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ナナちゃんのスター誕生

ナナちゃんのスター誕生


タイトル画面。じっと見ているとアマビエやももかっぱみたいなクチバシがあるように見えるかも?

ナナちゃんのスター誕生はコマンド打ち込み式アドベンチャーゲームです。入力はカナ入力の他にローマ字入力もできますが、CAPSロックしないと「う」や「い」が「ぅ」「ぃ」みたいな小さい文字になってしまうので、CAPSはロックしておきます。 「ん」はXキーです。この頃はローマ字入力の「ん」が今みたいにnnに統一されてませんで、スタートラップなどはwiでした。

コマンドは動詞+名詞で入力しますが、先に動詞のみを入て「なにを?」と聞いてくる2段方式で入力する事もできます。動詞が通じないと「ってなんですか?」と表示されます。また、通じてるけど違っている時は「えーんできないよー」になります。

バーガー○○○○の前いにいるお姉さんには5回話をしないといけないのですが、6回話すと「怒りのリセットをくらえ」と言われてリセットに飛ばされてしまいます。といってもBASICで作ってあるので、EXEC &HFE00に飛ぶだけです。これは今のWindowsのゲームじゃできない芸当ですよね。

余談ですが、当時は「黄金の墓」「ブラックオニキス」といった、ゲームオーバーになるとリセットするテープ版のゲームが多かったので泣けてきました。「慶子ちゃんの秘密」などはウソノリセットと書かれていて、BASICのPRINT文でROM BASICのタイトルを出すだけだったんでよかったんですけどね。

バーガー○○○○

Oh!FMには、このバーガー○○○○という言葉をノーヒントで探さなければならないような事が書かれていました。

> 町でファーストフードのお店に入りたいのですが、何と入力して良いかわかりません。
> 普通は絶対に言わない表現です。色々入力して試してみてください。


これは、そうではなく、「みる」「まち」でバーガー○○○○のお店の名前がわかります。「みる」コマンドはアドベンチャーゲームの基本ですよね。

きっと、あの記事を書いた方は、ホットドッグハウスは絵に書いてあるので、ハンバーガー屋さんの名前もノーヒントで見つけないといけないと思ったのでしょう。それで、BASICのLISTを見て「んなもんわかるかー」って思ったとか・・・。


△ここが噂のバーガー○○○○

日ごろの行いが大切

このゲームはコマンド入力アドベンチャーなのですが、ただ主人公が目的を達成すれば良いかというとそうではなく、主人公の普段の生活態度がオーディションの点数になる、というゲームです。

つまり、主人公は常日頃から優等生でなければならない、という事です。

・人に会ったら挨拶をする。(「いう」「あいさつ」)
・何かをもらったらお礼を言う。(「いう」「おれい」)
・タンスは開けたら閉める。(「しめる」「たんす」)


・服を脱いだらたたむ。(「たたむ」「ふく」)
・食事の前には手を洗う。(しかし、普通はシャワーあびながら手は洗わないかと・・・。)
・シャワーを使った後は止める。(って事は「とめる」コマンド使わなかったら1日中出しっぱなし!?)

これを1つ1つこなしていくことで、オーディションの点数が増えていきます。まるで、「地獄の練習問題」みたいですね。

あと重要なのが、オーディションに行く前に紹介状と申込用紙をよく(何度も)読んでおく事です。そうしないと、レオタードが必要とか両親の承諾が必要といった、オーディションに参加する為の必須条件を知らないまま現地に行ってしまって、ゲームオーバーになってしまいます。また、自分の受けるオーディションのタイトルぐらいは読んでおかないと、オーディションで聞かれて答えられず落選になってしまいます。

オーディションのタイトルは入力ミスが許されないので慎重に入力してください。オーディションで噛んじゃダメって事ですね。

そういえば、役者は台本を覚えてからロケ地にいくのが業界内では常識で、新人の女優が覚えていかなくて足ひっぱったという話を聞いた事があります。また、ある出版社が記者を募集して、入社試験で「当社の記事で印象に残ったものを書きなさい」という問題を出したら、何も書けなかった人がほとんどだったという話も聞いたことがあります。

このゲームでは、募集に応募するという事は、それなりに下調べしておかないといけないという事を言いたいのかもしれませんね。

魔王のしもべドルメン

オーディションに合格すると、突然魔王のしもべドルメンなる敵が襲ってきます。


ドルメンを倒さないとゲームオーバーになってしまいます。私は実機ではどうしてもここから先に進めなかったのですが、最近になってGoogleでレトロゲームの攻略法サイトを調べてやっとわかりました。のあるに指輪を「みせる」ことで悪霊を倒す呪文がわかって、倒せるようになるみたいですね。私は「よむ」「もじ」コマンドで「えーん、よめないよー」であきらめていました。

総評

絵はとっても可愛くて良いと思います。8色表示のFM-7で、タイリングを使って中間色もうまく出していて、色も綺麗です。

ただ、いかんせん難易度が高すぎる気もします。 私も自力ではどうしてもドルメンから先に行けませんでした。でも、メインとなる部分はBASICで作ってあるので(ステートメントを拡張して、BASIC上でCGやひらがなが出せるようになっています)、リストを見ると答えが丸わかりなのがせめてもの救いでしょうか。(FM-7ユーザーならUNLISTとPROTECTED PROGRAMぐらいは解除できますよね??)

ラストで 「次回作で会いましょう」って書いてありますが、次回作はありません。まあこういう場合は大抵死亡フラグというか、次回作をにおわせた作品に限って次回作はできないものですね。
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