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三人目の妖精をゲット

砂漠の下の入り口から入ります。


水路に出ます。しかも戻れません。急いで上がれる場所を探します。


ここにウィザードがいます。


と、ここで実機でやっていた時は完全に手詰まりになりました。しかし、BEEPにこのような記載がありました。

「どうしても先に進めない時は、ウィザードの投げるファイアボールにわざと当たって見るのも手です。(かなり最後の方の話です)」

わざと当たるとどうなるか・・・、とにかく今はそれしか手がかりしかありません。仕方がないのでファイアボールにわざと当たって見ました。しかし、いくら当たっても何も起こりません。アッタマ来てウィザードを倒したところ、なんと・・・


突然三人目の妖精が現れました。

   んなもんわかるかー!

まったく、そんなのノーヒントでわかるかよ。せめて、三人目の妖精はウィザードに拉致されているとか、なんか情報が欲しいわけ。でも、このゲーム文字で情報をくれるキャラがいないのでどうしょもないですね。

でも、アニメ化するんだったら(しないと思うけど)、3人目の妖精を人質に取られて、「少しでも反撃してみろ。こいつの命はないぞ」って言われて、主人公のジム君がウィザードの火の玉を無抵抗で喰らいながら妖精を救出するシーンとかがあったら面白いかもね。

ちなみに、ログインには、「ウィザードのファイアボールを8回喰らう、のちに倒す」とイラスト付きでモロに書いてありました。でも、やっぱそういうのはモロに書くより、それとなくヒントを書いたBEEPの方が親切な気もします。

バラリス城

全ての妖精を集めると、バラリス城に連れて行ってもらえます。


しかし、ファミコン版のCMではジム君が妖精に飛んで連れて行ってもらうアニメーションがあったのですが、残念ながらFM-7版にそんなシーンはありません。単にワープするだけです。


画面内のスライムを倒さないように注意しながら(ローパーになってしまうとやっかいなので)、ディフェンスモードにして少しずつドラゴンの体力を削ります。アタックモードでドラゴンに触れると一撃で(ジム君が)死ぬので注意してください。

さいわいドラゴンは休んでも体力が回復しないので、少しずつドラゴンの体力を削っては休み、削っては休みします。時間はかかりますが、そのうち倒せます。FM-7版では低いレベルでドラゴンを倒すと隠れキャラが出るそうですが、ここでは未確認でした。(ゾンビでレベル7まで上げる裏技を使ってしまったので・・・)

クラーケンの倒し方もドラゴンと同様ですが、休むのにいったん島に戻らないといけないのが面倒です。帰り道にEELに出会ってしまう場合もあるので、体力は多めに残して撤退します。


バラリス城の入り口は見えないけど、城の前でBreakキーを押すと入れます。




中の敵は強敵ぞろいで、アタックモードでダメージを受けると一撃で殺されてしまいます。なので、どこでもセーブを駆使してなんとかここまでたどり着いてください、ここで墓石を取るとバラリスが出現し、外の堀の水が抜けます。


しかし、バラリスを倒すためには3つの宝石が必要です。まだ宝石が1つ足りません。


バラリス「お前は俺を倒すためには3つの宝石が必要だと思っているようだが、別になくても倒せる」
なんて事はありません。



仕方がないので一旦外に出ます。すると、水の抜けた堀の中に宝箱があります。中身はレッドストーンです。これでバラリスを倒すために必要な宝石が3つそろいました。


水を抜く前にクラーケンを倒していると、クラーケンのいた場所に人魚がいます。

それはいいけど、人魚って水がなくなったら動けなくなるんじゃ??(いちお呼吸は肺呼吸っぽいけど)

さらに水路を調べていくと、なんと宝の箱を発見。中身はエリクサーでした。

これで、バラリス戦で1回だけ死ぬ事ができます。バラリス戦の前にザコに使ってしまわないように注意。

バラリスとの対決

バラリスを倒すためのアイテムは揃いましたが、まだレベルが足りません。そこで、レベルをMAXにします。

ハイドライドシリーズはイースと違って半キャラずらしをしてもダメージを受けてしまいますが、このようにアタックモードにして壁から半分だけ出てる状態で待ち伏せすると、ノーダメージで倒す事ができます。

XM7ならうまくいったらセーブ(上書き保存)、ダメージをうけたらロード(開く)をしてレベルをあげていきます。ただし、複数ファイル名でセーブしておかないと、セーブとロードを間違えるとゲームオーバーになった状態をセーブしてしまい、最初からやりなおしになる、といった最悪の状態にもなりかねません。

レベルがMAX(これ以上ザコを倒しても経験値があがらない)になったら、いよいよバラリスとの対決ですが、その前にPF2を押してサウンドONにしておきましょう。このゲームのBGMは単調なフレーズの繰り返しでうんざりしますが、エンディングのBGMはなかなか良いので、これを聞かない手はありません。

バラリスも受けたダメージは時間が経っても回復しないみたいなので、ちょっとダメージを与えてはここで休憩、の繰り返しで倒すしかなさそうです。しかしながら、こちらの体力を回復させる手段が休むだけというのもけっこう辛い話です。イースみたいに薬草とかヒールポーションとかあればいいのに、っていう気もします。

ここでスケルトンが来たら角から狙い撃ち。ただし、足踏みしていると体力が回復しないので、スケルトンがいない時は5キーで停止します。

スケルトンを待ち伏せする時はアタックモード、バラリスと対決する時はディフェンスモードにしますが、そんな事言ってもすっかり忘れてバラリスにアタックモードで突進して死ぬ事数回(数十回?)エミュレーターならどこでもセーブからロードすれば済む話ですが、よく実機でクリアできたものです。

といっても、この頃はFM用のゲームのタイトルも少なかったので、1つのゲームに相当時間をかけましたからな。逆に、何度も死んでやり直す方が長く遊べて良いのかもしれません。(苦痛なだけという説もありますが・・・)

バラリスの体力が半分ぐらいになったら、アタックモードにして突っ込みます。最初の一撃をくらって1回は死にますが、エリクサーで1回だけ復活する事ができます。バラリスの体力が半分以下であれば、次のこちらの一撃で倒せるでしょう。


バラリスを倒すと、3人の妖精たちが集まってきて・・・


3人の妖精が合体してアン王女になりました・・・って事は、3人の妖精はアイちゃんとレジーナと円亜久里だったのかな?

めでたしめでたし。

プレイしてみて

8ビットの、それもオンメモリで動作するといった制約がある以上、ある程度の不親切さは仕方ないにしても、それでもやっぱりヒント不足の感は否めませんね。特に3人目の妖精の取り方なんて、ゲーム雑誌を見ないと絶対不可能ですよ。

もっとも、この当時のゲームといえば、カレイドスコープをはじめ、そのような理不尽な謎解きはあって当たり前でしたからな。謎解きが攻略本も何も見ないでやると絶対にわからない、なんてPCのゲームでは当たり前の世界でした。なので、コンシューマーでは問題になったこれらの要素は、PC用ゲームとしてはそんなに問題にはならなかったもとと思われます。

FM-7版ではどうしてもキーの反応のニブさが問題で、壁の影に半ずらしで隠れて敵を待ち伏せするテクニックも、FM-7版ではキーが思うように反応せず何度もミスってしまいました。FM-7ではリアルタイムキースキャンができるのがBreakキーだけなので、テンキーがどうしても反応がニブくなってしまいます。そのため、FM-7はアクションゲームには向かないと言われていました。ドラゴンスレイヤーのように、こちらが何か行動を起こすまで敵が待っていてくれるゲームならまだしも、ハイドライドのようにリアルタイムに敵が動くゲームにFM-7はあまり向いてないようです。

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