれば(厳密にはレベルではないのだが)イルカも楽勝になったので、このゲーム(DQ4)もひたすらレベルアップに励めばデスピサロも楽勝になるでしょう・・・多分。
あと、行動ポイントを消費せずに「そうがえ」ってコマンドがあることに今頃気づく。なんだ、こんなのあるんなら使わないと損ではないか。
真木博士「マニュアルに書いてあったはずですが?」
伊達明「悪い。俺マニュアルとか苦手でさぁ・・・」
というわけでデスピサロと再々戦。
初期状態・・・・こんな所で攻撃呪文や回復呪文を使っているようではまず勝てない。腕がもげるまではクリフトのスクルト多重かけと賢者の石の回復だけで戦えるようにレベルアップしておく。ただし、片腕の時に1回だけ「つうこんのいちげき」を食らう(一撃で死ぬ)ので、世界樹の葉をクリフト以外が持っておく。世界樹の葉を持ったキャラが死んだ時はクリフトのザオリクで生き返らせる。
両腕なし・・・デスピサロがスクルトで防御力を爆上げしてくる。勇者はギガデインで、残りの3人はマーニャ、ブライ、ミネアにして、メラゾーマ、マヒャド、バギクロスで戦う。
腹から顔が出る・・・時々瞑想してケガを回復させてしまうので、なるべく一撃で強いダメージを与えられるキャラ(ライアン、アリーナ、マーニャ)にする。
新しい腕が生える・・・強い炎、激しい冷気など、ブレス攻撃が激しくなるので、こちらはドラン、トルネコのような捨て石(ひどい)を1軍にあげて、死んだらミネア、ブライと交代させて、なるべく1軍のライアン、アリーナを馬車に残す。クリフトは全ターンにおいて、賢者の石かベホマラーか世界樹の雫で全員を回復させる。
真の姿の最終形態・・・・もう1つの顔が出て、角がはえて、足が伸びて、ヒザからトゲが出る。この状態になるとマホカンタを使うので、攻撃呪文は全て跳ね返されてしまう。メンバーをライアン、アリーナ、クリフトにして、ひたすら打撃でダメージを与える。デスピサロの攻撃は一撃で110前後のダメージを与えるので、アリーナ、クリフトでは1ターンに二撃くらうと死んでしまう。アリーナが二撃くらったら次のターンでクリフトのザオリクで生き返らせる。クリフトは一番後ろに配置しておけばまず1ターンに二撃食らうことはないでしょう。
という事で、苦労してようやく勝てます。
相手がスクルト連発したりマホカンタを使ったりするのは、ラスボスを倒すために導かれし者たちをほぼ全員(トルネコ以外)活躍の場を与えるためでしょう。まあ、トルネコもブレス攻撃の時に弾除けぐらいにはなりますが・・・。
じゃあ、もしマホカンタとスクルトを併用するラスボスが現れたらどうなるんでしょう?おまけにマホトーンも効かない、みたいな。 そんな無敵なラスボスがいたら、ほとんどの人はエンディングを見ずに投げちゃうかもしれませんね。
エンディング
マスタードラゴンから、各キャラが褒めてもらえます。えー、褒めるだけ??
天空人から、ここで暮らしましょうと誘われますが・・・。
アリーナは地上に帰るのが一番よと言います。
気球に乗り込みます。今回は飛び降りなくて良いみたいです。
この後、気球で皆を送り届けます。そこから転じて、4~5人で車で遊びに行った後、帰りに1人1人を車で自宅まで送る作業を「ドラクエ4する」と言います。(うそ)
アリーナ達2章のメンバーは、無事サントハイム城に戻ります。っていうか、王様今までどこにいた?
で、結局、サントハイム城の連中はこれまでどこで何をしてたのかは不明のまま。おそらく魔物に占領されたので、どこかに隠れていたんだとは思いますが・・・。
ライアンはバトランド城に戻ります。
ロザリーの墓を上空から見守ります。
ミネアとマーニャの父親の墓の前に行きます。
マーニャはモンバーバラの見せ物小屋で踊り子に復帰します。
トルネコはエンドールの自宅に戻ります。
その後、皆を送り届けた勇者は、一人生まれ故郷に帰ります。そこで勇者は背負っていた剣と盾を落とし、シンシアの寝転がっていた花畑の前でがっくりと肩を落とします。
もしアニメ映画化されるとしたら(しないと思うけど)、突然ここで勇者が泣き崩れるシーンがあるかも。今まで仲間が一緒だったから耐えてきた事がここで一気に崩れ・・・そしてスクリーンの前の観客も皆でもらい泣き、みたいな。(って、何を演出してるんだ)
すると、突然花畑一面に花が咲き・・・
光に包まれてシンシアが蘇ります。抱き合う2人。
すると、そこへ「導かれし者たち」が駆けつけて・・・
そうです。故郷に送り届けられた仲間達でしたが、勇者をそのまま一人ぼっちにさせておく事なんてできるわけがありません。皆、勇者が心配になって来てくれたのでした。
と、ここでもしアニメ映画化されるんなら(だから、されないってば)、シンシアが生き返った後にスタッフロールになって、スタッフロールの間に、
・バトランド城
「本日の訓練はライアン先生が担当です・・・、ライアン先生?」ライアンはどこかに消えていました。
・サントハイム城
「王様、大変です。また姫様がどこかへ消えました。」「なんじゃと?」
ブライ「お待ちください姫様、わたしくもお供いたしますぞ」 クリフト「待ってください姫様」
・エンドール
トルネコの書き置き「すまん、しばらく家をあける。店を頼む」 トルネコの妻「もう、しょうがないわねぇ。でもあの人の事だから、こうなるとは思っていたわ」
・モンバーバラ
踊っていたマーニャが突然舞台から降りて走り去ってしまう。ざわめく観客達。
ミネア「ちょっと、姉さん、待ってよ、私も行く」
そして、スタッフロールとエンディングテーマ曲が終わった後、勇者の元に7人が駆け寄って THE END。最後に公開された年とスクエアエニックスのロゴが出て終わり、みたいな。いいね、もうこうなったらアニメ映画化するしかあるまい。(そうか??)
めでたしめでたし。
プレイしてみて
正直、ファミコン版でプレイしていた頃はシンシアにそこまで感情移入しておりませんで、最後に生き返ったところで「ふ~ん」とか「やっぱりね。そんな事だろうとは思ってたよ」ぐらいだったんですけど、PS版では序章の追加が大きかったです。あの序章がある事によって、プレイヤーにシンシアに対してある程度の感情移入をさせる事ができ、それによってエンディングのラストシーンがより感動的になったんだと思います。
で、しかも、自分の場合、最初PS版でセーブする方法がわからず序章ばっかり5回ぐらいやってしまいました。シンシアが5章の冒頭で死ぬとわかっていたら(すっかり忘れてた)、あんなに序章をプレイしなきゃ良かったと・・・。しかし、あの展開はずるい。あんな短い序章だけで、自分なんてすっかり「この子を死なせたくない」って思っちゃいましたからねえ。
ファミコンでドラクエ3をプレイしていた時に、交互にドラゴンスレイヤー英雄伝説もやってたんですけど、気がついたらドラクエ3だけをプレイしていて、英雄伝説の方はすっかり投げっぱなしにしてしまいました。なぜかというと、ドラゴンクエストの場合、次の中間目標がこまめに訪れるため、ついつい「もうちょっと先まで、もうちょっと先まで」って言ってなかなかやめられなくなるわけです。3もそうでしたが、4なんか特に次のイベント~イベント間が短く、こまめに中間目標が設定されるため、飽きずに長時間プレイさせられてしまうんだと思います。逆にドラゴンスレイヤー英雄伝説の方は、ローに「せめてレベル7になってから来な」って言われて、そこで放置してました。
また、ゲームバランスが絶妙なのも良いです。ぶっちゃけ、ドラゴンスレイヤー英雄伝説の場合はEnterキー連打(下手すりゃEnterキーにセロテープ張ってれば)勝てたんですけど、ドラゴンクエストの場合、僧侶は何をして、魔法使いは何をして、回復はどのタイミングで何を使って・・・・と、頭を使わないとすぐゲームオーバーになってしまうし、それでいて少し頭を使えば攻略が進むため、RPGにありがちな「経験値稼ぎ」が、「単なる作業」にならないわけです。
また、武器や防具も、こまめに少しだけ高いやつ、それよりも少しだけ高いやつ、さらに少しだけ高いやつ・・・と、種類も多いし段階も細かいのが良いです。それで、今より少し高い武器を使うとどんな効果が現れるか?という楽しみができ、「次は鉄の槍を買う」といった中間目標もできて、プレイヤーを飽きさせません。このような、絶妙なゲームバランスとこまめな中間目標の設定が、このゲームを面白くしている最大の要因だと思います。
また、シナリオが「一本道アドベンチャー」ではないのも良いです。RPGでよくあるのが、「話が進むと強制的に舞台を移動させられ、元いた場所には戻れない」というもので、ヴェインドリーム(IとII)などはそれに当たると思います。そうじゃなくて、次の目的地はこまめに指定はされるものの、必ずしもそこに強制的に移動させられるわけでもなく、自由に他の場所に寄り道もできる所がこのゲームの自由度の高さだと思います。
RPGに一本道アドベンチャーが多い原因は、なによりフラグ管理の大変さからでしょう。実際、このゲーム(DQ4)でも、ルーシアにまだ会ってないのに、ミネアが「ルーシアさんと同じですね」という矛盾が発生してしまっているし。これがもし一本道アドベンチャーで必ずエルフの里のイベントをクリアした後でないとゴットサイドに行けない作りになっていたら、このような矛盾は生じないしデバッグも楽だったと思います。
というように、簡単に「一本道アドベンチャーにしない」といっても、そのためには膨大なフラグの管理とデバッグが必要で、その分コストが跳ね上がるという事です。なので、ドラゴンクエストみたいな大ヒットする事があらかじめ期待できて最初から予算いっぱいもらってるゲームでもない限り難しいかもしれません。
と、BBEEPでは珍しくベタ褒めのドラゴンクエスト4ですが、希望を申しあげますと、せっかくプレイステーションでスプライトの制約がなくなったわけですから、町や村では8人の集団で歩くようにしても良かったかなと。というのも、仲間同士の会話コマンドで、全部のリアクションを確認するのに1軍と2軍のこまめな入れ替えが必要で、これが少々面倒だったと思います。欲を言えば、エメラルドドラゴンみたいに「相談」ってコマンドを使うとキャラ同士が(できれば顔の絵つきで)会話すればよかったのに、と思います。
また、魔法を使うとファミコンにはないリアルな映像効果が表示されるのですが、どうせなら魔法の画面効果が続いている間(メラやギラなら炎が表示されている間)に相手がダメージを受ける描写があればもっと良かったと思います。
BGMは、交響組曲ドラゴンクエストIVのようなクラシック曲になりましたが、これがよく合ってるというか。元々ドラゴンクエストのBGMは、オーケストラで演奏するほうが合ってる曲だったのかもしれません。PSGだとなんかイマイチで、特に戦闘シーンの曲なんて、いわゆる「ピコピコ」と表現されても仕方ない曲でした。
また、それでいて多くの効果音(「◯◯のこうげき」の音、「◯のダメージ」の音など)は、ヘンにリアルにせずにPSGと同じ音にしたのは良かったと思います。あの音がする事で、画面がどんだけリアルになろうとも、やっぱり「ドラゴンクエストをやってる」って感じがしますからね。
|
||||||||||||||||
|