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がんばれ地球防衛軍の巻

20XX年、サンポール星からやってきた大怪獣ドメストの侵略をうけていた。

地球防衛軍はスーパーウェポンを開発して攻撃を開始した。しかし、ある日を堺にスーパーウェポンはまったく効かなくなってしまった。

探偵団X事務所に国の偉い人がやってきて、ドメスト星人を倒して欲しいと依頼します。


地球防衛軍に来ましたが、受付の人は寝ています。後ろ姿だけだとブロンウィンのパロディかと思ったのですが・・・。


何度も起こすと、指揮官が外出中なのでわからないと言われます。顔は全然ブロンウインじゃなかったですね。


その頃テレビのニュースでは、大怪獣ドメストの巣が見つかったと報道しています。


大怪獣ドメストの巣にきますが、3人は飲み込まれてしまいました。


大怪獣ドメストの体内。食道は食堂になっています。


ここからは、なんと1話と同じです。じゃんけんでモンスターを倒さねばなりません。

しかも、1話は5回ずつ勝てばモンスターはいなくなったのですが、今回は8回ずつ勝たねばなりません。さらに、残りのHPがちょうど1回分のダメージと同じになってしまうと、回復もできないしあと1回負けるとゲームオーバーになってしまうというトホホな状態になります。そうなったら一旦ゲームオーバーにしてやり直すしかありません。

食堂モンスターはヴァリンスU子・・・・かと思ったら全然違いましたね。


胃のモンスターはぷよぷよかな?


肺のモンスター・・・って、これ何?


全部のモンスターを倒すと肛門から出られます。ただし、スペースキーを押しっぱなしにしておかないと排泄物に潰されてゲームオーバーです。

そもそもロボットなのになんで胃とか腸とか排泄物とかあるのかな!?

脱出したらどこでもセーブしておかないと、もう1回ドメストに話しかけるとまた口の中に放り込まれて、食堂からもう1回やらされます。モンスターも復活しています。実機ならここでPCの電源を切って二度とやらない所ですが、実機では1話目の途中でやめてしまってますので・・・。


国の偉い人の話では、地球防衛軍は民間企業で、ドメスト退治を1回500万で依頼していたのですが、契約が切れたので探偵団Xに依頼したそうです。


地球防衛軍の裏門から忍び込もうという話になります。


地球防衛軍に忍び込むと、中にドメストのコントローラがあます。どうやら大怪獣ドメストは地球防衛軍の自作自演だったようです。このコントローラーは壊してしまいましょう。


国の偉い人に時限爆弾をくださいと頼みますが、断られてしまいます。


やすが「時限爆弾をくれないと鼻くそくっつけるぞ」と言うと、仕方なく時限爆弾をくれます。


これは昨日シャンプーが切れていたので妻がコンビニに行くついでに買ってきてもらったんだそうで。って、それはシャンプーの話であって、時限爆弾と関係ないではないか。


またドメストの口の中に入ります。またじゃんけんでモンスターを倒さねばなりません。


しかも、今回はマップが変わっています。


これでまた8回ずつじゃんけんで勝たないといけないんだったら、いくらどこでもセーブができるエミュレーターだからといっても今度こそやめるんですけど、今回は胃袋にたどり着けばOKなので、食堂から2連勝するだけです。

胃袋に時限爆弾をセットして帰ろうとすると、白寺山が行く手を阻みます。

外出中だった地球防衛軍の指揮官はこの3人でした。この3人は大怪獣ドメストを作り、暴れさせる事で国から防衛費をせしめていたのでした。

寺田先生「さあ、観念してもらおうか」
しゅん「あの、俺の仕掛けた時限爆弾、もうすぐ爆発するんですけど・・・」
しゅんの仕掛けた時限爆弾が大爆発し、3人は外に放り出されます。


しかし、しゅんはこんな事もあろうかとパラシュートを用意しておいたのでした。

今回も後日談とかなくて、ここで終わりです。

エンディング

これで今回のシナリオはおしまい。また会おうぜ。


「必ずまた帰ってくるからね。もっともっとみんなを夢中にさせるような事件をいっぱいひっさげてね」などと言っていますが・・・


この後、スタッフロールでおしまい。

プレイしてみて

まずオープニングですが、スペースキーを押しっぱなしにしてないオープニングすら見れないとかふざけすぎです。

団員と話す時に、毎回毎回鼻くそほじったり鼻水垂れ流したりと、汚いモンみせられてうんざりします。それも、最初から最後まで終始ずっとです。残念なのは、こういう「ない方がよかった」という蛇足要素が多すぎる点で、鼻くそほじるアニメ、鼻水垂れ流すアニメ、アナウンサーのアゴが外れるアニメは、

・おもしろくない
・見てて不快
・待たされる ←重要!!

という、まさに三拍子そろった蛇足さで、どうしてこんなもん入れたかなって感じです。これを削るのってそんなに難しい事ではなかったと思うし、こういうのを最終的にチェックして、「これは削った方がよくない?」とか指示してくれる監督とかいなかったのかなっていう気はします。

1話目のじゃんけんの所も、2話目のレースのところも、最初どうすればクリアできるのかサッパリわかりません。実機では1話の途中でやめてしまいましたが、2話から始めたとしてもレースのところでやめてしまっているでしょう。1作目が比較的面白くて、1作目の続きで2作目も掲載するという目的がなければ、今回も途中でやめてしまってると思います。

探偵団っていうタイトルなのに、続編は推理の要素が1つもありません。敵の本拠地に乗り込んで力技で倒すだけ。これでは探偵団ではなく防衛団かなんかに改名した方がいいような気もします。特に敵が同じ3人組に固定されてしまったために、もはや犯人を推理する必要がなくなってしまったのは残念です。

これで話が面白ければまだ我慢できるのですが、これまた全然面白くありません。前作の時は社内に面白い話を考えられる人がいたのが、その人が辞めちゃって仕方なく残った人で作ったらこうなったって感じです。終始シモネタも走りすぎて、まるでネタがなくなった芸人が最後の手段でやる事みたいです。

私が酷評する時は、それ以外は合格という事がほとんどですが、この「帰ってきた・・・」に関しては、残念ながら褒められる要素が1つもありませんでした。探偵団Xに3作目は出なかったのは、つまり、そういう事なのでしょう。

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