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エルミザード


「1」の時から見た目は変わってませんが、老朽化がだいぶ進んでいます。今は魔物の巣窟になっています。

しかし、ここには見えない壁があって進むことができません。バグかな?たしか、「1」のPC-8801版にはそういうバグがあったけど・・・。


と、そこへ地の精霊ノームのしもべの妖精ルールカ・・・じゃなくて、「ルーカテゥ」が来ます。


これは魔法の壁だそうで。こちらからは入れないけど、モンスターは自由に出てこられるそうです。

ついにバグからシナリオに正式に登場させちゃったよ、見えない壁。ウソから出た真というか、バグから出た仕様というか・・・。でも、ゲームの世界じゃよくある話さ。きっとPC-8801版で見えない壁ができて進めなくなるバグを、「壁の魔法がかかっている」とか言ってゴマかしたんでしょうな。ついでに、この後「フリーズする魔法」も正式に出てくるのかな?

関係ないけど、ロードランナーで最初番兵がランナーと高さを揃えて、次に横幅を揃えるようにしたところ、ランナーがある高さにくると番兵がどんどんランナーから遠ざかってしまうというバグがあって、修正して番兵がまっすぐ追ってくるようにしたところ、ゲームがすごくつまらなくなってしまい、最初のアルゴリズムに戻したんだそうで。

この壁を破るためには、破壊の魔石に代表される三種の神器が必要なんだそうで。
スー「破壊の魔石とあと2つは?」
ルー「あとは、破壊の魔石とか、破壊の魔石とか、破壊の魔石とか・・・」
スー「だから、あと2つ!」

で、結局、ノーム様も破壊の魔石しか知らないんだそうで。使えんヤツ。まあ、ノームってあのじいさんでしょ?じゃあ仕方ない。

破壊の魔石はミリュウの塔にあるそうです。というわけで、さっそくミリュウの塔に行く事にします。

ミリュウの塔

ここも外見は「1」と変わってないのですが、内部構造は変わっています。


入口に誰かいます。僧侶のクレイスだそうで、彼も破壊の魔石を探しているそうです。


破壊の魔石を探す理由は復讐のため・・・、何だか訳ありのようですが、目的は同じという事で、ここでパーティに合流します。

クレイスは僧侶というだけあって、回復呪文「ニラーフ」が使えます。また。MPも多いため当面回復には困りません。

また、菩提樹に行くとエメラルドドラゴンの「相談」コマンドのように、パーティ内で相談ができます。


1階。「1」では屋上から下に降りていくルートしかなかったのですが、「3」では屋上へ行く回廊はなくなり、1階から上がっていくようになっています。

移動中に[ESC]キーを押すと今まで歩いた場所のマップが表示されるので、「1」みたいに方眼紙にマッピングする必要はなくなりました。

2階。ここから罠が登場します。「1」ではトロンが罠を外せたのですが、今回のパーティには盗賊がいません。仕方がないのでピクトが外すわけですが、よく失敗します。。


ここには敵と必ずエンカウントする場所があります。「1」や「2」はできる限り戦闘は回避しなければならなかったのですが、「3」はふつーのRPGみたいに経験値があるので、経験値稼ぎには便利です。

野盗があらわれた・・・って、野盗って何者?つか、人間じゃねーの?


アトラスさま、もしやこの方たちは人間なのではないでしょうか?


・・・じゃなくて、人間を殺しちゃってええんかい。しかも、いくら殺してもいくらでも出てくるし。ああ、わかった、桃太郎伝説でいうところの「こらしめた」だけであって、同じ敵が性懲りもなくまた出てくるだけのかもしれん。

3階。ここから敵が急に強くなります。かといって、2階までの敵では倒しても経験値が低いので、最初のうちは3階で1階戦ったらすぐに宿屋に戻るって感じでレベルを上げる方が良いでしょう。3階の目的地は魔女のいる所ですが、この地域に入るためには1階の左下の階段から上がってこなければなりません。


クレイス「さてと、ここで少し休ませてもらってもよろしいかの。年寄りにはこのダンジョンは堪えるでの」
ソルミシア「下手な行動は死を招きますわよ?」


ピクト「バカなことを!何を落ち着いているんです。そいつは人間じゃない!」
クレイス「当然じゃろう。ワシも人間を相手にしているとは思っておらんよ」


クレイス「お主、冥魔眼『ピュウ・ジク』と見受けたがどうじゃ。おとなしく破壊の魔石を渡すかね?それとも・・・」
ソルミシア「知れたこと。欲しければ私を倒すがいい。」


というわけで、魔女ソルミシアと戦います。


しかし、わりとあっさり勝利。

クレイス「さて、目的は達成されたがどうするかね」
ピクト「こちらとしてもお渡しするわけにはいきません」


クレイス「だが、これ1つではそなた達の目的は果たせない。似たようなアイテムがもう2つ必要なのではないのかね?」
ピクト「なぜそれを!?」
クレイス「ではこうしよう。そなたたちが目的を果たすまでワシがそなたたちの手助けをする。目的が達成できたら、その石をいただくという事で。ところでご存知か、残り2つのうち1つは聖域ムージュ・ルゥ・アットにある『妖精のペンダント』じゃ。ただし、妖精たちが素直に渡すとは思えんがね。」

というわけで、もうしばらくクレイスと行動を共にする事になりました。

4階。ストーリーには関係ありませんが、サリアッドリング、レザーシールドがあるので、取っておくとピクトの防御力が若干良くなります。


下級妖魔バリアスがアイテムを守っています。


しかし、3階~4階を歩き回っても大丈夫なぐらいレベルを上げておけば特に問題はありません。


「1」「2」ではレベルというものがなかったため、ボス戦は運頼みだったのですが、「3」はレベルを上げればちゃんと勝てます。この辺は乱数頼みの「1」「2」よりよっぽど良いです。

宿屋

いったん宿屋で体力を回復させます。実機ではここでセーブしておくのも良いでしょう。

「1」や「2」では敵を倒してもお金を落とさないため、宿屋なんてめったな事では泊まれなかった(最悪手詰まりになる)のですが、「3」では敵を倒すとお金が手に入るため、宿屋も頻繁に泊まれます。


するとピクトが「妖精母の聖域が菩提樹を抜けた森の奥にあったなんて・・・」と言います。え!?そんなセリフあったっけ??

「2」ではビジュアルシーンを見逃すと次にどこへ行ったらいいのかわからなくなるのですが、「3」では宿屋や菩提樹で次の目的地を再確認できるのは便利ですね。

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