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モナークモナークTOP

モナークモナークとは

ファルコムのロードモナーク、アドバンスドロードモナークを発展させて、ビューを3Dにしてキャラのアニメーションを細かくして、よりリアルにしたものです。

しかし、モナークモナークは決してロードモナークの見た目を変えただけのゲームではありません。ルールが大幅に変わっており、ロードモナークとはまったく別のテクニックが必要になります。


ロードモナークからの主な変更点

●王様が動かせない
ロードモナークとモナークモナークのもっとも大きな変更というと、王様を動かせなくなった事でしょう。ロードモナークでは、王様がいくらダメージを受けても、城に戻った途端、国民と同じ数だけ回復します。なので、王様が敵国の村を壊しまくっては城に戻り、また壊しまくっては城に戻り・・・を繰り返す事で、相手の国にどんどんダメージを与える事ができました。ぶっちゃけ、ロードモナークは「王様をいかにうまく動かすか」で勝負が決まったといっても過言ではありません。


△王様でガンガン壊せ敵の村

しかし、それでは作者の想定した「シミュレーション」の要素がほとんどなくなってしまったようで、その反省からかこのモナークモナークでは王様は城から動かせなくなりました。したがって、王様は直接攻撃には参加できず、いかに部下の兵士をうまく動かすかというシミュレーションの要素が強くなったと言えます。



●王様を直接攻撃する場合のルールの変更
ロードモナークでは、相手の王様は4倍の強さの兵士をぶつければ直接倒す事ができました。したがって、こちらの王様+こちらの全兵士の総勢の合計が、相手の王様の4倍になるギリギリのタイミングで相手の王様を直接攻撃すれば倒せました。



しかし、モナークモナークでは、相手の王様は城に守られ、城は資金が続く限りいくらでも修復されてしまいます。したがって、モナークモナークで相手の城を倒そうと思った場合は、相手の城を柵や村で囲い、資金源を断ってから城を壊す必要があります。しかし、相手の城が広い場所にある場合はほぼ不可能なのと、あまりにも時間がかかるため、よっぽど王様を直接攻撃してほしそうな面以外は王様の直接攻撃はしない方が良い場合がほとんどです。



●移動が遅くなった
ロードモナークでは1日で1マス歩く事ができましたが、モナークモナークでは敵国の畑や村を通過するためには数日かけて壊しながら歩かなければならないため、移動が非常に遅くなりました。したがって、ロードモナークでは1つの強力なユニットを作って、それで敵の村を壊しまくれば済む話だったのが、モナークモナークでそのような事をすると、移動に時間がかかりすぎて他の場所を取られてしまい、かえって負けてしまいます。したがって、モナークモナークではいかに多くの部隊をマップ全体に行き渡らせるかが勝負の鍵となります。

●物を壊すのに時間がかかるようになった
ロードモナークでは敵国の村にしろ柵にしろ1日で壊せたため、柵がほとんど役に立ちませんでした。ところが、モナークモナークでは敵国の村にしろ柵にしろ壊すのに非常に時間がかかり、また、ダメージも大きく受けるようになりました。したがって、ロードモナークでほとんど役に立たなかった柵が、モナークモナークでは勝敗を大きく作用するアイテムとなりました。



ロードモナークでは橋を壊し続ける事では敵国の侵入を防ぐ事ができましたが、モナークモナークでは橋を壊すのに非常に時間がかかるため、むしろ橋の上に柵を置いた方が侵入を防ぎやすくなります。ただし、柵を作るためには予算が必要なため、永久に相手の侵入を防ぐ事はできません。これにより、ロードモナークよりも「籠城」がしにくくなっています。

また、このルール変更の影響で、ロードモナークで有効だった「0%作戦」が、モナークモナークではほとんど使えません。税率0で村を壊しまくろうにも時間がかかりすぎて、新しく作る方がよっぽど有利になってしまいます。

●部隊→合体
これはあまりゲームには影響はないのですが、ロードモナークではユニットは「S部隊」「M部隊」「L部隊」と呼び、1つのユニットは「大勢の兵士のいる部隊のアイコン」という意味だったのですが、モナークモナークでは兵士が合体して強くなるというふうに、ユニットの強さは「人数」ではなく単純に「強さ」になったようです。



ただし、ロードモナークでも「メカニックテクノ」では「合流」を「合体」と呼んでいたため、その辺の区別は昔からけっこう曖昧だったようです。

●アイテムの追加
モナークモナークでは、ロードモナークにはなかったアイテムという要素が追加されました。

モナークモナークをWindows7で動かす方法

モナークモナークは正式対応をうたっているのは、Windows95/Windows98のみとなります。じゃあ、Windows7で動かせばどうなるの??というわけで、動かしてみました。

・・・普通に動きました。「なーんだ、じゃあWindows7で動くじゃん」と思うかもしれませんが、一概にそうも言えません。というのも、BGMの演奏にMicrosoft GS Wavetable Synthを使っていると、BGMが一周した際に、5〜6秒操作不能に陥ってしまうからです。

これを回避する方法は2つあります。

1.ハード音源を使う

ハード音源とは、SC-88などのハードウェアMIDI音源モジュールの事です。 今ではほとんど見られなくなりましたが、ヤフオクやアマゾンのマーケットプレイスを探せば今でも入手可能と思われます。 ハード音源を手に入れたら、USB→MIDI変換ケーブルなどを購入し(こちらは今でも生産されているようです)、 USB→MIDI変換ケーブルを接続したら、MidiFixerというフリーソフトをダウンロードして実行します。標準のMIDIデバイスを、 Microsoft GS Wavetable Synth から、USB→MIDI変換テーブルに変更します。



ハード音源にスピーカーを繋ぐか、もしくはつなぎ変えが面倒な方はハード音源をPCのライン入力に接続して、 サウンドカードのライン入力のボリュームを上げます。(通常、デフォルトではライン入力はミュートになっているので注意しましょう。)

これでモナークモナークをプレイすれば、めでたくハード音源から音がなります。Microsoft GS Wavetable Synthとは比べ物にならないぐらい良い音がすると思います。

ただし、これでもやはりBGMが1周すると2秒ほど操作不能になります。また、その操作不能になった時に運悪く「強敵-1」のウインドウが開いてしまうと、 最悪ゲームをいったん終わらせないと永久に操作不能になってしまいます。



また、Windows7の64ビット版でプレイすると、時折「このプログラムは不正な処理を行ったため・・・」と表示され、強制終了してしまう場合があります。 ただ、そうなった場合でも、次回起動時に「前回正常に終了しませんでした。中間ファイルを読み込みます」と表示され、強制終了した少し前から再開するといった救済措置はあります。

また、ロードモナークProのところにも書きましたが、 TiMidity++とMIDI Yokeをインストールした上で、 MIDIFixer でTMIDI++ Driverを選択すると、ソフトMIDIでもかなり良い音になりますが、 モナークモナーク起動時に3回に1回の割合でエラーが出てしまいます。

というように、完全に「Windows7に対応している」とも言い切れない状態なので、正式に対応しているのがWindows95/98のみという事になっているのだと思います。

2.CDを使う

どうしても操作不能になるのが気になるという場合や、ハード音源なんて持ってないよーという方は、サウンドをMIDIからCDに切り替えるという手もあります。



こうすると、サウンドがCDから再生されるため、数秒間操作不能になる事がありません。どうもこのゲームが発売された当時は、ハードディスクの容量がそんなに大きくなく(あっても1ギガ以下?)、BGMをWAVファイルにしてハードディスクにインストールする機能はないようです。

また、ベクター等からダウンロード版をインストールしたという方で、ハード音源をお持ちでない方は、残念ですが、サウンドのBGMのチェックを外すしかないようです。アマゾンからサウンドトラックをMP3でダウンロードしてCDに焼けばできなくもないのですが、そこまでするぐらいならCD版を買ったほうが良いと思います。

アイテム

ロードモナークとモナークモナークの違いの1つにアイテムというものがあります。アイテムを取る事で、敵国よりも状況が断然有利になります。ただし、アイテムは大抵の場合柵や壊れた橋、もしくは橋がまったくかかってない場所にあり、アイテムばかり優先している間に敵国に攻められて終わってしまう場合もあり、アイテムを取るタイミングも重要な鍵となります。
クリスタル


取るとユニットの強さが1000増える。当然取った方が有利になるが、ユニットの強さが2000を超えるとユニットを維持するのにお金がかかる場合があり、裏面ではむしろ取らない方が良い場合があるので注意。
お金

取ると資金が$1000増える。当然、取った方が良い。取らない方が良い場合はないので、迷わず取ろう。
時計


時間を止める。取った国の兵士だけが動けるようになる。ただし、エレベーターは時間が止まっていても動き続ける。時間が止まっている間に敵国の城壁を壊すと、修復される事なく城壁を破壊できるため、敵の王様にダイレクトアタックをかける際に重要なアイテム。取るタイミングも攻略の重要な鍵となる。裏面では時計を利用しないと絶対に解けない面もあるので注意。

ステージセレクト



@通常面
クリアするごとに1つずつアイコンが増えていき、順番に挑戦できるようになります。ニコニコ顔が繰越日数プラス、泣き顔が繰越日数マイナス、普通の顔が未挑戦または挑戦中の面です。未挑戦または挑戦中の面は他のアイコンよりも強調表示されるので、すぐにわかると思います。

A練習面
モナークモナークというものがどういうゲームなのか、モナくんが説明してくれます。あくまでも練習面なので、簡単にクリアできるようになっています。練習面は必ずしもクリアする必要はありませんが、通常面に挑戦する前に一度やってみた方が良いでしょう。

Bヒント面
面によっては特定のテクニックを使わなければクリアできない面もあり、どんなテクニックを使えば良いのか教えてくれます。最初から全て表示されるわけではなく、通常面のクリアの進捗に合わせてアイコンが随時増えて行きます。

Cランクと繰越日数
繰越日数が千日増えるごとに級が10級、9級、8級・・・という風に減っていき、1万日増えるごとに段が初段、2段、3段…という風に増えていきます。繰越日数が10万日に達すると「名人」となり、それ以上の昇給はなくなります。繰越日数を大幅にダウンさせてしまった面があったとしても、級や段を没収される事はありません。

D名人の星の数
名人になったらもう進級はしないのですが、名人になってからは繰越日数が1000日増えるごとに☆が増えます。ハンターハンターでいうところの「○ツ星」って所でしょうか。

E裏面
1〜52面は相手国と領土を奪い合うゲームなのですが、裏面はルールの盲点をついた裏ワザを駆使してクリアするゲームとなっています。

また、ステージセレクトの画面で右クリックをする事で、アイコンの並び方を変える事ができます。



・整列・・・面の順番に並びます。次に挑戦する面がわからない場合や、特定の面をやり直したい場合に、面数がわかっている時に探しやすくなります。

・だめペナルティー・・・・ペナルティーの日数が多い面の順番で並びます。占領率が悪い面をやり直す場合に便利です。

・だめ繰越日数・・・繰越日数が悪い順に並びます。占領率が全て100%になった場合に、日数の悪い面をやり直す場合に便利です。

・だめ戦闘勝率・・・・戦闘勝率の悪い順に並びます。占領率、繰越日数ともに極めつくした場合に、戦闘勝率の悪い面をやり直す場合に便利です。

プレイしてみて

最初ロードモナークに慣れた後にプレイしてみて、かなり面くらいました。というのも、ロードモナークで使えたテクニックがほとんど使えなくなってしまったからです。まず王様が動かせない。ユニット全部を集めて強力なユニット1つ作ろうにも、移動に時間がかかりすぎてできない。強力なユニット1つ作っていたら、他の地域ほとんど占領されて負けてしまう、などなどです。

しかし、ロードモナークとはまったく別のゲームだと割りきってしまえば、それなりに楽しめる事がわかり、今ではすっかりモナークモナークに夢中になってしまいました。

逆にロードモナークより優れた点としては、マップが狭くなった事。ロードモナークではマップが広すぎて、まっとうにプレイしようと思ったら、画面を最大縮小モードにして、S、M、L、K表示でプレイしなければならず、せっかく作ったキャラクターが見れなかったのですが、モナークモナークではマップが狭いのが幸いして、キャラクター表示を見ながらでも十分ゲームが楽しめるようになった点です。

残念だったのは、平原、砂漠、氷原、溶岩地帯と4種類の地形やBGMが用意されているのに、キャラクターが同じ事です。そこは、ロードモナークでいうところの、フーズパニック、メカニックテクノ、ファンタジーパステルみたいにキャラクターも変わってほしかったと思います。

あと、残念だったのは、ゲームのルールやテクニックを説明してくれるモナくんが、ゲームとまるで関係ない点。一体モナくんとは何者で、どういう立場のキャラなのかも不明です。であれば、緑軍の王様や赤軍の王様が出てきてルールを説明してくれた方が良かったと思います。それと、クリアした時に時折アニメーションが出てくる場合があるのですが、内容は十中八九女尊男卑な内容なので、ああいうのはいらないと思います。(私なんか2回目のプレイからは始まった瞬間ソッコーで飛ばしています。)
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