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ウォーレン城
いよいよこのゲームのラストシーン、ウォーレン城です。 あれ?まだ宝玉をみつけてないような気がするんですけど・・・。
かといって、強制イベントでここにワープさせられてしまったのですから仕方ないですね。 宝玉はきっとこの城の中にあるんでしょう。 もしくは「お前は私を倒すためには宝玉が必要だと思っているようだが、別になくても倒せる」のかもしれん。
ここから中庭までの敵は「逃げる」コマンドで逃げられるので、相手にしない方が良いでしょう。
中央にある扉は剣で封印されています。
「宝玉なしで倒せるのだろうか?」たしかに、今まで宝玉に関するヒントすらなかったし、ここまで強制イベントで来ちゃったし、どうしたものか。
ここにもルーンブレードの模造品があります。
両側の模造品を確認した後、もう1回中央の扉に来ると、剣が動いて扉を通れるようになります。
彫像には、竜が争っている図が彫られています。
こっちには、巨大な竜が雷にうたれている図が彫られています。
こちらは、人間の少年と背の高い男がルーンブレード片手に争っている図が彫られています。
バザン「なんやこれは水やないくわ」
ピクト「カメラ」
・・・って、そりゃエヴァンゲリオンか。
じゃなくて、水があって進めません。ウンデーネも力を貸してくれません。
この装置を破壊すれば水は止まるはず。
と思ったら、左右両側にありました。これで水は止まるはずです。
しかし、水はたまったまま。どうしたものか・・・と、ここでピクトは気が付きます。この水は単なる幻だったのでした。
中庭。ここはまっすぐ上に進むだけです。
左右に寄り道をすると、逃げられない敵と接触してしまいます。このゲームには経験値というものがないので、戦闘はできるだけ避けなければなりません。
ウォーレンの側近、ガーディと2回戦闘になります。
しかし、ガーディx2ではなく1体ずつ。しかも弱いので楽勝でした。
ウォーレン戦
ウォーレン「さあ、ペイルフェイスをいただくとしよう。宝玉のない剣で勝ち目があると思うか?ふははははは・・・」
そういえば、ここまでの間に宝玉なんてなかったな。あれ?もしかしてここで手詰まり?
ここでの戦闘は結果が固定されていて、何をどうやっても勝てません。ある程度ダメージを受けると、突如ビジュアルシーンに突入します。
ウォーレン「死ね、ピクト!」
ピクト「うわあああああ」
と、その時チノップがどこからともなく現れ・・・
チノップはピクトをかばって死にました。死に際にピクトに宝玉を渡して・・・
・・・って、チノップ、そんなの持ってたんなら最初から出せや。
宝玉をセットしたペイルフェイスで最後の戦いを挑みます。
ウォーレン「怠惰な時代になった時、お前たちは一体何をした?くだらぬ信仰や力の追求に明け暮れ、創造をしようとしなくなるではないか。10年前フォリーが出した警告さえ無意味なものにしてしまった。」
ピクト「10年前の警告、それはまさか・・・!?」
ウォーレン「そんな事はどうでもいい。その剣を渡してもらおう」
で、ウォーレンとの再戦ですが・・・
まったくダメージを与えられません。ああ、わかった。またここで負けると何からのイベントが発生してビジュアルシーンに・・・
・・・って、あれ?
ゲームオーバーかよ!!
困った。どうすんの、これ。何をどうやってもダメージを与えられないし。
この最終面に来る前に宝玉を見つけてないと、ウォーレンにダメージすら与えられず手詰まりになるんじゃないかと思っていたのだが、宝玉は結局ビジュアルシーンで勝手に取った事になるわけだから、宝玉がないせいではないよなぁ。
かくなる上は・・・
Google検索
「アークス2」で検索したら、一番上にありました。しかし、有力な情報はこのサイトだけでした。このサイトの情報がなければわからずじまいで投げちゃってたでしょうな。正解は「フィンの魔法を使う」でした。
▽ここを参考にしました。ありがとうございました。
http://gyusyabu.ddo.jp/MP3/1990/AC2.html
・・・・って、
んなもんわかるかー! |
なんだよ、その「フィン」って。FIN、つまり終わりにする魔法か。前作のMSX版のラストでジェダが使った「解放」みたいなものか。しかし、そんな伏線どっかにあったっけ??
で、さっそくフィンを使うわけであるが・・・
WPが足りない・・・・
えーなんでなんで??WPはたしか100あったはず。
というわけで、ウォーレンと1回目に戦う前に戻ってやり直しましたが、やっぱりピクトのWPは20。なにこれ、これまでどんだけWPが残っていても、ここでは20からに固定されちゃうわけ??
まさか・・・
そう、そのまさかです。「励ます」んですよ、ピクトを。
しかし、スーは1ターンで死んじゃうし、タフなバザンも3ターン持てば良いほうで・・・。そもそも、スーに励まされるのと、バザンに励まされるのでWPの回復具合が同じってのも納得いかん。スーに励まされたら一発で全快にならないと。
で、結局、ウォーレンとの2戦目の頭でどこでもセーブ。10回ぐらいやり直した結果、スーは1ターン目で死んだけど、2ターン目以降はウォーレンがピクトばっかり攻撃してくるので、ピクトはひたすら防御、その間にバザンが励まし続け・・・
ピクトのWPは84まで回復。これでようやくフィンが使える。そして、ピクトがフィンを呪えると・・・
なぜかウォーレンの腹に剣がささってウォーレンは死にました。えー、なんでなんで??こんなの魔法でもなんでもないじゃん。剣を投げただけじゃん。そもそもフィンの魔法って何??
「これでついに3本の剣が揃った。肉体は滅んでも精神は不滅だ。信じるか信じないかは勝手だ。ピクトよ、お前こそが混沌の使い魔なのだ。」と言い残してウォーレンは死にました。
ウォーレン城は沈んでいきました。
その頃、城の外の戦いも決着がついたようです。カオスフォリーは逃げていきました。
エンディング
それから数日後・・・
アルカサス王国とデュ・クーロス王国が合併して、マールハート国が誕生しました。
おまけに、グランとアリサ姫結婚しちゃったよ。って、事は、やっぱりあのシーンは「事後」で良かったのか。まあ、アルカサスの先代の王様には男の子の跡継ぎがいなかったみたいだし、これで良かったのかも。
そして、世界を救ったピクトには聖騎士の称号を送り、永遠にマルハートの英雄として語る事を宣言します。
ここで、聖騎士ピクトからご挨拶が・・・・と思ったら、ピクトはいません。セレモニーが嫌いで逃げてしまったようです。
外では仲間たちが待っていました。スーは最後の戦いで死んだハズなんですが、ビジュアルシーンの都合で生き返っています。
「死んだはずの・・・」って便利な言い回しね。最後の戦闘で誰が死んでも使えるし。チノップが最後の力で死んだ仲間を生き返らせた・・・って、なんだそりゃ?だったら自分を生き返らせろよ、って感じ。つか、前作で出てきたあの生き返らせてくれる魔道士のとこ連れて行けよ。
ピクト達4人はまた旅に出ました。めでたしめでたし。
プレイしてみて
まず、体力を回復させる時。MAGIC、 何を?、WHO USE? 、YES/NOとか確認がくどすぎます。べつに最後のYES/NOはいらないでしょ?
おまけに、韮麩1回ではたいして回復しないので、続けて何回もかけるのに、[Enter]キーを押すと「誰が魔法を使うか」まで戻るハズが、[Enter]キーが2回反応しちゃってSTATUSまで戻っちゃってる事多数。
で、しかも、それに気づかずに、スペースキーを連打してると、いつの間にか回復アイテムを使う事になってて、しかも、どっちも体力が回復するもんだから、そのミスに気づいた頃にはもう回復アイテム使い切ってたりする。
同じRPGでも、ファルコムのドラゴンスレイヤー英雄伝説シリーズとか、エメラルドドラゴンとかヴェインドリームとかに比べて、メニューの操作性はお粗末としか言いようがありません。そもそも[Enter]は決定で使うキーなので、[Enter]にキャンセルという意味をもたせるのはおかしいと思います。
あと、買い物・・・
何を買うのか↓キーで選択するのですが、これが速い。なんか知らんがものすごく速い。目的のアイテムの所で止まりゃしない。もう、スロットマシンを目的の場所で止めるのと同じぐらいの難易度。なんですか、これは。結局最後まで買い物はしませんでしたが、これでは実質お店は使えないのと一緒ですな。
そもそも、なんで1行しか出ないのかと。ドラクエみたいに買えるもののリストが出てカーソルで選べばいいでしょう。このHOT・Bなみの操作性はいかがなものかと。ショップのロジックだけ外注に出して、あがってきたらこんなんで、作り直させる時間がなかったとか、そんな感じなんでしょうかね。
あと、移動中のキャラクター
これヒドくないですか?
そもそも、ピクトの仲間は、チノップ、サーラ、バザン、グラン、スーと5人いるのに、なぜパーティは3人までなのでしょう?本当は最初の計画では前作みたいに6人パーティにしたかったのに、3人しか同時に歩けないのは、移動が遅くなりすぎて5人動かせなかったからではないでしょうか?
そもそも、ドラクエみたいに5人もキャラクターをゾロゾロと引き連れる必要はないのですよ。リバイバーやドラゴンスレイヤー英雄伝説やエメラルドドラゴンみたいに、主人公だけを代表的に表示させれば済む話なのですから。
キャラクターを選択式にするのであれば、たとえばチノップを連れて行くと罠を外してくれるとか、スーニーを連れて行くと回復できるキャラが2人になって楽になるとか、サーラを連れて行くと・・・・とにかく何かしら(まて)のメリットがあるとか、何か個性があればいいけど、結局は攻撃力の一番高いバザン以外に連れていくメリットがないので、キャラクターを選択できる事自体あまり意味がないような気がします。
あと、最後、なにあれ。フィンって何よフィンって。そんなの雑誌等のヒント見ないとわかるわけないでしょ。
シナリオについて。結局、水源にルーンブレードを刺して水を止めた人が誰だったのかはわからずじまい。ピクトの親父もどうなったのかわからずじまい。何もかも伏線は未消化のまま残ってしまいました。10年前のフォリーの警告って何だったのでしょう?
ゲームシステムについて。前作に続いて、ビジュアルシーンに登場するキャラクターが戦闘で死んでいたりすると、なぜかご都合主義で突然キャラが生き返ってしまいます。そのわりには、チノップが自分を犠牲にしてピクトに宝玉を渡した、みたいなストーリー上死ぬ事になっているキャラは何をどうしても生き返りません。
命に関する概念がご都合主義すぎて、人の生死に関して感動も感慨も何もわいてきません。チノップが最後の力をふりしぼって私達を・・って、そんな事ができるならまず自分を治せっていうか、そもそも前作にタダでいくらでも生き返らせる魔道士がいたはず。であれば、戦闘で誰か一人でも死ねばそこでゲームオーバーにすれば良かったんじゃないかと思います。
ビジュアルシーンが、キーを押さなくてもどんどんセリフが流れて行ってしまうのも問題だと思います。実際、実機でプレイしていた時は、ビジュアルシーンの途中で電話がかかってきてしまったために、そこでプレイするのをやめてしまいました。セリフ1画面ごとにキーの入力待ちになるべきでしょう。
逆に良かった点。OPとED、あと随所にあるビジュアルシーン。それとBGMね。もう、アークスシリーズはビジュアルシーンを見るためだけのもので、ゲームはオマケ程度に考えた方がいいのかもしれません。
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