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XM6 version 2.05改について

XM6 version 2.05改

http://coexe.web.fc2.com/xm6.html
にアクセスして、XM6 version 2.05改をダウンロードします。

しかし、このままでは動作しません。IPLおよびフォントファイルが必要になります。

IPLのダウンロード

X68000のエミュレーターは、他機種と違ってIPLがシャープ様のご厚意により無償公開されていますので、比較的容易に実行する事ができます。

http://retropc.net/x68000/software/sharp/x68bios/index.htm
にアクセスして、IPL(例えばX68BIOSE.LZH)をダウンロードします。

IPLROM.DAT
というファイルを、XM6 version 2.05改を解凍したディレクトリと同じディレクトリに入れておきます。

フォントの吸い出し

フォントは無償提供されておりませんので、実機から吸い出すか、Windowsのフォントから擬似フォントを生成する必要があります。

実機から吸い出す場合は、
http://www.ksky.ne.jp/~yamama/emul/
にアクセスして、ex68v215.lzhをダウンロードし、X6_UTIL.LZH 内の GETROM.X をHuman68Kのシステムディスクにコピーして実機で実行すると、 cgrom.datが作成されます。

その後、cgrom.datをWindows機に移せば良いわけですが、これらの作業にはWindows機でHuman68Kのディスクの読み書きが必要となります。

①X68000compact +Windows用 3モードFD
X68000compactは3.5インチフロッピードライブ搭載で、Human68KのファイルもMS-DOSと互換性がありますが、フォーマットはPC-9801と同じ1.25フォーマットなのでWindows側で1.25フォーマットを読めるドライブが必要になります。

②Windows用5インチドライブ
Windows機に5インチドライブを装着します。私はこの方法でファイルを移しました。5インチフロッピーはIBM PC/AT機ではJ-3100やAXで使われている1.21フォーマットですが、セクタ割が異なるだけで密度は同じですので、PC-9801やX68000で使われている1.25フォーマットも読み込む事ができます。

ただし、Windows機で5インチフロッピーを読み込ませるためには、5インチドライブの接続/認識のできるマザーボードおよび、5インチフロッピーにアクセスできるOS(Windows95/98等)が必要となります。

③SCSI 接続のMO
X68000にSCSI接続のMOドライブを接続し、MOを経由してファイルを移動させます。MOのファイルはX68000とWindowsで互換性があります。X68000愛用者には当時から3.5インチ搭載のPC-9801とデーターをやりとりする際にMOを使っていた人も多かったです。

疑似フォントファイルの作成

実機がない場合は、Windowsフォントから疑似フォントを生成する必要があります。

XM6公式サイト
http://yohkai.no-ip.info/x680x0/XM6.htm
ある mfc71dll.zip と、xm6_206u.zip をダウンロードして、 解凍したファイルを同じディレクトリに移した後、XM6Util.exe を実行します。


ここで、CG-ROMを合成するを選択します。すると、同じディレクトリにCGROM.TMP というファイルができあがります。

これをXM6 version 2.05改を解凍したディレクトリと同じディレクトリに入れておきます。ただし、この場合、起動時に

という警告が出ますが、「今後このメッセージを表示しない」にチェックを入れておけば、さほど気にならないと思います。この場合、X68000内蔵の文字フォントを使用しているソフトの場合、Windowsフォントで代用されます。

起動

xm6g.exeをダブルクリックして実行します。xm6はEX68と違ってWindowsの解像度を変更させられないのがとても良いです。


FDD0とFDD1にディスクイメージをセットします。ディスクはあらかじめDiskImage13b等を使ってイメージ化しておく必要があります。

また、X68000用のゲームのソフトはほぼ5インチ版なので(3.5インチ版もなくはないのですが・・・)、イメージ化にあたってはWindows用の5インチドライブと、5インチドライブの接続/認識のできるマザーボードおよび、5インチフロッピーにアクセスできるOS(Windows95/98等)が必要となります。



ニュージーランドストーリーのような、[xf1] [xf2]を使う場合は、キーアサインで[左Alt] [無変換]等のキーを割り当てておく必要があります。



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