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くりぃむレモン スタートラップ

くりぃむレモン スタートラップ


くりぃむレモンスタートラップはコマンド打ち込み式アドベンチャーです。

入力はローマ字かカナ入力ですが、カナ入力の時は小さい「ょ」「っ」は大きい「よ」「つ」と入力しないと受け付けてくれなかったりするので注意してください。(そもそもローマ字では小さい「ょ」「っ」は入らないし)教官は「きょうかん」ではなく「きようかん」、「きょうかん はなす」だと「ごめんね出来ないの」になってしまいます。

「ん」はnnと入れるとピーとビープ音が鳴ってしまいます。wiと入れると「ん」になります。ローマ字の子音(kとか)を入れて母音を入れてない場合は、バックスペースが効かないので、間違ってkと入れてしまった場合は適当な母音を入れてからバックスペースを押すようにします。

その他、良く使うコマンドやE.S.Pなどは*を押して右のメニューから選択する事もできます。といっても、連合艦隊なんて使いませんけどね。使うのはぴすているとE.S.Pぐらいでしょうか。

攻略


スタート直後、ランとかなたは本編でいうところの"安普請のシミュレーションルーム"で訓練を受けています。本編を見てない人は、ここで何をやっていいのかわからなくなると思います。そもそもスタートラップ本編をみてないとわからない答えが多いので、まずは本編を見ましょう。ヤフオクかアマゾンのマーケットプレイスで探せばまだ入手できるかもしれません。

このゲームは、まず本編を見て 「本編ではこうしたはず」というのがわかっててやらないとかなり難しいです。逆に、本編を見た後だと比較的先の展開がわかるので、コマンド探しも比較的楽です。

ここで、「まえいにいく」で敵ロボットに遭遇して、「かなた うしろにいく」でいったんバックします。なんで「かなた」をつけないといけないのかわかりませんが、このゲームでは全般的にかなたを中心に命令する方が良さそうです。そしてもう1回「まえにいく」でロボットと対峙します。

その後、E.S.P能力でロボットを倒します。この辺も本編と同じですね。後半に巨大植物に捕まった時に教官に「訓練のつもりで臨みたまえ」と言われるシーンがあるのですが、この訓練の時にランがE.S.P能力を使ってないと、いざ戦闘になった時にランがE.S.Pを使えなくなってしまうので、訓練時にランがE.S.Pを使うのをお忘れなく。
ESP能力は、「らん E.S.P」または「かなた E.S.P」と入力します。E.S.Pは*キーを押して一覧から選択します。

その後、本編では2人でロボットを倒して握手するわけですが、「あくしゅ する」では受け付けてくれず、「らん やめる」と入力しなければなりません。「やめる」コマンドがけっこう重要で、シミュレーションルームで何もする前からいきなり「やめる」と入れると除隊するという意味になってゲームオーバーですが、E.S.Pを使って暴れてるのをやめる場合とか、ラストシーンでランが植物に操られてる時とか、適度に「やめる」コマンドを使わないと話が進まなかったり、ゲームオーバーになったりします。

訓練が終わったら教官と話をするのですが、「きょうかん」ではなく「きようかん」と呼ばないと受け付けてくれません。「きようかん はなす」です。「きようかん きく」だと「何も話してくれないの」と言われて先に進みません。


[人物名]+[はなす]、[人物名]+[いう]、[人物名]+[きく]、[人物名]+[たいわする]、[人物名]+[そうだんする]は全部違う意味で、場合によって「はなす」じゃなきゃいけなかったり「きく」じゃなくちゃいけなかったり「対話する」じゃなきゃいけなかったりするので、全通りやってみましょう。また、ランとカナタだけでなく、きようかんやぴすているといった、主人公以外の人物に対しても「いう」「はなす」を使ってみないと先に進みません。

この後、何をすればいいのかというと、本編の通り駐在所に帰ってヤケ食いするわけです。「かなた かえる」です。

「らん はなす」で、食料の買出しがあったわと言われるので、買出しに行きます。「かなた かいものいく」「らん かう」です。すると何もしなくても買い物をして駐在所に帰ります。

あとは本編のとおり、料理を作ります。作るのはランの方です。かなたは洗濯をします。「らん りようりつくる」「かなた せんたくする」です。
でも、パッケージの裏にランが料理、かなたが洗濯をしている絵が載ってたからわかりましたけど、コピーした人にはわかりませんよね。マニュアルプロテクトならぬ、パッケージプロテクトでしょうかね?(でも、広告にはしっかり載ってましたけどね)

「らん やけぐいする」と入れます。「やけぐいする」なんて本編見てないとわからないですよね、しかし。

らんorかなた + たべるorいうorきくorみるorたいわする、を色々入れていると、そのうち「ラン通信機に出て」と言われます。「つうしんき でる」で通信機に出ます。

らんorきようかん + いうorきくorはなすorたいわするを何度か入れていくと話が先に進みます。 教官から緊急呼び出しで、至急本部の司令室まで来るように言われます。「ほんぶ いく」「しれいしつ いく」というようなコマンドを色々入れていくと先に進みます。

司令室では、かなたorきようかん + いうorきくorたいわするorはなすコマンドを何度か入れていくと、本編でもあったように、「で、私達にどうしろと?」「あの植物を始末したまえ!」という流れになります。


教官から「ミスチフで待機せよ」と言われるので、ミスチフに行きます。「らん いく」で行けると思います。

ここでかなたは「私はまだシャワーを浴びてない」って言うのですが、どうやったらシャワー室にいけるかわかりませんでした。パッケージにはちゃんとかなたがシャワー浴びてるシーンが載っていたのですが。

「みすちふ いく」でミスチフに行きます。あとは本編通りミスチフで敵前逃亡を謀ります。

その後ベッドシーンになります。残念ながらこのサイトはアダルトサイトではないので、このシーンは掲載できません。ベッドシーンで、「ひんと きく」で「かべにいくつかボタンがあるけど?」と言われて、「ぼたん おす」と入れると「そんな事急に言われても心の準備ができてないわよ」と言われてしまいます。ここではまず「かべ しらべる」と入れてから「ぼたん おす」と入れます。ここが事実上一番難しいかもしれませんね。

キュウリを使っている(?)と、突然警報が鳴りベッドルームを出るとミスチフが植物に捕まっているのが見えます。

らんorかなた+いうorきくorはなすorたいわするを色々やっていると、本編の通りに「かなた、本部にSOSしよう」「本気?私達逃げ出したのよ。そんな事したら捕まっちゃうじゃない」「じゃあ、あの化け物に捕まりたいわけ?」という流れになります。通信機を使って教官と会話します。

らんorかなたorきようかん+いうorきくorはなすorたいわするを色々やっていると教官が「奴は相当スケベらしく、その手のテレパシーに強く反応する。というわけで、二人とも訓練のつもりで臨みたまえ」と言われます。

ランが「冗談じゃないわ、絶対逃げ切ってやる」と言うので「らん にげる」と入れると、植物に捕まって強制着陸させられます。ここまでで前半終了です。ディスク2に交換します。


本編でも一瞬表示された謎のキャラクターが出て後半になります。ディスクが正しく交換されたかの判別がされてないようで、ここで間違ったディスクを入れてしまうと、このキャラが出ず画面が崩れて操作不能になってしまいます。エミュレーターでは要注意です。
後半も今まで通り、らんorかなた + いうorきくorはなすorたいわするの繰り返しです。本編の通り「バカぢから!」「何よ!あたしのせいじゃないわ」「一体どこまで落ちるわけ?」「知るわけないでしょ!」という流れになります。

本編を見るとわかると思いますが、ここでツタをつかみます。


宙吊りになった後、本編ではかなたが変身能力を使って怪鳥に変身した後、ランがE.S.P能力を使って敵を倒すのですが、ここで訓練時にカナタしかE.S.P能力の訓練をしていないとハマリになってしまいます。このゲームではかなたがE.S.P能力を使う必要はなく、ランだけがE.S.P能力を使えば先に進めます。

ツタを離すと1回は助かりますが、2回以上ツタを離すとゲームオーバーです。「はなす」コマンドだけでなく、「たいわする」コマンドでも手を離してしまう場合があるので、やたら対話コマンドは使わない方がいいでしょう。

ここからラストシーンのぴすている中枢部になります。

ランとかなたはそれぞれE.S.P能力を使った影響で服が破れてしまったため(サイヤ人の戦闘服みたくはなってないみたい)、この先しばらく二人とも裸です。なので、この先はしばらく画像は掲載できません。

ランはぴすているに操られているので、かなたに求めてきます。「らん れずする」で画面が切り替わると思います。しかし、かなたはなぜか正気のままですので、かなたが「やめる」コマンドでやめないといけません。

かなたorぴすている+いうorきくorはなすorたいわするとやっていると、本編の通り「同じ種が増えるには何らかの交配が行われるはずなのに、あなた達は誰もその方法を示してくれない。あなた達は一体どうやって繁栄しているのです?」「そりゃ無理よ、だってあなたの連れてきたのはみんな女の子じゃない。男がいなけりゃ無理よ」「男?なんですかそれは」「いたでしょ、胸がなくて下が、その、ついてるのが」「別種か?形がまるで違うではないか!」という流れになります。

これで難しいのは(このゲーム最大の難所?)「かなた おこる」です。かなたが怒ると「同一種よ。用途別に違うのよ。まったく、何言わせるのよ」という展開になります。これも本編見てないとわかりませんよね。

かなたorぴすている+いうorきくorはなすorたいわするとやっていると、本編の通り「では男とやらを連れてきます。あなたがやってみせなさい。そうすれば全員を解放します。」「えー、そんな。どこの男とだってできるというワケでは」「でも私は知りたいのです」という流れになります。

この後、意外と難しいのは「それで証明できるのですか?」というリアクションの出し方です。確か、「ぴすている みる」としなければいけなかったと思います。なんで見るとリアクションが出るのか不明ですが、とにかくみるコマンドを使うと、「仕方がないわね。でも、方法を教えるだけよ」「それで証明できるのですか?」「あなたと私の未来に賭けるわ」という流れになります。

あとは、本編の通り、かなたが男に変身してランを起こして・・・・という展開になります。

ちなみに、「もざいく とる」でモザイクのない絵が表示されます。といっても、大した事はありません。まあ、いくら隠しコマンドとはいえそんな細かく描写したら発禁になっちゃいますからな。

本編の通りかなたが腰を動かして、画面がランのアップに切り替わったら「らん そのままいく」と入力すればいいのですが、「そのままいく」なんて普通わかりますかねぇ、しかし。マニュアルに使えるコマンドの一覧が載ってて、その中に「そのままいく」というのがあるからよかったものの、マニュアルなしでは絶対無理ですよ。

さらに注意しなければならないのは、画面がランのアップに切り替わってさらに「こし うごかす」と入力すると、教官が出てきて「いつまでやっとるんだ、このスケベ。悪いがここでゲームオーバーだ」と言われ、エンディング直前で最初からやり直しになってしまいます。

ランがそのままいった後(?)は、無事全員が開放されぴすているに戻ります。

らんorかなた + いうorきくorはなすorたいわするを一通りやった後、「かえる」と入れると終わりです。


ランは男に変身したかなたに恋をしてしまいました。めでたしめでたし。まあ、これも本編と同じオチですね。

プレイしてみて

まあ、ぶっちゃけアニメの内容をそのままゲーム化しただけって感じですな。それなんで、アニメを見た人であればストーリーもオチもわかっているので、ストーリーを楽しむという要素はないように思えます。

じゃあ、アニメを見てない人には楽しめるかというと、そんな事は全然なく、最初のシミュレーション訓練のシーンで、ある程度暴れたら「やめる」とか、ピスティルとの一連の会話の後「かなた おこる」とか、「かなた へんしんする」とか、アニメを見てないと絶対にわからない入力が必要なので、むしろアニメを見てからプレイすべきだと思います。

なので、スタートラップが見たければビデオを買えば良く、なにもこのゲームを買う必然性を感じないのですが、当時はFM-7で動くソフトがかなり少なく、アニメと同じ絵とシナリオがFM-7で再現できるというだけで嬉しかったのでした。

セーブ機能

なかなか気づきにくいのですが、実はこのゲームにはセーブ機能があったりします。どこでも[ESC]キーを押すとセーブになります。ただし、ゲーム後半でセーブする時は、都度1枚目のディスクに交換しなければなりません。

ロードする時は、タイトル画面の「あなたしだいよ」の所で[ESC]キーを押してください。最後の最後で2回腰を動かすとゲームオーバーになってしまうので、終盤にセーブしておいた方が良いでしょう。まあ、エミュレーターを使っているなら、どこでもセーブ機能を使えば済むわけですが。
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