第四のユニット4 ZERO
第四のユニット4
第四のユニットシリーズの第4弾です。4ではタイトル画面から何もキーを押さないとプロローグが始まります。
ブロンウィンはもう学校には行けなくなってしまったという事です。そりゃ、クローンの仕業とはいえ、あんだけ学校をメチャクチャにしてはね。あれ?でも、1でもけっこう学校壊してたような気もするけど。
結局、2まではギャグの世界観だったんで、多少のメチャクチャは許されたんですけど(例えば、らんま1/2とかだと学校をメチャクチャに壊しても次の話では何事もなかったように元に戻ってたりする)、3から急にシリアスな世界観になってしまったので、わりとそういう所はリアルになってしまったのでしょう。
まあ、これでもう宿題ができてなくて焦る心配もないわけですが、さすがに軍人と学生の二刀流は無理だったのかもしれません。しかし、もともと学校に通っていた目的は記憶のないブロンウィンの人格形成のためだったわけですから、一応の目的は果たせたのかもしれませんね。
この物語は、3のラストから48時間後、ブロンウィンが統合軍本部に対し、BSに関する資料の閲覧を要求したところから始まります。
統合軍本部→博士拘束
統合軍本部中央ホールからスタート。情報管理局員に会っている。
ここで戦うと・・・
ぎゃーひとごろしーーー
ゲームオーバー
・・・ではなく、
と、いいたい所ですが、まあ似たようなもんです。ゲームオーバーです。つかなぜ裸?
「たけしの挑戦状」で、誰彼かまわず殴る事ができるのは、本当に殴らなければならない相手(つまり、宝の地図をくれた老人)をわからなくするためなんでしょうけど、このゲームでもおそらく誰かスパイかなんかがいて、それを見破って戦いを挑まないといけないと見た。
気を取り直して、アニスにIDカードを見せて話を聞きます。しかし、アニスを越中博士の所に案内した途端、越中博士は拘束されてしまいます。
越中博士はワーム・・・じゃなかった、クローンではないかと疑われてしまったのです。
「ゼクトによって死亡が確認されているわ」
「残念だが今生きてる越中はワームだ」
「俺はな!その手の芝居にはうんざりなんだよ!」
「変身」「変身」「変身」
・・・じゃなくて、越中を救出しなければなりません。
牢屋の前→各部屋
ここから先は、各部屋を回って全部のリアクションを出さないと先に進みません。
セスの部屋。なぜこんな事になっているのか、滝沢大尉に頼んで調べてもらうと言っています。
ニュークレオンに聞いても何も教えてくれません。
困った。完全に手詰まりです。全部の部屋で全コマンドやったはずなのに、どこにも行けないし、何もイベントが発生しません。
「こういうのをハマリって言うんだぞ」(©ニケ)
実機ではこのまま放置プレイ。つまり途中で投げちゃったわけですね。雑誌にもヒントも何も載ってないし、そもそも雑誌で取り上げるほど話題にもなってないし、そんなに頑張ってプレイしたくなるようなゲームでもないんで、ここで投げちゃいました。
しかし、今ではGoogleという便利なものがありまして、当時実機で投げちゃったゲームでも、今なら検索すればいくらでもわかる・・・と思ったのですが、Googleで検索しても、このゲームをプレイしている人がほとんどいないみたいで、ヒントらしいヒントが載ってるサイトも1つしか発見できませんで、そこにもここについては書いてませんでした。どうする・・・。
(2日間悩んだ後・・・)
わかりました。このゲームでは、移動するとどこまで会話が進んだのかフラグがクリアされてしまうのです。なので、なるべく移動をせずに、同じ画面で同じコマンドを何度も何度も繰り返し選択しなければ、全部のリアクションが出せなかったのです。だけでなく、「表情」コマンドも絶妙のタイミングで使わないと先に進まなかったのでした。しょえーーーー。
いや、まて、このゲームそんなに頑張らないといけないゲームなのか?そりゃ、このシリーズこれまで未消化の伏線があって、それが気になるからやるけどさ。これが未消化の伏線のない単独のゲームだったら、絶対ここで採り上げてませんって。
でもって、答えですが、まずアニスに事件について2回聞く。博士がWWWFにいた頃に細胞を採取されたのでは?と言われる。
相手の話を聞く「博士について弁護はするから心配しないで」と言われる。
「嬉」の顔をする。ニッコリ微笑む。
周囲を見ると、イヤリングが気になる。
バジニコフが探せるようになる
んなもんわかるかー! |
いやまさか表情コマンドが影響してくるとは。しかも、たとえそこまでわかったとしても、いったん移動するとまた聞き込みからやり直さないといけないという。しかし、この調子だと先が思いやられるな・・・。
資料室
バジニコフもアニスのイヤリングと同じ形のペンダントをつけています。これはあやしいですね。
バジニコフから食事に誘われるので、怒るかと思いきや「喜」を選択しないといけないみたいです。
ティーゲルパルト氏に「俺の名前を言ってみろおおお」と言われますが、フルネームは忘れてしまいました。しかし、そんなに気にしてない模様。
その後、コンピューターを操作してBSについて検索します。
しかし、一通り検索が終わると突然定期メンテナンスのためダウンしてしまいます。vacuumdbでもするのかいのぅ。
カプセルについてのレポートの筆者「ファナミー・リボルト」に知っている事を尋ねると、BSに関する研究者の名前を色々と教えてくれます。
・・・が、その関係者の人数たるや・・・。えー、これ全員聞き込みしないとダメなのぉ?
聞き込み 1ターン目
ここから「JBハロルド」の始まり始まり~。というわけで、足を使った聞き込みです。このゲームが発売されていた頃に、ちょうどJBハロルドシリーズや、藤堂龍之介シリーズが流行っていたのかもしれません。
キーネルソン。なんか無愛想で何も教えてはくれません。
いや、もうアッタマ来た。ハンドガンでズドーンと撃ってやりましょう。
・・・案の定ゲームオーバーでした。(じゃあやるなよ)
って事で、セーブ地点からやり直し。とりあえず全員に聞き込みしてみます。
全員に聞き込みする際に、IDカードを2回ずつ見せるのをお忘れなく。
IDカードはセラミック製で固いそうです。(伏線)
聞き込み 2ターン目
全員のところで全部のリアクションを出した後、ゲルパルトはいなくなっています。
その隙に「ブロンウィン」について検索してみますが、パスワードを求められ、それ以上の情報は引き出せませんでした。
もう1回やってみます。どうでもいいけど、プロンプトがA>とは・・・。PC-9801かよ!!
関係ないけど、この時代にPC-9801しか知らない人にJ-3100を使わせたところ、「なんでC>なんですか?A>じゃないんですか?」って言われたという。今じゃAドライブなんて使わねーよ、みたいな・・・。
ブロンウィンについてもう1回調べたところ、今度はパスワードの入力は求められず、ブロンウィンという情報そのものがなくなっています。どうやら、何者かに消去されてしまったようです。
キーネルソンにその件について聞いてみましたが、やはり無愛想で何も話してはくれません。
1ターン目とはそれぞれキャラの場所が変わっています。
バジニコフに、検索システムが使えなくなった事を話すと、単なるバグじゃないかと言われます。
突然何者かに狙撃されます。1弾目は外れましたが、すぐに2弾目が来ます。必ずここでセーブします。
ここで正しい行動以外の事をすると必ずゲームオーバーになります。
しかし、サイコシールドを展開するんだと思ったら、サイコシールドでもゲームオーバー。どないせいっちゅーんじゃ!!
といいたい所ですが、実は次のシーンは色々なサイトで画像だけうpされてるんで答えがわかっちゃいました。
▽ここを参考にしました。ありがとうございました。
http://wildcats.pupui.jp/mt/archives/2011/05/zer.html
というわけでIDカードを使います。IDカードはセラミック製で固いというのがヒントだったんですね。
その場にシリコンチップが落ちてました。
その場にロンが駆け寄ります。
バジニコフに報告したらいいと言われます。
聞き込み 3ターン目
バジニコフに報告します。
撃たれた直後にShitって聞こえたそうです。犯人はアメリカ人のようです。
それぞれのアリバイを確認してみます。
最後にバジニコフに現場に落ちていたシリコンチップを見せます。すると、これは彼のものだそうです。
その後、キーネルソンが手が空いたというので外に連れ出します。
キーネルソンを射撃場に連れていきます。「射撃で勝った方が何でも好きなものをもらえる」という条件で賭けをする事になります。
でも、もしブロンウインが負けて「お前が欲しい」って言われたらどうする気だったんだろう?(そのままエロゲーに突入とか?)
ブロンウィンは全て中央付近に命中させます。
・・・が、ここで気をつけないと、6発を超えて撃ってしまうと、キーネルソンを撃ってしまいゲームオーバーです。
いくらなんでもこれはひどい。せめて「もう6発撃ち終わりましたよ」ぐらい出て欲しいものです。
しかし、キーネルソンは6発目を外してしまい、思わず「Shit!」と叫んでしまいます。やはりキーネルソンが犯人なのでしょうか??
直後にロンが来て、証拠の弾丸が何者かに盗まれたと言われます。
しかし、ブロンウィンはもう犯人の目星はついたといいます。
そして、キーネルソンに問い詰めます。
ここで喜んだ表情をした後、怒った表情をします。すると、「仕方がないですね。あきらめましょう・・・って、なるかよ。それ、違法です!」・・・って、そりゃプロ野球ニュースの前にやってるCMか。じゃなくて、喜んだ顔をした後に怒った顔をした後、さらにキーネルソンを問い詰めます。
すると、拳銃は玲子と賭けに負けて、借金のカタに取られてしまったと言います。
それを今まで隠していたのは、「カッコ悪いから」だそうで。どうやらキーネルソンが怪しいのはミスリードだったようで、事件には関係なかったようです。
でもって、この後全員に聞き込みをしても何の変化もなく、また手詰まり・・・といいたい所ですが、最初に手詰まりになった時にGoogle検索したんでわかっちゃいました。
ここでハンドガンを使うのが正解のようです。
んなもんわかるかー! |
ハンドガンなんて使った日にゃ、勝手に戦闘モードに入ってゲームオーバーだぜ、しかし。またあの「あほォ」を見る羽目になるのが関の山。誰がそんなコマンド選びますかいな。
▽ここを参考にしました。ありがとうございました。
http://wildcats.pupui.jp/mt/archives/2011/05/zer_2.html
このサイトがなければ、このゲームについての記事を書くのはあきらめる所でした。ありがとうございました。
バジニコフから、他の士官の弾も欠落はないし、申請なしに弾丸を手に入れる事も不可能なので、犯人はこの中の人間ではないと言われます。
ロンからも、バジニコフの話を信じるしかないと言われます。
ゲルパルトが検索システムの修正が完了したそうだ、と言われます。
というわけで、BSについて再び検索をします。全てのリアクションを出した後、バジニコフから呼び出しをされます。
司令室。滝沢から通信が入ってます。越中博士のメンタルチェックのデーターは改ざんされていたそうです。つまり、越中博士がクローンだというのは、捏造、つまりでっちあげだったわけです。
それともう1つ、今いるこの情報局がWWWFに筒抜けだと言われます。やはりこの中にスパイがいるようです。
続いてアッシュからの通信で、博士が行方不明になったと言われます。(っていうか、アッシュの出番これだけ・・・)
その後、バジニコフが行方不明になります。
食堂にもいません。
仕方がないので、あきらめて帰る事にします。
発着デッキ
ブロンウィンは自分の乗ってきた飛行機で帰る事にしました。しかし、もし本当にブロンウィンを始末するなら、もうここしかチャンスはないはずです。なので、必ずここで敵は何かを仕掛けてくるはずです。ここから先は即死要素だらけです。必ずここでセーブしましょう。
と、その時、突然背後から戦闘機が襲ってきます。エミュレーターならここでどこでもセーブですね。
と、ここで1コマンド以内に「サイコブラスター」を使わないと一発ゲームオーバーです。
サイコブラストで戦闘機の車輪を破壊しました。戦闘機は向きを変えたため直撃は免れましたが、バランスを失った機体がブロンウィンの上に倒れてきました。
ここで1コマンド以内にサイコシールドを使わなければ一発ゲームオーバーです。実機ではここまで行かなかったからよかったものの、これがどこでもセーブのできないエミュじゃなければ、ここでヒステリー起こしてフロッピーを踏み潰すか手でバキッと折ってゴミ箱行きですよ。
管制室からヒロナンチョ少佐が見えます。どうやら彼が犯人だったようです。
ヒロナンチョ少佐を探します。すると、ジャクリーヌ少尉を探していたと言われます。
ジャクリーヌ少尉によると、ヒロナンチョ少佐はパラシュートを背負っていたそうです。
デッキに向かいます。ヒロナンチョ少佐が逃げようとしています。
ヒロナンチョ少佐はパラシュートを背負ったまま飛び降りました。
と、その時、ロケットランチャーが命中して、ヒロナンチョ少佐は木っ端微塵に。
撃ったのはバジニコフでした。機密文書を守るためには仕方なかったと言います。
以上の事をアニスに報告します。すると、アニスは事後処理のためにこちらに来るそうです。
聞き込み 4ターン目
キーネルソンは、賭けに負けてイライラしてただけだと言います。どうやら、今までの冷たい態度は単なるミスリードだったようです。
みんな、ヒロナンチョ少佐はそんな事をする人には見えなかったと言います。
ヒロナンチョ少佐は銃の腕は下手だったそうです。やっぱり狙撃したのはヒロナンチョ少佐ではないのかもしれません。
バジニコフのところに行くと、ちょうど放送が流れデッキまで呼び出されます。
発着デッキ
ブロンィンが発着に着いた途端、アニスからスパイ容疑で逮捕すると言われます。
バジニコフに、「この者がスパイに間違いありません」と言われます。また、「スパイは極刑、よくて終身刑だ」と。
アニスに「馬鹿な子ね。知らなくていい事を知るから」と言われます。
アニスもバジニコフもグルだったようです。どうも最初からゲームオーバーの絵が気になってたんですけど、やっぱりアニスは敵だったようです。士官全員の弾丸の欠落がないというのもウソだし、ヒロナンチョ少佐をロケットランチャーで撃ったのも口封じのためでした。
また、ブロンウインに関する情報が突然消えたのも、バグというのはウソで、本当は彼が削除したみたいです。(delete from ・・・ where
data like %'ブロンウィン'%; みたいな・・・)
オスマイアの基地
ここはオスマイアのお住いや、って事で、いよいよここから敵の本拠地です。
ヘリポートから降りて中に入ろうとしているその時、ニュークレオンからこっそり手錠の解除カードを渡されます。
今回の黒幕、ブート・オスマイアの登場です。どうやら彼がアニスやバジニコフを操っていたようです。しかし、オスマイアの言い分では、これはスパイではなく「WWWFとの技術提携」だそうです。
統合軍とWWWFが本気で戦争をすれば、あっという間に地球は滅んでしまう。しかし、統合軍とWWWFは争っているように見えて、実は上層部はつながっていたそうです。
ここでオスマイアからオリジナルBSについて聞かされます。オリジナルBSは受精卵を改造して作るため、男女の産み分けが可能、つまり男性のBSを作る事ができるそうです。
ここで必ずセーブします。エミュレーターならどこでもセーブの方が良いでしょう。
ここで、オスマイアから自分の側につくように誘われます。もし自分の側についてくれるなら、ブロンウィンの両親に会わせてやると。そして、プロテクトを解除すれば
このゲームも容易にコピーできる
消されていたブロンウィンの記憶も蘇ると言われます。
するとブロンウィンは微笑んだ。「よかった。病気の子供はいないんだ」・・・ではなく、「パパとママに会えるんだったら、私は喜んであなたの犬になりましょう」
というわけで、ゲームオーバーです。やり直し。
・・・ではなく、「表情」→「怒」を選択します。「誰があんたの言いなりになんかなるもんですか!」
「ならば仕方あるまい。スパイ容疑で死刑になるがいい」
と、そこへニュークレオンが現れます。「今の話、録音させていただきました」
ニュークレオンは統合軍監査局特務監査官・・・つまり、統合軍を監査する立場の人間であり、統合軍の人間よりも上の立場なんだそうです。これまで統合軍の不正を暴くため、あえてオスマイアの部下になっていたそうです。
Z.T ニュークレオン、正式名は、ゼロ・ツー・ニュークレオン、02ニュークレオン、つまり2番目に作られたオリジナルBSであり、このゲームの副題「ZERO」とは、まさに彼の事だったのです。(以下、「ゼロ」と呼びます)
ゼロは、アニスとバジニコフがWWWFからの情報提供によって創り出されたBSである証拠をつきつけます。まず2人が大量のエネルギーカプセルを持っている事を指摘します。しかし、「そんなもの私は知らない。捏造だ」と言ってトボケられてしまいます。
すると、ゼロは耳につけている制御チップを見せます。
これと同じものをアニスとバジニコフも身につけています。つまり、ゼロ、アニス、バジニコフの3人は、WWWFからの情報提供によって創り出されたBSだったのです。
すると、オスマイアとアニスは、バジニコフにこの場を任せて逃げてしまいました。
と、ここで必ずどこでもセーブします。
ここで解除カードを使って手錠を外そうとすると、バジニコフに阻止されてゲームオーバーです。
まず、周囲を確認してエレベーターの存在を確認します。オスマイアとアニスは屋上のヘリコプターから逃げるつもりみたいです。その後、越中と話すと「早くオスマイアを追うんだ!!」と言われます。
このリアクションを出した後に、解除カードを使うと手錠が外れます。
んなもんわかるかー! |
私はまたてっきり、解除カードを使うためにはまずバジニコフを倒さないといけないんだと思いましたよ。でも、バジニコフを先に倒すと、それはそれでオスマイアに逃げられてしまってゲームオーバーだし・・・。いやー、もう、ここまできて「あほォ」を何回見た事か。もう、絶対、これが終わったらめいっぱい酷評してやるぞと心に誓う私であった。
で、解除カードを使った後、オスマイアを探します。
すると、ゼロ vs バジニコフの戦いになります。
しかし、HEADをパンチしていればそのうち倒せます。
その後、ブロンウィンの視点に画面が切り替わったら、1コマンド以内に「戦う」を選択します。それ以外のコマンドを選択するとゲームオーバーになります。
もう、この画面もようやくここで見納めです。
で、ラストの戦いですが、これがなんと、腹パンチだけでいともあっさり倒せます。BS同士の戦いである必要なかったね。(単なる殴り合いだよ、これじゃ)
△アニスはボディブローが弱点だったんですね・・・
アニスを倒したブロンウィンはオスマイアを探しますが、既に越中が関節技で倒してました。
オスマイアはBSではない、単なる老人ですからね。武器さえなければ楽勝・・・っていうか、なんで武器1つもってなかったんだろう?でも、3以降削除されてしまった「関節技」がここで出てきたのは何か嬉しい気が・・・。
ゼロ「やれやれ、私の仕事がなくなってしまいましたね」
ゼロ「さすが私の後輩です」
ブロンウィン「後輩?」
ゼロ「その件については、いずれまた・・・」
そういってゼロはヘリで去っていった。
というわけで、今回はこれまで。続きはいずれまた・・・。
プレイしてみて
「3」のアンケートハガキかなんかで、「簡単すぎる」「数分で終わってしまった」「金返せ」みたいな事を言われたんでしょうか?とにかく難しすぎます。特に終盤の即死要素の連続はひどいもので、実機だったら同じメッセージを何度読まされた事かわかったもんじゃありません。
「1」「2」はいわゆる普通のコマンド選択アドベンチャー、「3」は単なる紙芝居だったのですが、「4」はJ.Bハロルドシリーズですな。全員の全部のリアクションを出す事で話が進むという。当時作者がJ.Bハロルドシリーズのゲームをやって「じゃあ次はこういうの作ろう」ぐらいに思ったんでしょう。
とにかく、「ハンドガンを使う」とか「ブラストを使う」コマンドを選んでしまうと、確認もなく戦闘シーンに入ってしまいゲームオーバーとかひどすぎます。せめて「こんな所でハンドガンなんて使ったら危ないですよ」ぐらいのメッセージが出るぐらいにとどめるべきです。おまけに、場合によってはハンドガンを使わないと話が進まなかったりするから困ります。であれば、最初から「見せる」というコマンドを作るべきです。
あと、戦闘が既に何の意味もなくなってしまってます。「1」や「2」では、誰が誰に何をすれば大ダメージを与えられるかを探すという、多少のゲーム性があったんですけど、「3」「4」にいたっては、ひたすらパンチで倒せちゃいます。特に「4」ではゲーム終了に必要な戦闘シーンは2回だけ、バジニコフは頭をパンチ、アニスは腹をパンチで勝ててしまうのは拍子抜けでした。であれば、もう戦闘シーンそのものをなくしちゃっても良かったと思います。
あと、ストーリーも「1」「2」「3」は学校のシーンもあり「日常」と「非日常」がうまく切り分けられたし、ブロンウインも普段は平凡な高校生、みたいな話で良かったと思うんですけど、この話だと終始軍人軍人、また軍人で、ブロンウィンもすっかり軍人に染まってしまったのは残念です。