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定期船セシリア号 




荷物もお金も持たず、ロレント行きの飛行艇に乗ったエステルは、デッキでヨシュアの残した置き手紙を読んでいました。

「君の明るさはいつも僕の救いだった。しかしそれは同時に辛くもあった。君の明るさを見れば見るほど、僕の忌まわしい過去を思い出してしまうから。僕たちは出会わなければよかったと思った時もある。」

それを見たエステルは言います。

「あたし、ヨシュアの事を傷つけてたの?」

やっぱシェラさんの言うように、ヨシュアってかなり最低ですな。っていうか、最初に出会った時にエステルおもいっきりヨシュアを傷つけてたような気がしなくもない(そういう意味じゃない?)

すると、一人の男がエステルに話しかけてきました。君みたいな可愛い子が元気なさそうな顔しとったらアカンと。


彼はこう見えても神父なんだそうです。


もし良かったら、神父として相談に乗るから、悩みを話してごらん、と言うと・・・


エステルは突然泣き出します。


ケビン神父は、よしよし、よく今まで我慢しとったな。気の済むまで泣いたらええよ、と言います。


少しして、船内。


ヨシュアの奴、何も言わずに先に帰っただけなのに、ちゃんとヨシュアを信じないとダメよね、と言います。


ケビン神父は、よかったら家まで送ると言います。

つか、本当にヨシュアが家にいたら、こいつと一緒に帰ったらマズいのでは?「さっそく新しい男を見つけてきたのか。まあそれもよし」とか言われたりして。

ロレント市

FCではロレント市から始まりましたが、同様にSCも実質ロレント市からのスタートとなります。


で、エステルちゃんの家ってどっちにあるん?と言って・・・


ケビン神父がついてきます。ここからようやく操作ができるようになります。さっそくセーブしましょう。


どうでもいいけど、前作から引き継げるのはレベルだけで、アイテムもセピスもミラもありません。一文無しです。つか、どうやって飛行艇に乗った?(遊撃士協会のエルナンから切符もらった??)


カウンターでアランから、スタイルはまずまずだが女としての魅力に欠ける。82点、と言われます。

そりゃ、あんだけ戦ってばっかりだと、スタイルは良くなるんでしょうけど、さぞや筋肉質になっちゃうでしょうなぁ。

どうでもいいけど、女性の容姿に点数なんかつけたりしたら、コンシューマー機に移植した時にマスコミやらツイフェミやらがうるさいぞ。え?もう移植した?手遅れだって??

ブライト家

ブライト家に到着しました。


しかし、ヨシュアを呼んでも返事はありません。


全ての部屋を探し終えたエステルは、全てを察します。

♪私バカよね~お馬鹿さんよね~ (って、そりゃスペースインベーダーパート3か)

というより、薄々は気づいていました、ヨシュアはここにはいないという事に。


と、その時、カシウスとシェラさんが現れます。ケビン神父が遊撃士協会に連絡していたのでした。




この件からは手を引けとお前に言った事は全て私のエゴだ・・・と、シェラさんに叱られたそうです。


しかし、カシウスは軍を立て直すためにロレントを動く事はできないと言います。なので、今度こそ何があっても助けには行けないと言います。カシウスはそれでも良いかと訪ねますが、エステルの決意は固く、それでもヨシュアを探しに行くと言います。


そしてカシウスからヨシュアを連れ戻してくれと頼まれます。


ここでようやくオープニングです。

ル=ロックル

(回想シーン)カシウスから、このまま旅に出るのは危険だと言われます。まずはル=ロックルで修行をしていきなさいと言われます。


ル=ロックル訓練場。エステルはここで修行中です。


午後からの演習にそなえて装備を整えます。


しかし、ヨシュアのハーモニカなんて何に使うんでしょう?(関節キッス用?)


この棒は取れませんが、持ち物に含まれています。どうやら持ってる事になっているようです。


今日の演習は、バルスタール水道で行うそうです。


新しいオーブメントをもらいます。これを使えば新型のアーツを組む事ができるそうです。


しかし、今までのオーブメントとは互換性がないので、クオーツも新型でなければつかないそうです。

今までのスロットがISAだとすると、今回のはPCIって所ですかね。

イースの場合、なんで新しいシリーズになると持ち物が空に戻ってしまうのだという疑問がありましたが、このゲームではクオーツの互換性がないので、という事になっております。

ロランス少尉が無敵の強さを誇ったのも、新型のアーツを使っていたからではないかといいます。しかし、新型のオーブメントを使えば新型のアーツも使うことができるといいます。


というわけで、新型のオーブメントをもらいます。


しかし、空の軌跡FCのセーブデーターがあれば、「準遊撃士手帳」に今までの履歴は残ります。


準遊撃士は6級~1級でしたが、正遊撃士はG級~A級になるようです。


ここで、空の軌跡FCを未プレイの人のためにアイテムの説明を聞く事ができます。しかし、空の軌跡FCからやってない人がこの説明を見てもサッパリわからないでしょうな。


今回は「スロットの開放」ではなく「スロットの強化」ができます。強化されたスロットでないと使えないクオーツもあるようです。


回復のアーツを使えるようにしろと言われます。回復のアーツが使えないと演習には参加できないようです。


回復のアーツの名前はティアだと言われます。まあ、FCをやっていればわかる事ですが。


回復のアーツは、とりあえず水属性のクオーツが1個あれば使えるようです。これもFCをやってる人ならわかりますね。


相変わらずエステルのクオーツには属性縛りがありません。なぜエステルのオーブメントには属性縛りがないのでしょう?

説明によると、オーブメントは使う人の能力に合わせてカスタマイズしてあるそうです。早い話が、エステルにはどの属性でも満遍なく使える才能があるって事ですな。カシウスの血がそうさせているのかもしれないが・・・。

属性縛りがある人は、つまりその属性のアーツしか使えないって事なんでしょう。じゃあ、なんで誰のオーブメントにも属性縛りがないスロットがあるのか?という疑問は残りますが・・・。自分の属性と合わないクオーツでも少量なら使えなくもないってとこですかね。

クルツさんにもらったセピスを使えば、とりあえず防御1、HP1、攻撃1、回避1、行動力1、命中1を1個ずつ作れそうです。


エステルのオーブメントのど真ん中に水属性のクオーツをセットすれば、取り急ぎ「ティア」は使えそうです。


FCではシェラさんが言ったセリフが、今回はロベルトさんが言ってくれます。FCと違って攻撃のアーツは使えなくて良いようです。


FCの場合、回復と攻撃のアーツが使えるようになってないと卒業試験すら受けさせてくれなかったんですけど、ヨシュアのスロットが時属性限定なんで、時属性を使って攻撃のアーツを作るのがムズすぎてそれでやめちゃった人も多かったと思います。その反省からか、今回は最初から「攻撃1」という1個で攻撃のアーツが使えるクオーツが作れるようになっています。

回復のアーツが用意できたら準備完了です。


にしても「アーツ」とか「クオーツ」とか、空の軌跡シリーズを初めてプレイする人にはサッパリわからんでしょうな。そういう自分も長くプレイしていてようやく理解できたわけで・・・。コロナで緊急事態宣言中でとってもヒマでなければ、FCの最初の研修のシーンで投げてたところでした。もし自分がSCからプレイしていたとしても、おそらくここから先に進めずギブアップしていた事でしょう。

空の軌跡シリーズってかなり金かけて時間かけて凝って作ってあるのに、ゲームが意味不明で投げちゃう人がいるなんてもったいない気がしなくもないです。

バルスタール水道

今日の演習は、水道のゴール地点にある機密文書の回収です。もちろん、機密文書という想定の本だそうです。


ここでSCからプレイする人のためのチュートリアルが表示されます。(FCをプレイ済みの人は出さなくする事もできます。)

FCのセーブデーターがある人はチュートリアルは自動的に省略されても良かったかもしれませんね。

物理攻撃が効きにくい相手にはアーツが有効です、と表示されます。




今度はクラフトを使います。クラフトはSCでは「戦技」と表記されてわかりやすくなっています。




Sクラフトを使ってみましょうと表示されるので、Sクラフトを使ってみます。


チェインクラフトは、複数のキャラが連続してSクラフトを使う技です。


といっても、目が上下2段に出るだけです。

エステルの棒にもう1人が乗ってジャンプするとか、そういう合体技とかじゃないのね。

水路の一番奥まで行くと、クルツ先生が待っています。


実は水路の一番奥に行くための近道があって、エステル達がゴールまで辿り着く頃合いを見て、奥で待っていたのでした。


クルツの役は、機密文書を強奪に来た工作員だそうです。


つまり、機密文書の捜索中に予想外の交戦があった、という想定だそうです。


・・・・
戦闘中です。ここは省略。
・・・・・

ちなみに、クルツ先生は最初は回復アーツですぐに回復してしまうのですが、EPチャージを持っていないようで、長期戦に持ち込めばHPは回復できなくなり、そのうち倒す事ができます。

倒しました。


今回の演習はこれで終了。しかし、今日の演習はこれで終わりではありません。


昼食を取ったら、南にあるサントクロワの森で演習を行うそうです。


そしてサントクロワの森へ・・・・と思ったら、そのシーンは省略されてしまい、宿舎に戻った所まで話が飛びます。


クルツ先生はとっても強いそうです。なんといっても、リベール王国で2番目に強いそうです。もちろん1番はカシウス・ブライトです。


クルツ先生はもうすぐAランクになるそうです。シェラ先生がもうすぐBランクになるって言ってたので、シェラ先生よりもはるかに上って事ですな。


でも、そのクルツさんの記憶を奪った犯人はそれよりさらに強いという事です。


自分の部屋に戻って寝ます・・・・が、ちょっと待ってください。


ここで必ず寝る前にセーブしましょう。
ここで寝てしまうと、そこから先は強制イベントで、しばらく装備を整える事ができなくなります。なので、できるだけ回復アイテムを買っておきましょう。

この後エステルは、夜中にすごい音がして目を覚まします。


すごい音がした時に「かまわず寝る」を選ぶ事もできますが、アネラスに叩き起こされます。(その場合、BPポイント減点1です)



武装集団が攻撃してきたそうです。


直後に何者かが煙幕を投げ込んで目の前は真っ白。煙幕には睡眠薬も入っていたようで、エステル達は長い眠りにつきます。

サントクロワの森

目が冷めたらどこかに放り出されていました。

あーあ、もう寝てる間に敵の兵士達にあんな事や、こんな事をされちゃったのね。なぜそのシーンをCGにして画面に表示させないんだ(って、そんな事したら18禁ゲームになるわな)

どうやら武器も防具も全部取られてしまったようです。じゃあ、なんで服はそのままんだ。それなら普通裸だよな(って、だから、そういうゲームじゃないって)


装備を取られただけで無事だったのは、敵に何らかのアクシデントが起きて慌てて別の場所に移動させられたようです。


ここは昨日演習で来たサントクロアの森のようです。


装備は手ぶらではないものの、「練習用武器」だけになってしまいました。なぜ練習用武器は無事だったのか謎ですが(月光の棍や伊達臣人の槍みたいに伸縮自在なのかな?)


と思ったら、当たりにエステル達の装備が隠してありました。まずはこれを回収します。


出口があります。


しかし、敵の兵士が出口を見張っていました。


どうやら敵は女の兵士のようです。ああ、なるほど、この部隊の隊長は女なので、エステル達は別にやられてませんよ(何をだ!?)とユーザーに言いたいんでしょうな。


しかし、エステル達の装備がまだ全部揃ってません。


おまけにレベルはFCの最終レベル(40)のままです。
大我先生「そんなレベルで挑んだら死ぬぞ」


というわけで、ここはいったん撤退。

・・・が、エステルの装備がみつかりません。えーなんでなんで??

・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・・
ギブアップ

多分、どっかに見落としがあるんだと思うんだけど、見つかりません。仕方がないのでGoogle検索します。すると、ここのマップを掲載してくれている偉いサイトがあったので、それを見ながら攻略します。

強化ブーツを発見。


ブレクロッドを発見。


こんな所にあったとはな(©みなみ)


・・・っていうか、

んなもんわかるかー!

こんな木の視覚にある場所にあったって見つかるかっての。
要するに、[Z]キーと[X]キーで視点を変えながら探さないとみつからないようになっているわけですな。

▽ここを参考にしました。ありがとうございました。
http://ito.cside.com/kamonet/game2/ed6sc/map_0102.html

というわけで、さっきの女兵士との再戦。相手は間合いを取って飛び道具で攻撃してくるので、遠方まで攻撃できるクラフトで倒します。


倒すと、突然また催眠ガス入りの発光弾を投げてきます。


女兵士は、方術使いは捕まえたと言って去っていきました。


方術使いとは、クツル先生と見て間違いないようです。

ル=ロックル

床にはクルツ先生の血が垂れています。


通信機は破壊されています。


食材は空になっています。


地図は破り取られています。


敵は何をしたのでしょう?


敵は新たな拠点に移動したと見て間違いないでしょう。


ロベルトが出てきます。近くに隠れていて無事だったそうです。敵が潜んでいそうな場所といえば、グリムゼル小要塞ではないかといいます。


というわけで、グリムゼル小要塞に向かう事にします。


と、その前に回復アイテムをめいっぱい買っていきます。つか、こんな非常時にまでお金取るのかよ。

クリムゼル小要塞


しかし、この中の敵が強すぎて勝てません。

仕方がないので、サントクロワの森でシャイニングポム狩りをしてレベルを上げます。


時々シャイニングポムが大勢出てきますが、Sクラフトでないと攻撃がまともに当たらないので、倒せたとしてせいぜい一匹でしょう。

2人ともレベル42になったら、要塞の攻略を再開します。

認証ユニットを見つけました。


とりあえず持っていくことにします。


と、ここで天の声。イベントアイテムは直接使用して進みます・・・・って、これは一体誰が誰に言ってるんだ!?


このドアは開きませんが、おそらくさっきの認証ユニットを使うのではないかと思われます。


ためしに使ってみます。


本当に開きました。


その先で敵の兵士が待ち伏せしています。


エステルは、もうすぐここに遊撃士の援軍が来ると言いますが、通信機は破壊したはずなのに来るはずがないと言われます。さあ、ここはどうやってゴマかす!?


他の訓練希望者が来る予定だと言いますが、


渓谷の入口で待ち伏せさせてもらうと言われます。それでこいつ以外の敵がいなくなれば儲けものなのですが、他の敵兵士が待ち伏せに出て行く様子はありません。どうもウソだとバレてるっぽいですね。


なんとか倒しました。しかし、敵兵士の使ってくる技が、なんか見覚えがあります。というか、昨日水道で戦った相手と同じです。攻略法も昨日の水道と同じく、長期戦に持ち込んで敵のEP切れを待つ戦法が通用します。


すると面白いように引っかかったなと言われます。


この声はカルナ先輩のようです。


どうやら、森の入口にいた女兵士はカルナ先輩だったようです。


もう一人はグラッツさんでした。


さっき戦った相手はやっぱりクルツ先生でした。


なお、カルナ・クルツ・グラッツについてはFCの終章に出てきます。カルナ、クツル、グラッツ、アネラスの4人で1つのクルツチームでした。


どうやら、敵の襲撃は全部お芝居だったようです。




本物の猟兵はこんな甘くないと言われます。たしかに、本物の敵だったら、催眠ガスで眠らされて何もされてないわけないよな。とっくにやられちゃってるよ(って何をだ!?)


管理人さんまでグルでした。


当然、ロベルトさんもグルでした。ロベルトさんは本当は出てこないシナリオだったけど、装備を整える必要がありそうなので出てきたんだそうです。壊れた通信機も、もともと壊れているものにすりかえただけでした。


よく考えれば不自然な事があったといいます。


そりゃ、森で装備を没収されたのに、なぜか装備が森に隠してあった事。まあ、そういうのはRPGのお約束ですからなぁ。イース1だって取られた銀の装備が塔の中に隠してあったし。

あと、この部屋に入るための認証ユニットがここに来る途中で手に入ったりするのも不自然なんですが、これもRPGのお約束だから特に疑問に思わなかったですね。普通RPGって鍵のかかった部屋に入るためのアイテムが、ダンジョンのどこかに隠してあったりしますので。

というわけで、これで訓練はおしまいです。しかし、これを研修生が来るたびに毎回やるのかね、しかし。


その頃どこかの空港では・・・


ロランス少尉と道化師カンパネルラが何か話をしています。


そこへアルバ教授改め、ワイスマン教授がきます。どうやら、アルバ教授というのは仮の姿のようですが、どっちにしろ本職が教授な事には違いないようです。


ここで悲しいお知らせです。白き魔女、朱紅い雫、海の檻歌、空の軌跡FCの攻略記事ですが、Googleアナリティックスによると、ほとんど読んでる人がいません

結局、8ビット~16ビット(PC-9801)の頃はPCでゲームをする人もそんなにおらず、というよりそもそも8ビット機やPC-9801を持っている人はさほどいないので、攻略記事を書いているサイトもそんなにないので、その分需要もあるようなんですが、Windows版の出ているガガーブシリーズ以降ともなると、もう他にも攻略記事を書いているサイトも多く、苦労して記事をかいても需要がほとんどないようです。

なので、以後、直接ゲームの進行に関係ない部分は省略させていただきます。なにしろ話が長すぎてとてもここで全部書ききれません。

ヨシュアは、姉のカリンの墓前にいます。どうやら女装した時に名乗った「カリン」という名は、もともとは姉の名前だったようです。


と、そこへカアプ一家がやってきます。ここが廃墟になったのは10年ぐらい前のようです。


ここはハーメルと呼ばれていた村だそうです。そういえばロランス少尉も言ってましたね。「ハーメルの名を知るあなたには私を憐れむ資格はない」と。


ジョゼットは、最初に会った時とは随分態度が違うじゃないかと言いますが、ヨシュアは「君に言われたくないね。最初に会った時、ずいぶん堂に入った演技をしてくれたじゃないか」といいます。


今までエステルと一緒だった時の気の弱そうな態度は芝居で、今の強気な態度がヨシュアの本性のようです。


まあ本当を出してくれた方が信頼はできると言います。


この後、ヨシュアとカアプ一家の話は長くなりますが、長いので割愛させていただきます。

序章終わり。

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