第四のユニット2
当時のログインに掲載された広告によれば「第四のユニット2は、第四のユニットの続編です。第四のユニットを持ってなくてもプレイできます。」だそうで。同時期に発売されたイース2の広告場が「イース2はイースの続編です。イースを持ってなくてもプレイできますが、イースを終わらせた後にプレイしたほうがより楽しめます。」だったので、それを若干変えたような感じですね。
って事は、このゲームは第四のユニット1をプレイしてもしてなくても特に変わりはないって事でしょかね。まあ、あからさまに同じフレーズをそっくりそのまま使うわけにもいかなかったんでしょけど・・・。
今回は1とは違いプロローグはマニュアルのマンガではなく、オープニングでリターンキーを押すと表示されます。
ブロンウィンはあの後、優介と同じ学校に通う事になりました。
・・・って、生まれたばかりの記憶しかないのに高校の授業についていけるのか?
その頃、世界では各地で要人が誘拐される事件が起こっていました。
越中博士の家
ブロンウィンは博士から急に呼び出され、学校を早退して帰ってきました。(どんな口実で!?)
1に出てきた時と博士の顔も髪型も全然違う、などと言ってはいけない。もっと温かい目で作者を見てほしいものである。(©Dr.スランプ)
博士の話では、世界各地で要人が誘拐され、すぐに釈放されるものの、急に好戦的になっているそうです。
ワームに擬態でもされたのかいのぅ。それともミステロンのロボットにされたとか??
それはともかく、WWWFに潜入している滝沢隊員が何か情報をつかんだらしい、との事で、セスと一緒に滝沢隊員と合流する事になりました。
滝沢隊員との待ち合わせ場所
滝沢隊員との待ち合わせ場所に来てみましたが、滝沢隊員はいません。
辺りを見ると、今まさに滝沢隊員が拉致されている所でした。
滝沢隊員をいとも簡単に救出すると、滝沢隊員から、サイボーグ計画について調べていると言われます。
そこへ新たなBS(バイオニックソルジャー)が現れ、戦闘になります。
しかし、関節技をかけまくると、いとも簡単に勝ってしまいます、が・・・
なぜか負けたものとして話が進みます。どうも、このシーン、本当は必ず負けるようにできてたみたいです。関節技で勝ててしまうのは作者も想定外だったのかも?つか、やっぱりこの世界では藤原先生が最強なのでは?
「フン、たわいもない」って、あんた負けてまんがな。
その後、ブロンウィンは拘束され、(;´Д`)っθ ブィィィィィンとダルジィにさんざん弄ばれ・・・って、そういうゲームじゃない??
「やはり私の方が性能が上だったわね」って、あんた関節技で負けてるんですが、それは・・・
というわけで、ブロンウィンは洗脳手術を受けるためにWWWFの基地へ連れていかれました。
牢屋
WWWFの秘密基地に着いたブロンウィンは、牢屋に入れられてしまいました。
アトルシャン「くそう、どうすりゃいいんだ、タムリン・・・。」
タムリン「さあ、早く逃げるのよ」
・・・ではなく、突然扉が開き誰かが入ってきます。
それは、WWWFの制服を着た滝沢隊員とセスでした。2人はブロンウィンの乗せられた飛行船に潜入して、助けに着てくれたのでした。
地下2階
基地内にはドアがいっぱい。しかし、ほとんどのドアはロックされており、無理やりこじ開けると毒ガスが出てきてゲームオーバーになります。
2-Cのドアはロックが壊れており、開く事ができます。しかし、特に何もないようです。
その後、べつの部屋に移動しようとしたところ、ダルジィに見つかりそうになり、慌ててトイレに隠れます。すると、「B3用のIDカードを落としてしまった」という声が聞こえます。
その後、2-Cに戻り、コンピューターを調べると何か挟まっています。
何かのキーがありました。
地下1階
1-Bのドアはロックされていませんでした。
箱は取っ手はないので開きませんが、叩くと隙間ができて開くことができます。中には何かのユニットがあります。
1-Cの部屋に入ります。ドアはロックされてませんでした。
床には3B用のカードが落ちてました。さっきトイレで話していたカードでしょう。
ここのコンピューターの電源を入れると、Aエレベーターは起動カードがないと動かせないと表示されます。
弾薬庫。しかし、このドアは1B用カードではなく指紋認証なので、入る事ができませんでした。
内線電話を使って、大佐を呼び出します。弾薬庫を開ける当直兵が持ち場にいないと言うと、1-Aの近くにいるはずだと言われます。
1-Aの近くにいる兵士に弾薬庫のドアをあけるように命令しますが、理由を聞かれてしまいます。誰でも開けられるはずなのに、なぜ私が開けなければならないのかと。っていうか、この時点でニセモノだって気づけよ・・・。
滝沢は、「上の連中のやる事はわからんさ」とかテキトーな事を言ってゴマかそうとしますが、兵士は納得してくれません。(そりゃそうだわな)
地下2階
というわけで、これ以上行ける所がなくなってしまいました。なので仕方なくエミュレーターの「どこでもセーブ」をした後、罠にひっかかる覚悟で手当たり次第ドアを開けてみます。
2-D。ドアはロックされてませんでした。BSのレストアが中でカプセルを飲んでる所でした。
しかし、2対1なので楽勝。ブロンウィン得意の関節技の連続で倒せると思います。
これで、レストアが飲もうとしていたエネルギーカプセルを手に入れる事ができました。
引き出しを開けるとカードAがあります。これで一階のロックされている部屋に入る事ができます。
地下1階
カードAを使って1-Aを開けます。中には兵士がいましたが、ブロンウィンを誰かと間違えているようです。
Aエレベーターの起動カードは警備係が持っているはずです、が・・・
警備係はたまにトイレでサボっているようです。セスが話かけると急にタメ口になるようです。
サイボーグ計画について尋ねると、コンピューターを使って調べてください、と言われます。
というわけで、コンピューターを使ってサイボーグ計画について調べます。
世界各地で要人を誘拐する計画について書いてあります。
地下2階
トイレ。警備係がサボっていますが、エレベーター用のカードは規則で貸せないと言われます。
仕方がないので、殴ってカードを奪い、トイレの個室に拘束させます。
地下3階
3-A。カードCを使って中に入ります。マグネットキーを使ってロッカーを開きます。サイコパワーを防御に応用する理論について書いてあります。
3-B。張り紙には「落とし物」と書いてあり、キーが貼ってあります。(なんて不用心な基地・・・)
通路にいる兵士。B-3用のカードをなくしたと言っています。多分さっきトイレで話してた兵士でしょう。
B3用のカードを交換に、B2用のカードをもらいます。
地下2階
B2用のカードが手に入ったので、今まで地下2階で入れなかった部屋に入る事ができます。
2-A。資料には、BSはクローン人間であると書いてあります。
2-E。コンピューターを操作します。サイボーグ計画とは、世界各地で要人を誘拐し、身代金がわりにサイボーグの売買契約を結ばせる、とあります。
2-D。時限爆弾について書いてあります。
2-C。ここの端末は2-Eのコンピューターのスイッチを入れないと起動しなかったみたいです。時限爆弾の起爆コードについて調べると、網膜パターンが一致しないとアクセスできない事がわかります。
しかし、ブロンウィンがセンサーを覗き込むと、網膜パターンが一致して起爆コードが表示されます。
地下1階
兵士がどうしても弾薬庫の扉をあけてくれません。あれ?おかしいな。たしかに実機(FM-7)でクリアしたぞ。すごいな過去のオレ、どうやったんだ。
・・・・
仕方ない。結局Google検索しました。すると、
「かんがえる」で「0」キーを押す・・・
んなもんわかるかー! |
いや、前作でもあったな、そういえば。しかし、まさかここへ来て唐突に「動詞のみ」の入力が必要になるとは・・・。
▽ここを参考にしました。ありがとうございました。
http://www.relaxwind.info/88game/4thunit2/4thunit2-4.html
というわけで、ブロンウィンがとっさに思いついた大ウソ「ビル大佐の勅令により極秘任務扱いになっています」でゴマかせたようです。っていうか、ブロンウィンって誰か偉い人に似てるんでしょ?なんで一人しか人違いしてくれないの?
というわけで、弾薬庫を開けてくれます。ここで条件が揃ってないと、軍曹は直前で放送で呼び出され、開けずに戻ってしまいます。
火薬庫で起爆装置をセットした後、起爆コードを入力します。ただし、ここから先はタイマー割り込みがかかっていて、一定時間になるとゲームオーバーになります。なので、起爆コードをセットする前にどこでもセーブしておきましょう。
地下3階
D.SYS。システムカードがないと通れないようです。
地下2階
2-Bの部屋にあるケースを調べるとカードEが入っています。
地下3階
O.C。ここの机の上の資料によると、サイボーグ計画は囮で、サイボーグなんて最初から作ってなかったそうです。
本当の目的は、要人を誘拐してクローン人間を作り、クローンを開放してオリジナルは拉致する事だったのでした。サイボーグの売買契約はそのための隠れ蓑だったのです。
とりあえず、ここで薬品をもらっていきます。
C.C。カードAを入れるとカードBを要求され、カードBを入れるとカードCを要求されます。しかし、カードCは兵士に返してしまいました。どうしましょう?
兵士にもう1回貸してくれと頼みますが、「それがないと困ります」と言われてしまいます。
ここで兵士を殴っても「いて、何をするんですか」しか出ないし・・・。
・・・・
と、ここで時間切れゲームオーバー。
困った。また手詰まり。仕方ないので、さっきのサイトで手順を確認します。
わかりました。「そうち つかう」の後に、
「かんがえる」をやらないとダメだったのですね。
どうも時間制限があると焦っちゃっていけませんな。とりあえず先にカードを手当たり次第入れたのが失敗だったようです。
▽ここを参考にしました。ありがとうございました。
http://www.relaxwind.info/88game/4thunit2/4thunit2-4.html
というわけで、さっきの兵士にB3用のカードを貸せと言いますが、勘弁してくださいと言われます。
今度は殴って気絶させて奪う事ができました。どうも、さっきは必要なフラグが立ってなかっただけみたいです。
中には世界各地の要人のパネルが置いてありました。
そこへ、オペレーターが出てきました。オペレーターを拘束して色々と情報をしゃべらせてみます。
すると、サイボーグ計画は単なる囮で、最初から世界中に要人のクローンを送り込む計画だったと言います。
と、その時、制御室にブロンウィンのそっくりさんがいました。
しかし、その直後、さっき仕掛けた爆弾が大爆発を起こし、基地内はパニックになります。ブロンウインのそっくりさんもどこかへ行ってしまいました。
滝沢はビル大佐に「要人達を別の場所に移動させるのでドアを開けてください」と頼みます。
D.SYSの通路は開きましたが、C.Rのドアが開きません。O.Cで手に入れた薬品をかけると、ドアロックが溶けます。後はサイコパワーでこじ開けます。
C.Rにいる要人達を救出します。
要人の一人が、潜水艦ドックがあると言います。なので、そこへ向かいます。
S.D(サブマリン ドック?)ダルジィが追ってきました。ブロンウィンは一人ここに残ってダルジィを食い止める事にします。
潜水艦はブロンウィンを残して出発しました。
ダルジィとの決着
あれ?なんでブロンウィンの体力がこんな少ないの??
当然負けますが、越中博士が出てきて「エネルギーカプセルを飲み忘れてなかったか?」と言われます。
というわけで、ロードする事なく再戦。今度はブロンウィンの体力満タンからスタートです。
例によって関節技の連続で倒せますが、2ターン、3ターン目は相手がサイコブラストをかけてきますので、こっちはサイコシールドを張ってないと負けてしまうようです。
脱出
ブロンウィンは自分がここへ連れてこられた、あのUFO型の飛行船に乗る事にしました。
・・・と、ここで必ずセーブしましょう。(ゲーム内のセーブでも、どこでもセーブでもどちらでも可)
ブロンウィンが飛行船に乗った途端、飛行船は爆発してしまいました。ゲームオーバー。
というわけで、セーブした所からやり直し。誰でも1回はこれをやってしまった事でしょう。
飛行船の前で、単に「いく」+「0」キーを押します。すると、飛行船はあきらめて他の脱出ルートを探します。
すると、弾薬庫の先に非常脱出用の格納庫がある事がわかります。
しかし、弾薬庫の前は火の海でした。
前は火の海、後ろは瓦礫の山で、前にも後ろにも進めなくなってしまいました。
と、ここでセーブします。じゃないと、ここから先は即死要素が多すぎます。
ここでサイコパワーを使うと、サイコパワーの威力で回りの壁や天井が崩れてきて生き埋めになってしまいました。ゲームオーバー。
ここで、サイコシールドに関する資料を読みます。
しかし、「完成された理論ではないため記述は控える」とあります。使えねー。
でも一か八か、ここでサイコパワーを使う、と・・・
また壁や天井が崩れてきてゲームオーバーです。
どないせいっちゅーんじゃ!!
・・・
ギブアップ(またかよ!!)
で、結局またさっきのサイトで答えを見ます。
答えは、「サイコパワー考える」でした。
どうやら、このメッセージを出してフラグを立ててからサイコパワーを使わないとダメだったみたいです。
というわけで、サイコシールドをバリア代わりにして火の海に突っ込みます。しかし、サイコシールドの内部は酸素も通さないため、1コマンド以内に「火の海 行く」コマンドを使わないと窒息してゲームオーバーです。
つか、よくこんなの実機でクリアできたものです。実機では「どこでもセーブ」が使えないので、けっこう前からやり直しになっちゃうと思います。
火薬庫の前の火の海を抜けたブロンウィンは、小型飛行艇に飛び乗りました。
こうしてブロンウィンは無事基地を脱出する事ができました。
って事は、トイレに閉じ込めた兵士や、B3カードもらうために殴って気絶させた兵士は死んだわけですな。
エンディング
翌日、ブロンウィンは学校に登校します、が・・・
今日は宿題の提出日でした。当然、ブロンウィンにはそんなもんやってるヒマはありません。どうしましょう?
めでたしめでたし。
最後に、パート3の発売が決定しました、という事でパート3に続きます。
プレイしてみて
1に比べると絵がとっても上手くなって良かったと思います。ブロンウィンも1は正直言ってそんなに可愛いとは思えなかったんですけど、2はとっても可愛く描けてて良いと思います。懸念事項だったサウンドも、1に比べて良くなったと思います。
残念だったのは優介君がオープニングにちょっと出ただけで本編にまったく出なかった事で。優介君や、関節技の師匠(?)の藤原先生ももう少し出番があったら良かったのに、と思います。
あと、後半の難易度が少し高すぎる気がします。即死要素も多すぎるし・・・。爆弾をセットしてからのタイマーの割り込みメッセージもかなり鬱陶しいです。であれば、時間制限なんかやめちゃって、シナリオが進むまでは絶対に爆発しない方がむしろ良かったと思います。
逆に良かった点は、「考える」コマンドで、意味のない事について考えた時の「さーて、わかんないですね」と、意味のないものを叩いた時の「ポム」ってのがなんかおかしかったです。このゲーム、出来ない行動をした時のリアクションがけっこう面白かったりします。