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Windows情報

WindowsXP SP2を入れたら「ローカルエリア接続」のアイコンが消えた!?

WindowsXP SP2をインストールしたとたん、いままで表示されていた「ローカルエリア接続」のアイコンがなくなってしまう事があります。もしそうなっても、LANは正常に動作しているので、なかなか気づきにくい事ですが、このままではIPアドレスの変更やプロトコルの追加が一切できません。


↑あれれ??ローカルエリア接続は??

原因は、LANカードやマザーボードに同梱されているLANカードのドライバーが正常に動作しているのに、WindowsXP SP2がそれを認識せずに、LANカードが存在しないと思ってしまうために起こる現象です。

WindowsXPにはもともとLANカードのドライバーが内包されているのですが、SP2になると内包されているドライバーしか認識しない事がしばしばあります。

解決方法:

(1)WindowsXP SP2を使わない。
(2)バグFIXを待つ
(3)LANカード/マザーボードに同梱されているドライバーを使わない


(1)の場合、WindowsXPを再インストールし、SP1のCDがもしあればそれをインストールします。WindowsUPDATEではすでにSP2しかインストールできませんので、WindowsUPDATEの自動アップデートはあまりあてにならなくなります。まあ、SP2はまだいろいろと問題も多いようですし、使わないという選択もそう悪くもないでしょう。

(2)の場合IPアドレスを変更できませんが、変更する必要がなければこのまま使ってください。ただ、マイクロソフトのバグFIXは遅いので、あまりあてにはなりません。この症状自体、よほど運が悪くないとおきないようで、残念ながら最後までバグFIXはしないかもしれません。

(3)の場合、

3-1.ハードディスクの大切なファイルをバックアップする
3-2.ハードディスクを再フォーマット&再インストール
3-3.LANカードやマザーボード同梱のLANのドライバーは入れない。それで動作しないようなら、そのLANカードは使わない。(マザーボード内蔵なら、ディゼーブルにする)

これは苦渋の選択ですが、仕方ないですね。PLANEXやCoregaといったメジャーなメーカーの、100BaseTXならWindowsXP内包のドライバーで使えるようですから、これを使うのがいいでしょう。(といっても、いろいろ買ってみて使えるのだけ使うといった、予算的にはかなり痛い選択ですが。)

無事WindowsXP内包ドライバーでLANが使えれば、そのままSP2にしても大丈夫です。ローカルエリア接続も正常に表示されます。

WindowsXP SP2に内包されたLANカードのドライバーは、サポートするカードの種類が増えているようです。SP2インストール用にだけ、古いLANカード(WindowsXPの認識する10BaseTや100BaseTXのカード)を使い、SP2をインストールして新しいLANカードを認識させた後に旧LANカードを外すという手もあります。
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