セガサターン/PS1/PS2/PC-Eエミュレーターについて
SSF
セガサターンのエミュレーターです。
実機BIOSはあったほうが互換性が良くなりますが、大抵の人は実機BIOSはお持ちでないと思います。しかし、Option → Program4 → No BIOSにチェックを入れれば実機BIOSナシでも動作します。
実機BIOSがなくても多くのソフトが動作しますが、中には個別の設定が必要になる場合があるので、うまくいかない時は公式サイトの「ゲームに必要な設定集」をご覧ください。
ゲームのCD-ROMをPCのドライブにセットしながら起動させるとうまくいかない事が多いのですが、 あらかじめゲームのCD-ROMをCdManipulator等でイメージ化した後、Virtual
CloneDrive等でマウントしてくと動作する場合が多いようです。
XEBRA
プレイステーションのエミュレーターです。もともと実機BIOSを使わない事を前提として設計されているため実機BIOSは不要ですし、なくてもかなり多くのソフトが動作します。
ただし、CD-ROMはイメージ化されている事が前提のようなので、CD-ROMは事前にCdManipulator等でイメージ化しておく必要があります。
OoTake
PCエンジンのエミュレーターです。
起動するとこのような画面になるので、CD-ROM GAMEを選択します。
すると、「システムカードのROMイメージファイルが必要です」と表示されます。
そこで、PCエンジンのスーパーシステムカードと、ゲームバンクウェブドットコム
というサイトで販売されているPCEダンパーを用意します。
ドライバーは、左上の「Dumper Download」を押した後、PCE Dumper/PCEダンパーを押します。
少し下にスクロールさせ、PCE Driver ダンパー用ドライバーをダウンロードします。
解凍して、dpinst-x86.exeを実行します。
ただし、64ビットシステムでは64ビット用を実行するように言われます。
なので、dpinst-amd64.exeを実行します。AMD独自の命令は使ってないようなので、インテルのCPUでも大丈夫です。
ドライバーをインストールした後、PCEダンパーを接続すると、エクスプローラからは外付けドライブのように見えます。
PCEダンパーにシステムカードを挿した後、DUMP.EXEを実行します。
出力ファイル名を聞いてくるので、任意のフォルダに、SYSCARD.PCEという名前で保存します。
あとは、先程のootakeの画面に戻り、今保存したシステムカードのファイル名を指定します。
同様の操作で、システムカードだけでなくゲームのHuカードもダンプできます。
コントローラーの設定を行います。メニューから、Input → Configure Pad #1を選択します。
画面の指示に従って、上、右、下、左、Select、RUN、Aボタン、Bボタンに該当するボタンを、
接続したコントローラーを操作して、押してください。
ただし、アナログスティックの場合、上下左右はほんの一瞬だけ方向けないと、
上だけを設定したいのに、右下左 Select RUN A Bが全部スティックの上方向に設定されてしまいます。
また、設定中はボタンの連射もオフにしておきましょう。
次に、CD-ROMメニューの中から、ootakeで使うCD-ROMドライブを設定します。
ここで、CdManipulator、CloneCD等でイメージ化した後、Virtual CloneDrive等でマウントした
仮想ドライブを指定する事もできますが、
PCエンジンのCD-ROM^2システムは、まだISO9660規格があまり広まっていない頃に作られたため、
独自フォーマットになっているCD-ROMも多くあります。
したがって、CdManipulatorでうまくイメージ化できなかったり、Virtual CloneDrive等でマウントすると
エラーになってしまうものも多く存在します。
その場合、実CDでプレイしましょう。
実CDをセットするか、仮想CDをマウントしたら、後はタイトル画面で先程RUNボタンに設定したボタンを押すだけです。
PCSX2
PCSX2はプレイステーション2のエミュレーターです。再現率が非常に高いのですが、実機BIOSが必要です。まずPS2のBIOSを吸い出します。
▽吸い出す方法は、ここを参考にしました。ありがとうございました。 http://blog.livedoor.jp/ebiflynageruyo/archives/37057112.html
・やりたい事
PS2をメモリーカードからブートさせて、USBメモリに入った吸出しプログラムを読ませて、USBメモリにBIOSを書き込む。
・PS2用メモリーカードをIPL書き込む
まずPS2用メモリーカードを用意します。
Windows機からPS2用のメモリーカードにアクセスするためには、PS3用のメモリーカードアダプターが必要です。 PS3用メモリーカードはUSB接続なので、ドライバーさえあればWindowsからでも使えます。ただし、ドライバーは公式には出てないので、有志の作ったものを使います。
アマゾンのレビュー欄には「ケーブルがないぞゴルァ」なるレビューがありますが、昔からUSBを使ってる人ならA⇔miniBケーブルぐらいは家に1本や2本はあるでしょう。
今のスマホで使われるLightningやmicroBではないので、最近のお子様方は持ってないかもしれません。なにしろ、PS3が発売された頃はminiB全盛期だったから仕方ないでしょう。ちなみに「けいおんナビ」はminiBでした。
ps3mca-windrv.zip というファイルをダウンロードします。場所はGoogleで検索してね。ダウンロードしたら、lhasa等でzipを解凍します。
installer_x64を実行しても何も起こりません。どうもこのインストーラーは使えないようです。
Windows10の入ったPCに接続します。
すぐに「デバイスの準備ができました」と表示されますが、
不明なデバイスになってしまいました。
ドライバの更新をしてみます。
デジタル署名がないのでエラーになってしまいました。
検索すると、Windows10でもデジタル証明のないドライバーを使う方法があるみたいですが、見るとかなり面倒みたいなのでやめました。
そんな事もあろうかと、
自作PC5号機 Windows98
自作PC8号機 Windows2000
自作PC10号機 WindowsXP
自作PC18号機 Windows7
と、過去に組み立てたPCは廃棄せず、OSも当時のまま残してあります。
ちなみに、
Windows95、Windows95SE、WindowsMeはWindows98との互換性が高く、
WindowsNT4はWindows2000との互換性が高く、
WindowsVISTAはWindows7との互換性が高く、
Windows8はWindows10 と互換性が高いため、
95、95SE、Me、NT4、VISTA、8は残しておく必要はないと思います。
というわけで、Windows7の入っている18号機に接続します。
ちゃんと認識されましたが、やはり不明なデバイスになってしまいました。
ドライバの更新をかけてみると・・・
Windows7では、デジタル証明なしでも強制インストールできるようです。
ちゃんと正常に動作しています。という事があるので、古いOSも残しておくべきでしょう。
ちなみに、SCSI機器を使うならXP機も残しておくと便利です。
次に、メモリーカードにIPLを書き込みます。ps3mca-tool-fmcb-1.8c.zipをダウンロードしてzipを解凍します。 場所はファイル名でGoogle検索してください。
full-install.batをダブルクリックして実行します。 ウイルスバスターが警告を発しますが、強制実行します。
10分ぐらいかかりますが、しばらくお待ちください。
途中でミスった時は、2回目はエラーになってしまいます。どうも、バッチファイルの方でmkdirする時にディレクトリが既に存在しているとそこで止まってしまうようで・・・。基本的にメモリーカードは初期化できないので、最悪もう1個買わないといけない事になるので、途中で抜いたり電源を切ったりしないようにしてください。
USBメモリを挿します。PS2で使うので、128MB(ギガにあらず)が良いでしょう。
DUMPBIOS_USB.zipをダウンロードして解凍します。場所はGoogleで検索してください。解凍したら、中にあるDUMPBIOS_USB.ELFをUSBメモリーのルートディレクトリにコピーしてください。
終わったら、メモリーカードはPS2の1番、USBメモリーは下(もしくは右)のポートに挿します。
PS2の電源を入れて、いつもの画面になったらやり直し。どうも、メモリーカードからブートさせるには何回も電源を入れたり切ったりしないといけないみたいで。(接触が悪いのかも?)
Free McBootって出たら、この表示が出てる間に○ボタンを押します。
FreeMcBootに成功したら、uLaunchELFを選択します。
ブラウザー → MASS:の順で選択します。
DUMPBIOS_USB.ELFを選択します。
Dumping NVM Complete OKと出たら終了です。
PS2の電源を切って、Windows機(ここからはWindows10機で良い)にUSBメモリーを挿します。これらのファイルが記録されていれば成功です。
これらのファイルを、ハードディスクの適当なディレクトリ(たとえばM:\BIOS)にコピーしておきます。
PCSX2を起動します。BIOSの選択で、M:\BIOSを選択します。
先程ダンプしたファイルがリストの中に表示されますので、それを選択します。
システム→CDDVD起動でこの画面が出れば成功です。
ゲームソフトで遊ぶためには、あらかじめ.isoでイメージ化しておく必要があります。