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 ハイドライド3スペシャルバージョンとは



ハイドライド2の続編です。まず8ビット版が発売された後、いくつかの改定が行われ16ビットのPC-9801で発売されたのが、このハイドライド3スペシャルバージョンです。

ストーリー 



いわゆる、作者が一生懸命考えたストーリーです。しかし、話に関係ないので、スペースキーで飛ばします。

え?ちゃんと読めって?だって、ゲームのヒントにも何もならない上に話にもあんまり関係ないんだもの。そりゃ、エメラルドドラゴンみたいにOPを見てないと本編の意味がわからないんならちゃんと見ますけど・・・。

キャラクターメーク 

まず、準備の画面でドライブ2にブランクディスクのイメージを入れて、[ESC]を押します。


ここで「はい」を選択します。


名前は・・・またJIMでいいでしょう。今回はパラメーターを振り分けるのではなく、職業を選択するだけです。今回は戦士にしました。

森の町 

まず武器屋に行って買い物をします。


前作と違い、最初からけっこうお金を持っています。これで剣と盾、そして鎧を買います。すると・・・


動けません。バグった?コピープロテクトか??

いえ、違います。このゲームでは、現在のレベルで持てる重量というものが決まっていて、それ以上の重さを持ってしまうと動きが遅くなるか、最悪まったく動けなくなってしまうのです。そうなったら、もう捨てるしかないのですが、お金丸損です。

しょうがないので、リセットしてやり直します。最初はもう鎧や盾はあきらめて、スリングだけにしておきます。

森 

スリングを装備して、さっそく町の外に出ます。すると・・・


いきなり葉っぱ攻撃です。攻撃してきたのは、殺人木(さつじんき)・・・ではなく、食人樹です。(ただし、「しょくじんじゅ」なんて言いにくいので、以下殺人木(さつじんき)と呼びます。)



そして・・・





♪やる気がないよ やる気がないよ やる気がないよ や~るやるやる やる気が
♪やる気がないよ やる気がないよ やる気がないよ なんだかやる気がないよ

♪やーめたやめたよ やめたーよー やめたよやめたよ やめたーよー

・・・・

気を取り直してもう1回。今度は町を出る前にどこでもセーブをしましょう。



今度は出口に殺人木はいないようです。とりあえず、沢田研二・・・じゃなくて、ジェリーを倒して経験値を稼ぎましょう。


にしても、運が悪いと町を出た途端瞬殺とか、どういうゲームバランスなんだよ、って感じで。まさに、あの「星をみるひと」をも凌ぐ酷さ。

 レベルあげ

それにしてもこのゲーム、立ち止まっていても全然体力が回復しません。それどころか、どんどん体力が減ってしまいます。えー、なんでなんで??毒をうけてるわけでもないし。コピープロテクトか?(しつこい)

よく見ると、ステータスが「食事がしたい」になっています。そうです。このゲーム、「食事」という概念があったのです。


えー、食事ってどこでするの?レストランとかあるわけ??

よく見ると、なんでも屋に「食料」ってのがあります。スクロールしないと見えない位置にあるんで見逃してました。

で、これを買います。定期的に自動で食べるみたいなのですが、ステータスが「食事がしたい」になってしまった時は、手動で「使う」ってやらないともってても体力がどんどん減っちゃうみたいです。

これで食事の心配はなくなりましたが、今度はジム君の移動速度が激遅に。えーなんで??エミュレーターのバグか?

実は、$10金貨は捨てないといけないのでした。


しかし困った。ジェリーを倒しても$10金貨しか手に入らないし、捨てないと移動できなくなっちゃうし、宿代はどんどんかかるし・・・。このままではお金がなくなってハマり確定に?

そうだ、レベルを上げればいいんだ・・・と思ったが、いくらジェリーを倒しても一向にレベルが上がりません。もっと強い敵を倒さないといけないのか?冗談。あんまり動き回ると殺人木に捕まってゲームオーバーだよ。どないせいっちゅーんじゃ!!

実は、レベルアップは自動じゃなくて、寺院に行かないと上がらないのでした。まったく、複雑にしてあるな((C)夜神月)。


これでレベル2になりました。持てる重量が倍増しました。これで、$10金貨もかなり持てます。最悪でも、宿代がなくなってハマり決定は避けられたようです。


また、レベル2になると殺人木の攻撃にもある程度耐えられるようになります。これで、画面を切り替えた途端殺人木の攻撃を喰らって死ぬという最悪の自体は避けられるでしょう。

たしかにRPGは最初のレベル1の状態が一番辛いのですが、だからといってこのゲームはいくらなんでも最初が辛すぎます。これでは、最初ちょっとやっただけで投げちゃう人続出ではないかと。

たとえば、ドラゴンクエストとかだと、最初のうちはトントン拍子に話が進んで行き、プレイヤーがシナリオに興味を持ち出した時に徐々に難しくなっていくと思います。やっぱり、そういうプレイヤーをゲームに引き込む工夫が、このハイドライドシリーズには見受けられないのは残念です。

両替機の取得 

レベル3になったら、持てる重さも4000g以上となり、革の服を着ても動けるようになります。


革の服を着ていれば、殺人木の不意打ちにも耐えられるようになります。これまでは、画面を切り替えた先に殺人木がいて瞬殺という事があり、そのため画面を切り替える前にどこでもセーブが必須でした。実機では我慢して前にセーブした所からやり直しましたけど、今こんなゲームがあったらとっくにやめてる所です。

スリングの射程距離は、殺人木の葉っぱよりわずかに長いので、ギリギリまで近づけばノーダメージで倒せます。


殺人木を倒すと稀に「こんぼう」が手に入りますが、重くて動きが遅くなるだけなので捨ててしまいます。ハイドライド2でいうところのブラッククリスタルのようなものです。

同じ木でも動く木がありますが、これは「樹木の精霊」(以下、「木のせい」)です。木のせいに誤射でもなんでもダメージを与えてしまうと反撃してきますが、これで木のせいを倒してしまうと精神力がガクッと落ちてしまうので、画面を切り替えて逃げるしかありません。

ここに何かあります。しかし、こっちから来ても取れないので、このまま真上にどんどん行って取ります。ハイドライドは1からの伝統(?)で、マップの上下左右が繋がっています。


これは両替機でした。これで、ジュリーを倒した時に得る$10金貨が重くて動けなくなる、といった最悪の事態だけは避けられそうです。

魔法の取得

このまま塔の攻略に向かうと、バルバルの攻撃であっという間にゲームオーバーです。回復薬を大量に持っていきたいところですが、このゲームには重量というやっかいな概念があって、回復アイテムを大量にもてません。というわけで、できる限り魔法を覚えます。


ザコ(ジェリーと殺人木)を倒して移動まで覚えてから塔に挑みましょう。にしても、このゲーム、経験値稼ぎフェーズ長すぎorz

△これじゃまるで「経験値稼ぎのファンちゃん」だよ・・・

移動まで覚えたら、森の町ではこれ以上の魔法を覚える事はできません。


移動まで覚えたら、とりあえずはピンチの時には町まで瞬間移動できますので、塔に挑みましょう。

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