22号機でトホホ
22号機製作決定
居間に自作PC15号機を置いておいたのだが、居間のスペースがだんだん狭くなってきた。そもそもマザーボードがMicroATXなのにケースがATXだし、居間の余裕のない場所にATXタワーなんて置いてあるから邪魔でしょうがない。
というわけで、居間の15号機の中身をスリムケースに移して、これを「22号機」と名付ける事にした。
軽いジャブで擦り傷をつける
まずATXタワーからDVDドライブを取り出す。しかし、ケースの前にフタがついていて前から取り出せない。かといって後ろから出そうにも電源ユニットがぶつかるし。
しょうがないので、後ろから強引にななめにして出したら、案の定ベゼルに傷がついた。
おまけに、新しく届いたスリムケース、裏と表を逆に置いてしまい、そのまま手前にひきずってしまい、開梱して数分後にさっそく擦り傷がついた。
まあ、これぐらいの事は私の組み立てPCでは普通にある事。私の組み立てたPCに傷1つないものはない。組み立てPCに傷がない事など自慢になら・・・、なりますね
orz。私はこの時、お客さんのPCを組み立てる仕事には就けない事を改めて認識するのであった。
ICカードリーダーがつかない
3.5インチベイにオウルテックのOWL-CR602B/BOXをつけようと思った。
ところが、奥行きが広くてつかない。えー、なんでなんで??フロッピードライブだってこれぐらい普通に奥行きあるでしょ?
家にあった、アイネックスのPF-CR01
これならつく・・・つくというかピッタリだ。もともとコレをつけるための3.5インチベイだったのか。
しかし、ケースファンと排他利用だ。3.5インチベイに最初からついてるケースファンを外さないとカードリーダーはつかない。これはひどい。
ああ、そうか。アマゾンのレビュー欄に、ファーンが邪魔でカードリーダーがつかないって書いてあったっけ。ファーンって何かと思ったが、そういう事か。
あと、「電源が入らない」の意味もわかった。前面パネルの電源スイッチと、シャーシの電源スイッチの隙間が広くて電源ボタンに届いてないのだ。しょうがないから間にティッシュ詰めたけど、ひどい設計ミスだ。
アンテナを折った
組み立て完了。あとは、「フタをしめてから動作確認をする」という死亡フラグを立てたりはしない。シャーシのフタを開けたまま動作確認をした。もともとATXタワーで動いていたものをスリムケースに移しただけなので、当然普通に動く。
しかし、居間にはLANケーブルが着てないので、無線LANアンテナをつけなければならない。なので無線LANアンテナの動作確認を、シャーシが開いたまま行った。これがいけなかった。
動作確認後、アンテナをつけたままシャーシのフタを閉めた。この時、アンテナさえ抜いていれば、この後始まる地獄を逃れる事ができたのに。横着をした数時間前の自分を殴りたい。
シャーシのフタが変なとこにひっかかってしまい、ピッタリ閉まらないし、フタも取れないし、どうにもならなくなってしまった。強引にフタを剥がしたが、フタの爪が変な所(本来噛み合うべき場所じゃない場所)にひっかかって爪が曲がっていた。爪の位置をラジペンで戻した。
気がついたら、無線LANのUSBポートが折れていた。
折れたUSBポートでもなんとか使えないかと、USBカードに挿してみたら、変な隙間にコネクタが入ってしまい、慌てて出したら、何やら青いものが出てきた。なんだこりゃ?
ぎゃあああああああああ。
これは、USBポートの誤挿し防止のフタではないか。
あーあ、無線LANのアンテナをさしたままフタを締めるという横着をしたばっかりに、USBカードもアンテナも壊してしまった。
翌日ヨドバシへ
さいたま新都心のヨドバシに行って、壊したものを買ってきた。あそこって色々な種類のUSBカード売ってるけど、1種類ずつしか並べてないから、一度壊すと1日待たないと店頭に並ばんのよ。
これをつけなおして、IPアドレスを再設定。ところが、IPアドレスは既に他のLANカードが使ってるとか言って設定できない。デフォルトゲートウェイも、壊したアンテナの方に設定されたまま消せないし。
Googleで検索したら、レジストリをいじると消せるそうだ。さっそくレジストリから該当するキーを削除。これで再起動、すると・・・
ん?修復しようとしています??
修復できませんでした??えー、なんでなんで??
仕方がないので、11/1(3日前)の復元ポイントまで戻そうと試みるが・・・
「修復できませんでした」
しょえー、ああ、レジストリなんかいじるから。っていうか、じゃあ壊れたLANカードに設定されたIPアドレスはどうやって消すわけ???
もはや無線アンテナを壊した時点でWindowsの再インストールは運命づけられてしまったようで。ああ、あの時、アンテナをさしたままフタをしめるという横着さえしなければ・・・。