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きょうふの水曜日ボツプログラム集

きょうふの水曜日ボツプログラム集とは

Oh!FMに投稿したものの、惜しくも(というか当然のごとく)没になってしまったプログラム集です。(※一部採用されたものもあります。)

・イメージファイルをダウンロード
suiyoubi.d77

きょうふの水曜日ボツプログラム集を起動するためには、F-BASIC Ver3.0のシステムディスクが必要です。しかし、ライセンスの関係でF-BASICの入ったイメージは配布できなので、各自で用意してください。

F-BASIC Ver3.0のシステムディスクをドライブ0に入れ、[F12]キーを押してリセットしてください。

How many disk driver ?
How many disk files(0-15)?
のいつもの問いにはリターンキーを2回押してください。

F-BASICが起動したら、ドライブ0をF-BASICのディスクからsuiyoubi.d77に交換します。以下、プログラムごとに起動方法が異なりますので、それぞれの説明に従って起動させてください。

終了方法
各プログラムとも、画面モードやコンソールやカラーパレットを色々と変更したままにしてしまいますので、終了する時は[F12]キーでリセットしてください。リセットボタンを押すとOS-0が起動してしまいますので、お手数ですがF-BASICのシステムディスクに交換して再度リセットしてください。

ゲーム電卓

ゲーム電卓をエミュレートしたゲームです。

RUN "デンタク"
で起動します。

画面右から数字軍団が攻めてきますので、左端の数字を合わせて消してください。

本物のゲーム電卓は、画面が一列しかなかったため、プレイ中の情報不足に悩まされましたが(そんな事はない??)、パソコン画面でエミュレートする上で、必要な情報をリアルタイムに表示させる事にしました。

ルール
メイン画面(水色の枠)の、右から数字軍団が攻めてきますので、それを数字ミサイルで撃墜してください。ミサイルは、「0」~「9」、「n」があり、発射すると対応する数字が消えます。(つまり、「0」を発射すると敵の「0」が消える。)敵が自軍基地(:)まで到達するとミスになり、3回ミスするとゲームオーバーになります。

操作方法
必ず、CAPSはロック、カナは解除にしておいてください。ファイル名がカタカナなので、起動時にカナロックすると思いますが、タイトル画面が出ている間にカナロックを解除しておいてください。
照準(つまり数字)を移動させます。1、2、3、4…9、nの順に動きます。逆戻りはしませんので、行きすぎに注意してください。
ミサイルを発射します。(キーボードによっては、右上に|(パイプ)マークは刻印されてない場合があります。)
画面の情報
SCREEN いわゆる「面」です。1面から9面になるにつれ難易度がアップし、10面からはまた1面と同じ難易度に戻ります。
SCORE 現在の点数です。
UFO 撃墜した数字の合計の下1桁です。これが0になるとUFOが出現します。
MISS ミスした回数です。3回ミスするとゲームオーバーになります。面をクリアーするたびに初期化されます。
ENEMY 敵の残りです。これが0になると面クリアーです。
ミサイル 残りミサイルです。0になるとゲームオーバーです。
UFOについて
撃墜した敵の数字の合計の下1桁が0になると出現します。たとえば、「5」「5」や、「3」「7」、「1」「3」「6」という風に、なるべく合計が10になるように敵を消していくと、UFOが多く出現します。ただし、「0」はUFOの出現に影響を与えません。つまり、現在の合計が0の時にいくら「0」を消してもUFOは出現しません。

UFO(n)は100点ですので、UFOをたくさん出現させると高得点になります。

モールス信号練習ソフト

3アマ以上で必須となるモールス信号を覚えるためのソフトです。
RUN"MOLUS"
で起動します。


起動したら、CAPSオン、カナオフにして、大文字英数モードにしてください。

英文字A~Zキーを押すと対応するモールス信号がBEEP音で出ます。また、Ctrl-Uを押してファイル名を指定すると、あらかじめ用意しておいたテキストファイルを読ませる事もできます。

文字放送エミュレーター

文字放送受信ソフトです。
RUN"Moji"
で起動します。

といっても本当に受信しているわけではなく、MojiDというテキストファイルを読み込んで、文字放送っぽく表示させているだけです。

※TAPE Oh!FMというものは実在しません。あくまでもTAPE LOGINのパロディーです。同様に、本ソフト中のいかなるメッセージもパロディーであり、実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

スカイラブ

スカイラブプラザゲームです。
RUN"スカイラブ"
で起動します。

あなたは富士通スカイラブプラザの店員です。カウンターに来たお客さんに適切に対応しなければなりません。
客の色 キー セリフ
[1] できません
[2] ございません
黄色 [3] 東京でしかやってません
[4] 予定にございません
お客さんの色を判断し、瞬時に1~4のテンキーを押して対応してください。対応を誤るとお客さんが怒ってしまい、PC(PC-8801シリーズ)に乗り換えてしまいます。

ちなみにBGMはクリィミーマミのBGMのつもりです。(あまり似てませんが)

マイトライダー

あなたは黒いスポーツカーに乗って悪と戦うヒーローです。人々はあなたをこう呼びます。
「あいつは誰だ」「ライダーかもしれない」「マイトライダーか?」

というわけで(かなり無理がありますが)、これはドリームカー「マイト2000」に搭載された人工知能「ギット」と対話するゲームです。
RUN"RIDER"
で起動します。

まずは名前を聞いてきますので入力します。あとは、[F1]~[F10]で会話してください。

人工哲学者ソクラテス

人工哲学者と対決するゲームです。
RUN"ソクラテス"
で起動します。

ソクラテスはまず1+1はいくらかと聞いてくるので、2と答えます。すると、なぜ2になるのかと聞いてくるので答えます。

以下のいずれかに該当した場合、ソクラテスが勝ち誇って負けになります。
・20秒以内に答えられない
・同じ事を2回続けて答える
・「シラン」「シラナイ」「シルカ」と答えてしまう

なんとか彼に自分の考えの誤りを悟らせる事ができればクリアとなります。

タイム忍者アマナイ君

レーザーディスクゲーム「タイムギャル」や「忍者ハヤテ」もどきのゲームです。これは一度は採用が決定し、掲載用の原稿まで書いたのですが、シナリオがあまりにも楽屋オチなので直前に不採用となりました。

RUN"タイムニンジャ"
で起動します。

他のプログラム(特にディーバなど)が起動した後は、OPのPLAY文が演奏されずに固まってしまう場合があるので、いったんリセットしてから起動してください。

画面にテキストでシナリオが出ます。テキストだけでわかりにくいのですが、想像力を最大限発揮し、主人公アマナイ君が敵と格闘していると思ってください。時折、↑↓←→と矢印が出ますのでテンキー(1~9)を押してすばやく攻撃をかわしてください。また、○が出た場合はスペースキーを押してください。


キーの操作



矢印や○が表示されたら、制限時間以内にすばやくキーを操作してください。正しく矢印の指示通りキー操作が行われたら、残りの時間がポイントになります。シナリオが進むにつれ許容時間が短くなります。

タイムストッパーモード
アマナイ君は窮地に陥った時に時間を5秒間だけ止める事ができます。その間に3つの行動をテンキーの2と8で選択し、スペースキーで決定してください。正しい選択をすればピンチから逃れる事ができます。


登場人物
アマナイ 主人公。格闘術とタイムストッパーを使い悪の帝王ソンを倒します。
TI 1階の敵。高速で移動し相手を翻弄する。
ヨネムラ モグラを時ゆうに(原文のママ) 扱う殺し屋。マイコとホリデーという2匹のモグラを操る。ただし漢字が苦手。
ドタキモト Z80流拳法の達人。6809流を使うアマナイを敵視し襲いかかる。
フミ 別名「機関銃のフミ」機関銃で攻撃してくる。ただし狙いは不正確。
ソン 悪の帝王。国から多額の借金をし、数々の会社を乗っ取り配下に収めている。たとえ会社を潰されても潰した会社を乗っ取って生き延びてしまう。
テーマソング
OP・・・石渡選手のヒッティングテーマ。
各敵キャラのテーマ・・・このゲームのために作曲したオリジナル。(一応、歌詞も設定されている)ドタキモトのテーマがなんとなくタケチャンマンの曲に似てしまったのだが、これは作ってから気がついたものでして・・・。

おことわり
このゲームはフィクションです。実在する人物、団体等とは一切関係ありません。

離せばわかるキーボード

FM-7でキーボードを押下と離した状態を判断するソフト。
LOADM"ハナセバo",,R
で起動します。

テンキー[2][4][6][8]を使い@マークを上下左右に移動させてください。

キーを押している間だけ@が移動し、キーを離せば止まるという、FM7ユーザーには夢のような体験を味わう事ができます。ただし、実際には離した状態を判断しているのではなく、@が乱数の数だけ移動して止まるだけで・・・

・・・ま、まて、言いたい事はよくわかる、落ち着け、話せばわかる。

チャンネルコールエミュレーター

FM-77AVの「V2」表示をリモコンなしで消すソフトです。
LOADM"V2o",,R
で起動します。どうです?「V2」表示がちゃんと消えたでしょ?

・・・すいません。皆様のご想像の通りの結果になります。

1行プログラム「鉄管」

こちらはきょうふの水曜日ではなくリーダースエリア(RA)に投稿した作品で、1行プログラムで鉄パイプを描くというものです。
RUN "テッカン"
で起動します。

実際にはBASICのCIRCLE文がカクカクなのを利用したもので、CIRCLE文を少しずつ座標をズラして描いてます。

今夜も朝までパワフルしんぼる

FM-7でテロップを出すソフトです。この作品は採用されました。
LOADM"PSYMBOL",,R
で起動します。

PSYMBOL "文字列",方向
で指定します。方向は、0~3で指定します。
0 上から下
1 下から上
2 右から左
3 左から右
RUN"REACH"
とするとサンプルプログラムを起動します。


デモプログラム1
RUN"DEMO"
これは無限ループですので、Breakキーを押して止めてください。

デモプログラム2
RUN"DEMO2"
サムライトルーパー風デモです。武装ーーーー烈火ーーーーーー!!!

FM-7で開発していたため、動作モード高速(FM-77以降)で動作させると、文字の流れる速度が速すぎてしまいます。動作モード低速(FM-7)にすると、ちょうどいいスピードになります。

FM-7で3D表示

FM-7を3D表示にします。

まずは、Beep付録の3Dメガネを用意します。持ってなければ、同等品を自作します。


そしたら、
LOADM"3Do",,R
で起動します。

DPRINT "文字列"
と入力すると、文字列が3D表示されます。3Dメガネをかけて確認してみてください。どうです?3D表示になったでしょう?


なお、この3DはReald方式ではないので、若干迫力に欠ける場合があります。

Z80風、8086風逆アセンブラ

FM7のメモリーを、Z80風または8086風のニーモニックで逆アセンブルします。

Z80風は
RUN "ZAI"
8086風は
RUN "INTEL"
で起動します。

逆アセンブルするメモリアドレスを聞いてきますので、入力します。とりあえずROM領域(FE00)を見てみましょう。
プリンターに出すかどうか聞いてきます。エミュレーターなのでとりあえずN(大文字のN)を入力してください。

無改造!FM-7をプラズマディスプレイに

FM-7をプラズマディスプレイにします。
LOADM"PLAZMAo",,R
で起動します。

何かコマンドを入力すると、その都度プラズマ・・・いや、稲妻が走ります。

※このぷろぐらむをうごかすときは、へやをあかるくして、がめんからはなれてみてください。

装甲騎兵ボトムズ?

装甲騎兵ボトムズっぽい話のアドベンチャーゲームです。この作品に限りOh!FMには投稿してません。だって完成してないんだもの(悲)。

RUN "START"で起動します。

初めからゲームをする時は1、途中からゲームをする時は2を押します。途中からゲームをする時は、パスワードが必要です。パスワードが違っていると、キリコに「忘れたな、そんなパスワードは」と言って怒られてしまいます。

といっても、シーン1~3は独立していて、それぞれRUN"ファイル名"で途中から動いちゃうんですけど。(ファイル名は内緒)。

最初から開始するを選ぶとタイトル画面が表示されます。

△このゲームで唯一まともな絵。


△ゲーム画面。かなりいい加減ですが、想像力を働かせてなんとか・・・。

シーン1
主人公キリコは、パーフェクトソルジャーを強奪する作戦に参加させられ、爆弾で宇宙に放り出されてしまいました。その後、メルキア軍指揮官ロッチナ大尉に捕まり、拷問にかけられました。あなたは主人公キリコになって、メルキア軍の基地から脱出しなければなりません。

操作方法
ゲームの操作は、デゼニランドやサラダの国のトマト姫みたいな、コマンド打ち込み式アドベンチャーです。ただし、大文字の英語入力だけです。コマンドは、名詞+動詞で、大文字の英語で入力してください。ゲーム中はCAPSキーロック、カナオフにしておいてください。

例)
GET BOLT (ボルトを拾う)
ROLL BOLT (ボルトを転がす)

脱出のポイントはボルトをいかに使うかです。本物のボトムズの第一話がヒントになるかもしれません。なお、ゲームに飽きた時は、リターンキーでもひたすら押してみてください。ボトムズ迷言集(?)が表示されます。

シーン2
メルキア軍の基地から脱出したあなたは、ウドの街にたどりつきました。ここで、ジジリウムの運び出しがあるとの情報を聞きつけたあなたは、警官を買収して運び出しの日時を聞きださなければなりません。しかし、あなたには警官を買収するだけのお金はありません。

操作方法
操作方法はシーン1と同じです。CAPSロック、カナオフにして英文字で入力してください。なお、シーン2には絵がありません。(というか、作ろうとして挫折しました)

シーン2での移動は、デゼニランドやサラダの国のトマト姫のように、アルファベット1文字で行います。
F・・・前
B・・・後ろ
R・・・右
L・・・左
作ってない方向には行く事ができません。店員や警官と話す時は単にTALKだけで大丈夫です。物を買う時はBUY に続いて買うものを入力します。

シーン3
(時間は前後しますが)あなたはメルキア軍から逃げ出し、ウドの街をさまよっていると、突然暴走族に捕まってジジリウム堀りをやらされてしまいました。やっとの思いで暴走族から逃げ出しATの中で一夜を明かしたあなたは、ゴウトという協力者と出会いました。あなたはゴウトの力を借りてATを修理し、暴走族に反撃しなければなりません。

操作方法
なぜかここから突然カナ入力になります。カナロックをオンにしてください。また、ある程度の入力はPFキーで補完できるようになっています。

例)
コンピューター ツカウ

また、シーン3ではゴウトと会話をする事ができます。ゴウトのいる場所で「ハナス」と入力すると会話モードになります。


会話モードもカナ入力ですが、ある程度PFキーで補完する事ができます。ゴウトとの会話の目的は、コンピューターを使う許可をもらう事と、ポンコツのATを譲ってもらうことです。ゴウトとうまく話してなんとか許可を得てください。また、途中でバニラがやってきますが、バニラはひたすら無視してください。

「タタカウ」コマンド
人のいる所でタタカウというコマンドを入力すると戦闘モードに入りますが、これは「タイムトンネル」というゲームのパロディーなので、ストーリーとは関係ありません。といいますか、このゲームのいたるところにタイムトンネル、ザース、ドリームランドなど当時のコマンド打ち込み式アドベンチャーゲームのパロディーがあります。

残念なお知らせ
このゲームはシーン3の途中で終わりです。Readyが出たら終了です。残念ながらこのゲームはエンディングまで作ることができませんでした。

パズルクイズ スタック25

パネルクイズ25のエミュレーターです。文化祭やホームパーティー等で使ってください。ただし、問題は出ませんので、問題は別途クイズ本などを用意してください。

RUN"パネル25"
で起動します。



基本的に、色の指定→パネルの指定の繰り返しになります。アタックチャンスはありません。

本物のパネルクイズ25には色々と細かいルールがあるのですが、ここではあまり細かいルールは設定されてませんで、空いているパネルであればどこにでも入れる事ができますので、ルールは司会者の方で管理してください。

全てのパネルが埋まったら、1位の人の色が全て抜けますので、FM-77AVのスーパーインポーズ機能とビデオデッキを使って、パリ挑戦クイズを出題してください。パリ挑戦クイズやビデオデッキは各自で用意してください。同点がある場合は、誰を優勝とするかを聞いてきますので、じゃんけんなり同点決勝クイズなりを出題して、勝者を選択してください。

このソフトはFM-77AV推奨ですが、パリ挑戦クイズをあきらめれば、FM-7でも問題なく動作します。

私はFM-8になりたい

FM-7を死刑にするソフトです。(タイトルは「わたしはえいとになりたい」と読みます。)
LOADM"FM8o",,R
で起動します。


スペースキーを押すと、FM-7のリレーに過負荷をかけてFM-7にダメージを与え続けます。FM-7は悲鳴をあげもがき苦しみます。そして、FM-7はこう言い残します。「もし私が生まれ変わる事ができるなら、私はFM-8になりたい」と。ここでリターンキー(エミュレーター上で[Enter]キー)を押すと死刑執行を中止し、Readyに戻ります。

で、これはエミュレーターだからいいのですが、絶対に実機ではやらないでください。実機でやってリレーが壊れても一切責任は負えません。

M検済

Oh!FMではカタカナの最後の長音(ー)は省く規則になっていました。そのため、「コンピューター」のような最後に長音のある言葉が残っていると、初代編集長に書き直しを命じられてしまいました。ライター達はこれを「M検」と呼んでいました。

このプログラムは、BASICリストをM検します。リスト中、最後が長音で終わる言葉から、長音を省きます。

まずは
LOAD"Mサンプル"
でサンプルをロードしてください。そして
LIST
でソースを確認してみてください。コーヒー、コーナー、コンピューターといった最後が長音(ー)で終わる言葉が多数使われていると思います。

ここで
LOADM"Mケン",,R
とした後にさらに
LIST
で確認してみてください。コーヒーはコーヒ、コーナーはコーナ、コンピューターはコンピュータになっていると思います。


要はBASICの作業領域を検査して、[長音 空白]というバイトの並びを[空白 空白]にするだけです。今の開発言語には大抵は正規表現の置換という便利なものがあるのですが、当時の技術でやるのはけっこう大変でした。

FM-7のキーボードエンコーダーに隠しメッセージ!?

FM-77AVのキーボードエンコーダーには開発者の隠しメッセージが入っている事が知られています。しかし、実はあったのです。そう、FM-7にも隠しメッセージが入っていたのです。それはFM-7の開発部署の間で極秘とされ、その事実は闇に葬られてきました。しかし、今回その閉鎖回路を解除する事に成功しました。

このプログラムはFM-7のキーボードエンコーダーの閉鎖回路を解除し、隠しメッセージを表示できるようにするものです。閉鎖回路の解除は、
LOADM"AVo",,R
で行います。

閉鎖回路を解除したら、CAPSオン、カナオフにして、【Break】キーを押しながら【T】を押すと隠しメッセージが現れます。このメッセージは1度きりです。もう一度表示させたい時は、リセットしてから再度解除プログラムを実行してください。

※ご注意
解除プログラムというのはウソで、これは単に77AVのキーボードエンコーダーの隠しメッセージのパロデイです。

鳥は鳥に

音楽プログラム集です。「鳥は鳥に」など、谷山浩子さんの曲の中からPLAY@で4曲、HGPLAYで1曲をお送りします。以下の4曲をを聴くためにはPLAY@文が使える必要があります。「あっと驚くPLAY@」は別途各自で用意してください。

・鳥は鳥に
RUN"トリハトリニ"
伴奏は耳コピーで作りました。バックで流れているフルートっぽい音は、いくつかの変数の組み合わせになっています。あとは、最後のテンポの遅くなる箇所や、曲終了後のドラムのリズムに特にこだわって作ってみました。かなりの自信作だっただけに、採用の連絡がなくて「あれ??」とか思ったのですが、シングルカットならともかく、アルバムの中の1曲なだけに、知名度的に無理だったのかも?(自分の中では、谷山浩子さんの曲の中では1・2を争そう曲なのですが)

※すいません、この曲を演奏させるとなぜか他の曲の音符が短くなってしまうので、他の曲を聴く前にいったんリセット([F12])してください。

・窓
RUN"マド"
伴奏はピアノ用の楽譜通りなんですが、主旋律のビブラートにこだわってみました。

・サーカス
RUN"サーカス"
これは、まんまピアノ用の楽譜通りです。

・静かに
RUN"シズカニ"
音楽プログラムにしてはIF文だらけですが、これは1番と2番と3番とで歌詞によって若干異なる部分に対応するためです。

以下の曲はHGPLAYが必要です。HGPLAYを拡張してから実行してください。

・穀物の雨が降る
RUN"コクモツ"
画面に穀物の雨が降ります。THE SNOWとどこが違うのかと言われそうなので説明しますと、こちらは下にスクロールアウトした穀物がまた真上から出てきます。

他にも「夜のブランコ」や「猫の森には帰れない」「おやすみ」など色々作ったのですが、あまりできがよくなかったため投稿せずに自己ボツにしました。

ジャイアンツ応援歌

巨人の応援歌集です。といってもこれが作られたのは、私がまだ巨人ファンだった80年代ですので、応援歌も80年代の選手ばかりです。PLAY@文が使える必要があります。「あっと驚くPLAY@」は別途各自で用意してください。

RUN "GIANTS"
で起動しますが、Syntax Errorが出る時はPLAY@文を拡張してください。


隠しコマンド
演奏中に他球団の選手の頭文字を押しておくと、運がよければトレードでその選手が巨人に入るかもしれません。といっても、これはあくまで80年代に作られたものですので、80年代の選手限定です。(中には、のちにトレードやFAで巨人入りした選手もいます。)

プロ野球ビジター選手応援歌

巨人以外の応援歌集です。といってもこれが作られたのが80年代ですので80年代の選手ばかりです。PLAY@文が使える必要があります。「あっと驚くPLAY@」は別途各自で用意してください。

RUN "OUENKA"
で起動しますが、Syntax Errorが出る時はPLAY@文を拡張してください。


耳コピーなので、かなり間違いもあるとは思いますが、懐かしの応援歌をお楽しみください。チーム名の所は汎用の応援歌です。

日本ハムがないのは、この当時日本ハムのことを、応援歌どころか選手もまったく知りませんでした。

終わりに

以上で「きょうふの水曜日ボツプログラム集」を終わります。

当時FM-7でプログラムを色々と作ってみてわかったのは、プログラムを短く作るのがいかに大変かという事です。今でこそプログラムは圧縮ファイルやディスクイメージで簡単に配布できますが、当時雑誌掲載プログラムといえば、ソースやダンプリストを手打ちしなければならず、採用されるかどうかは、プログラムをどれだけ短く作れるかにかかっていました。

当時私は、作品の投稿数に比較してあまりに没が多いため、同梱の文書で編集部に不満をブチまけたりもしたものですが(しまいにはフロッピーケースに「どうせこれも没だろ没」だの「おらおら没だ没だ没にしろ没に」とかびっしり書いたり・・・)、今にして思えば、これら没作品はソースの量も肥大化していて、果たして打ち込みの手間に見合った面白さが得られたかどうかは疑問が残るところです。

☆編集長が言うには「前後の文章はともかく、プログラム自体にパワー不足を感じます」との事でしたが、実は毎回投稿作品には(このページみたいに)プログラムの説明には懇切丁寧に、時にはRA隊長のセリフまで(それは採用されませんでしたが)レポート用紙数十枚に書いて送っていたのでした。あまりに頻繁に郵便局に書類の入った封筒を持っていったので、しまいに郵便局の人から「ご苦労様です」と言われてしまいました。(ライターかなんかの仕事をしているのだと思っていたらしい。)

ところで、ボツプログラム集のソースの先頭の多くに、COPYLIGHT © BY C.B という記載があると思いますが、これは当時月刊アウトという雑誌で「こばると☆ブルー」というP.Nを名乗っていて、Oh!FMでもこのP.Nで投稿しようと思っていたためです。しかし実際には本名で投稿したものが先に採用され、本名の方が先に有名になってしまったため、P.Nはソース上だけのものになってしまいました。
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