|
|||||||
|
オリンポス城
ここからはデュボーンやエートスとは別れて単身で乗り込みます。
レスフィーナがいます。
この時に干し肉を持ってないと手詰まりです。2面に戻ってやり直しです。
干し肉を与えると番犬はおとなしくなります。間違えて「あげる」コマンドの下にある「ねむる」コマンドを選んでしまうとゲームオーバーになります。
レスフィーナの救出に成功しました。ここからはレスフィーナがついてきます。
ここではレスフィーナに抱きついてもゲームオーバーにはなりません。ただ「のる」コマンドを使うと「何考えてるんですか!」と怒られてしまいます。(誰に??)
ここで、エミュレーターのどこでもセーブではなく、ゲーム内のセーブを使います。
エリヌースが待ち構えています。ここでも乱数バトルになりますが、負けた時はエミュレーターのどこでもセーブではなく、ゲーム内でセーブしたデーターをロードします。
ゼウスが現れます。いかにも強そうですが・・・
なんと、アリオンが来たらソッコーで逃げ出してしまいました。なんという情けないゼウスだ。お前それでもゼウスか。
ゼウスにかわってガイアが現れます。ガイアといってもウルトラマンではありません。ここでレスフィーナがいないと、バトルにならず即ゲームオーバーになります。
ここからは1ターンでアリオンとレスフィーナの2人が攻撃できます。2vs1なので余裕で勝てます。
ループ回廊??
ここからは、どこまで進んでも同じ絵しか出ません。バグった??
実は、ループしているようでループしてませんで、北西の角を(0,0)とした無限大に広いマップだったのです。で、肝心のラスボスはどこにいるかというと、レスフィーナのいた場所・・・つまり(0,0)で「さがす」コマンドを発動させると、時間を待たずに「隠し扉がありました」と表示されます。
座標はマイナスにはならず、座標(0,0)に行くとそれ以上は北や西に進んでも座標はかわらないので、とにかく北西に進めば良いという事になります。X座標Y座標の上限を調べた事はないのですが、おそらく255まではあるんじゃないかと思います。
これがわからず南東に進んでしまうとどこまで行ってもクリアできなくなります。座標が表示されるわけでもないので、これがわからずハマった人もいるのではないでしょうか?ガイアを倒した時に最初の1歩目が北にしか進めないので、それが「北に行け」というヒントになっているのかもしれません。(ちなみに西に行けというヒントは一切ありません)
隠し扉を開けるとクワトロ大尉アポロンがいます。
ここでセーブができるので、どこでもセーブを使わずゲーム内のセーブ機能を使ってセーブします。
あとは10回ぐらいやり直せば勝てます。どこでもセーブ/ロードを使ってしまうと、何度やっても乱数が同じ出目しか出ないので注意してくださいね。
アポロンを倒すとエンデイングになって終わりです。
・・・って、えーこれだけ??エンディングの絵ってもっとないの??スタッフロールは??
プレイしてみて
話は映画をそのままアドベンチャーゲームにしただけ、絵もグラフィックデザイナーが描き下ろした絵とかではなく、映画の取り込みを使っただけものもので、イマイチ独創性に欠けるような気がします。極めつけは、タイトルのアスキーのロゴの部分に至っては賢者の遺言の使いまわしです。OPのBGMの演奏ルーチンも賢者の遺言のものを使いまわしてるんじゃないかと思ってしまいます。(主旋律の音色が似てるので・・・)
これではパッケージにしてアスキーから出すほどのものだったのかなとも思います。同人サークルが作ってコミケかなんかで売るならわかりますが・・・。
戦闘もRPGの要素があるように見えてまったくないです。後半の兵士戦は斧をみつけていれば倒せるし、アテネ戦はギドを見つけていれば倒せますし、あとは乱数の出目次第というのはひどいと思います。むしろ乱数のバトルは必要だったのかな?とも思います。むしろ勝てる条件が揃っていれば、戦闘シーンなしで「勝ちました」でいいと思います。そもそもちょっと先に敵の兵士が集まってるのに、なぜか単独行動している兵士がいて、倒すとあっさり制服を渡してくれるとか、展開が不自然すぎます。
あと、序盤の話が急展開すぎます。最初に西に移動したらいきなり兵士に襲われて気絶して、レスフィーナに助けられて、逃されて、ポセイドンの兵士に襲われて、ポセイドンと親子の契を交わして、たまたま戦いを見物していたハデスを殺して、夢の中で呪われて、目が覚めたらうっかりポセイドンを殺していました・・・って、そんなのナレーションだけで済ますなって感じです。無理に映画のストーリーの通りにしようとした結果こうなったのかもしれません。
あと、アクションゲームはないんですから、敵の兵士がいる所で何もキーを押さずに放置してたら殺されてゲームオーバーってのはひどいと思います。アドベンチャーゲームなんですから、何もキーを押さない間にリアルタイムでゲームが進行するのはまずいと思います。
このビビープで酷評をする時は、大抵は「そこ以外は合格」という場合なのですが、残念ながらこのゲームには合格点を与えられるような要素は1つもありません。
どうしても良い点をみつけるとすれば、
「FM-7でも動作する」という点でしょうか。このゲームは発売された当時は既にFMシリーズ用のゲームは少なく、あってもほぼAV専用だったので、FM-7ユーザーにとってどんなにクソゲーでもFM-7でも動作するゲームは貴重でした。
|
|||||||
|