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ファミコン/スーファミエミュレーターについて

VirtualNES

VirtualNESはBIOS不要のファミコンエミュレーターです。エミュレーター自体はBIOS不要で高い互換性を持っていて特に難しい所はないのですが、ファミコンの場合ソフトがROMカセットでの提供となるため、ROMカセットを吸い出す必要があります。

「New FC Dumper」「ホンコン2.51」「パソファミ」「カメレオンUSB」等の吸出し機を用意します。



パソファミは作者が亡くなってしまったそうなので、今からは入手困難と思われます。今ならGamebank-web.comのNew FC Dumperが良いかと思われます。

吸出し機にACアダプタ(USBケーブルから供給するタイプはUSBケーブル)、パラレルクロスケーブル(USBから取り込むタイプはUSBケーブル)を接続し、NESREADER等の吸出し用プログラムを使って吸い出します。

吸い出したら、VirtualNESを起動して、開く→.nesファイルを選択してください。


△星をみるひと


△ドラゴンクエスト3

どうしても吸い出しがうまくいかないよー、という方はもう仕方ないですね。 最後の手段として から するという手もなきにしもあらず。だだし、

その行動は命取りになるぞ。

snes9x

スーパーファミコンのエミュレーターです。BIOS不要でほとんどのソフトが動作します。

snex9xの公式サイト(http://www.snes9x.com/)へ行き、右上のDOWNLOADをクリックして、お使いの環境に合ったファイル(例えばWindowsなら、snes9x-1.54.1-win32-x64.zip)をダウンロードしてzipファイルを解凍します。

中にあるsnes9x-x64.exeを実行します。この時、「d3dx9_42.dllがないためプログラムが開始されません。」と表示される時は、DirectXがインストールされていませんので、DirectXの公式サイト(https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=35)からダウンロードしインストールしてください。

ROMの吸い出し
GAMEBANK(http://www.gamebank-web.com/)という所の出しているSFCダンパーを購入します。

SFCダンパーが届いたら、吸い出ししたいカセットをさして、USBケーブルとPC本体を接続します。


ここでSFCダンパーの説明書には、「USBケーブルを接続すると外付けドライブとして認識されるので、中にあるDUMP.EXEを実行してください」とありますが、ノートンが「安全ではないので削除します」と表示してしまい、実行できません。

そこで、公式サイト(http://www.gamebank.jp/dumper/index.php?mode=viewmain&l=1&no=4&no2=4&p=&page=0&dispno=4)から、sfc2lite170330.rarというファイルをダウンロードして、解凍して、中にあるsfc2lite170330.exeというファイルを実行してください。

DUMPボタンを押すとファイル名を聞いてくるので、ファイル名(たとえばdq3.sfc)とか入力します。


吸い出せない場合
ソフトによってはGUIバージョンでは吸い出せない場合があります。例えばドラゴンクエストI・II、V等です。GAMEBANKの公式サイトによると、

お世話になります。GAMEBANKです。
下記の内容につきまして確認しましたところ、ご指摘のタイトルは「HiROM」のため
対応していなかったそうで、今回臨時にコマンドラインで対応致しました。

って、HiROMって何??

とにかく、公式サイトの説明通り、コマンドライン版(cmd for sfc driver-170911.rar)をダウンロードします。ちなみに、ファイル名にスペースが含まれていて自動リンクだとダウンロードできないので、ファイル名全てを含めてアドレスバーにコピペしてください。

ダウンロードしたファイルを解凍します。


スタート→すべてのプログラム→アクセサリ→コマンドプロンプトでコマンドプロンプトを選択し、nnd.exeを実行します。



しかし、何をどうすればいいのかわかりません。公式サイトの説明ではドラゴンクエストI・II、VはHiROMだそうなので、hi.luaと入力しますが、当然拡張子luaなんて実行できません。

説明書(readme.txt)によると、hi.luaと入力せよとありますが・・


・・・・

ここで、nnd.exeの出力メッセージをよく見ると、
do filename ・・・・ luaスクリプトの実行
とあります。

つまり、readme.txtの、 「input do hi.lua」は、「hi.luaと入力しろ」という意味ではなく、「do hi.luaと入力しろ」だったのですね。つまり、doは文章の一部ではなく、コマンドの一部だったのです。

んなもんわかるかー! 

まったく、どこまでが本文でどこまでがコマンドなのかわかるように書いてくれよ。

それと、DOSのコマンドとして直接入力するのではなく、あくまでnnd.exe上のプロンプトから入力しないといけなかったのでした。

というわけで、ドラゴンクエストI・IIのカセットをSFCダンパーにさして、USBケーブルをセットして、nnd.exeを実行した後、do hi.luaと入力します。ここで出力ファイル名はhirom.sfcに固定されちゃってるので、これを、dq1.sfc等にリネームします。

ここまでくれば、あと後はsnes9x-x64.exeを実行して、File→Load Gameとした後、今吸い出したファイル名(例えばdq1.sfc)を指定するだけです。



困った事に、吸い出し時にはエラーチェックをしてないようで、吸い出し時にビット化けとかが発生すると、読み出し時にはエラーにならず、SNES9から読んだ時に初めて、 「checksum error」と表示されます。

もし「checksum error」が出た時は、カセットを吸出し機からいったん抜いて挿し直して何度かやってみてください。 やり直す場合は、hirom.sfcに上書きせずに追加書き込みになってしまうので、hirom.sfcは消しておいてください。

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