このエントリーをはてなブックマークに追加

レドモントの街

街に戻ると、人質だった街の人達が開放されて、戻っています。


しかし、アドルはエレナを守る事ができなかった事を激しく後悔しています。


江戸川さんにガルバラン島に行かせてくださいと直訴します。


すると、鬼火の宝珠をもらえます。


牢屋に監禁されていたボブは、家に戻っています。

ガルバラン島

ガルバラン島へ向かいます。


船を手に入れるとかそういう工程は必要なく、船は街で借りられたっぽいです。

しかし、世界の運命がかかってるんだから、もう少しマシな船貸してくれんかと。

ガルバラン島に到着。しかし真っ暗です。


そこで鬼火の宝珠を使うと・・・


サーチライトがついて一部が見えるようになります。

なぜ手持ちのアイテムを使うと上から照らされるのか不明です。アニメ化されるなら(されないだろうけど)、光の弾を打ち上げるようなアイテムにすると良いかもしれません。

なお、もうレベルはMAX。無駄な戦闘は避けます。こまめにセーブして、行き止まりにはまってしまったらロードしましょう。

ちなみに、この中の迷路、全然複雑じゃありません。まあ、回復できる場所がないので、この中の構造があまり複雑なら、そこでやめちゃってた人もいたかなと。元々あんまり面白いゲームでもないし。

すると、その先でなぜか、さっき倒したガーランドがまた襲ってきます。


おまけに、倒しても、いったん街に戻って薬草やリングパワーを補充すると、(ハードモード以外では)また復活してしまいます。

・なぜガーランドがまた復活して出てきたのか?
・なぜ街に戻るとまた復活するのか?

などについて、何の説明もありません。



仕方なくGoogleで検索したところ、こいつはガーランドの魂をガルバランが蘇らせたものであって、何度倒してもガルバランがいる限り再生してしまうそうで・・・。

そういう事はちゃんとゲーム中で説明するように。だいたい「さあ行くぞ」ってなんだよ、「さあ行くぞ」って。もうちょっと気の利いたセリフとかなかったわけ?例えば、

「我はガルバラン様の側近、ガーランド。ガルバラン様の命により、ここから先に行かせるわけにはいかない」とか、「貴様は我を倒したつもりだろうが、我は不死身なり。ガルバラン様ある限り、我は何度でも蘇る」とか。

どうも、この「ここから先に行かせるわけにはいかない。さあ行くぞ」って小学生が1分で考えたようなセリフはどうかと。

でも、PCエンジン版だと、声優さんが感情こめて「ここから先に行かせるわけにはいかない。さあ行くぞ!!」って迫力ある声で朗読するんだけど、さすが声優さんだよね。こんなテキトーなセリフでも、声優さんが読むとちゃんとそれっぽく聞こえるもん。

でもって、ハードモードでない限り、ガーランドはいくら倒しても蘇ってしまうので、いったん街にアイテムを補充に戻る事が事実上できません(しても無駄)ので、薬草も精霊の首飾りも使わずに倒すのがベストです。

といっても、簡単です。こいつ実は背中ががら空きなんです。

スピードを最低にして、パワーリングを装着して、ガーランドが雷を放っている間に背中からガンガン切りつけます。これで薬草等の回復アイテムを消費する事なくラスボス戦に挑めます。

螺旋階段を登って頂上を目指します。


するとチェスターが後から来て追い越して行きます。つか、ガーランド戦手伝えよと・・・。


ログインによると、「ラストの盛り上がりは半端じゃないぜ」だそうなんですが・・・。私にはゴンドラで遊んでるようにしか見えませんでした。


しかも、突然ガルバランと和解すべきとか言い出す始末。なぜ突然!?そんな伏線あった?みたいな。


彫像はくれてやる。だが、二人を殺せば貴様の手には渡さない・・って、それじゃ結局はくれてやらないんじゃないの。


じゃあ、二人を助けるかわりに彫像を・・・とか、そういう取引に応じる敵ではありませんで、結局はガルバランとのバトルになります。


アドルが台に乗る前にセーブしないと、台に乗ってしまうとセーブができません。なので、ガルバランに負けるたびにあの茶番を見せられる羽目になります、が、それは実機でのお話。うっかりセーブを忘れてもエミュレーターならどこでもセーブができて安心です。


ガーランド戦を回復アイテムなしで乗り切る事ができれば、ガルバラン戦はラスボスとは思えないぐらい簡単になります。具体的には、真下でジャンプしてひたすら斬りつければ良いのです。


薬草はあらかじめ装備しておきましょう。あと、戦闘に入ってからプロテクトリングを装備します。(あらかじめ装備しておくと、すぐになくなってしまうので。)


ガルバランがバリアを張ったら、いったん右か左に避けます。


バリアを張った後の青い弾に当たると即死です。もっとも、イージーモードなら、精霊の首飾りで1回だけ蘇る事ができます。


ガーランド戦で薬草と精霊の首飾りを節約できれば2回回復のチャンスがあるので、けっこう楽勝で倒せると思います。ただし、イージーモードでないと精霊の首飾りで復活できないので、その場合は薬草に頼るしかありません。それでも、エミュレーターのどこでもセーブを使って直前からやり直せばそのうち勝てるでしょう。触れると即死の青い弾には注意。

チェスターは島の中枢部に向かったそうです。


自分たち兄妹は、かつてガルバランを封印した英雄の末裔。ガルバランを封印する方法を知っているのはチェスターだけなんだそうで。つまり、最初からガルバランにバレスタイン城を滅ぼさせて復讐を遂げた後は、こうするつもりだったわけですね。


チェスターは何かの装置(猿の惑星2?)を発動させ、島を沈めます。

エンディング

江戸川さんに別れの挨拶をします。今度この街を訪れた時は、ひとまわり大きくなった街を見せてくださいと頼みます。

まあ、二度と来る事はないわけだが・・・。

ガードナーさんと挨拶して街を出ます。


しかし二人は呆然。


しまった、船が壊れてる・・・。




エレナ「ごめんなさい、やっぱり来ちゃった」(って、そりゃ峰不二子か・・・)




で3人で仲良く旅に出る事に・・・


めでたしめでたし。


と、PC-8801、PC-9801版では(他もそうかも?)エレナが一緒に旅についていったような終わり方なのですが、PCエンジン版ではエレナが遠くから「アドルさーーん、ありがとーーー」って言って別れた事になっています。まあ、どっちとも取れる終わり方ですけどね。

きっと、エレナの人気が高かったら、ワンピースみたいに、1つの冒険が終わるごとにアドルのパーティーが増えていく展開も狙っていたのでしょう。たしかに、エレナならパーティーに加えたとしても実力的に遜色はないんですけどね。(いつも危険な場所に先回りできるぐらいだし)

プレイしてみて

バレスタイン城の城主が、魔物を利用して世界征服を企んでいたが、それは魔物の側近に利用されていただけで、しまいには魔物を抑える事ができなくなり、英雄が後始末をさせられるという、まあ、いかにも小学生が30分ぐらいで考えたようなシナリオですな。

あの感動的に終わったイース2の続編というので、私も発売前は相当な期待をしてこのゲームに臨んだのですが、期待値を上げすぎたせいで、このシナリオのあまりのつまらなさ(というか、ありふれた定番のシナリオ)にはガッカリさせられたものです。

そもそも見た目がよくない。こんなのイースじゃない。これじゃソーサリアンの追加シナリオの1つぐらいにしておくべきかと。ソーサリアンの追加シナリオにこんなのが1つぐらいあってもいいかなって感じで、これをイースシリーズに加えてしまうのは反対ですね。むしろ「ぽっぷるメイル」みたいな、まったく別の世界観の話だっていうのであれば、それもアリなんでしょうけど。

あと、ガーランドがなぜ無限に復活するのかも、ゲーム中に何の説明もないのもいただけない。最近になって、この攻略記事を書くためにGoogleで検索してはじめてわかったぐらいで。おまけにセリフが、「ここから先に行かせるわけにはいかない。さあ行くぞ」みたいな1分で考えたようなセリフなのもいただけない。もっと気の利いたセリフを入れて欲しかった。

イース2では神殿のマップが3層構造、地下水路が2層構造で、シナリオ、マップともども奥行きの深さを感じたのですが、このゲームではマップはソーサリアンのような基本的にひたすら右に進めば良いだけの一本道だったのも残念です。

結局、イース2の続編という事で期待値を上げすぎたのも悪かったかもしれません。実際、プログラム技術はかなりものもで、多重スロールやグラフィックの美しさは目を見張るものがあり、もしもイースの冠を掲げてなければ、それなりに楽しめたかもしれません。Wikipediaによると、もともとイースシリーズではない独立したゲームとして開発したものなのだそうで、であれば「アドル」を登場させずに別のゲームとして出した方が、ここまでの酷評は受けなかったと思います。それがとても残念です。

このページの先頭へ
  広告