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エメラルドドラゴン TOP

エメラルドドラゴン



グローディアとバショウハウスが開発したロールプレイングゲームです。このゲームの特徴としてビジュアルシーンがあり、ところどころで再生されるビジュアルシーンが当時は話題になりました。このゲームが最初であったかどうかは別として、今では当たり前になったイベント毎でのグラフィックスによるビジュアルシーンですが、このゲームが発売された頃では非常に珍しいものでした。

その後、大人の事情(?)によりX68000版、MSX版、FM TOWNS版ではグローディアからの発売となり、グローディアから発売された機種ではグラフィクス等に一部変更がありました。その辺の事情はWikipediaで調べてください。

X68000版やFM TOWNS版ではビジュアルシーンにさらにアニメーションがつきます。さらに、FM TOWNS版ではCD-ROMの大容量を活かした声優による音声も流れます。

ここでは、PC-9801版について紹介します。(PC-9801版のグラフィックスが一番好きなので)

通常は、ドライブ1にシステムディスク、ドライブ2にデーターディスクを入れて起動します。しかし、オープニングを見る場合は、オープニングディスク単体で起動させます。これは、オープニングは一度見れば十分なので、何度も見せないようにするためだと思います。

ゲームのオープニングというと、昔はイース1とかXANADUとかロマンシアみたいにタイトル画が1枚あるぐらいだったのですが、そのうちオープニングもだんだん長くなってきまして、イース2など「アドルとやらがどこまでやれるか・・・」を毎回見せられる羽目になってしまいました。であれば、オープニングはユーザーが特に見ようとしなければ出ない方が良いでしょう。

他にもオープニングを毎回見せないようにするための対策としては、以下のものがあります。
ぽっぷるメイル・・・メニューからオープニングを見るを選んだ時だけ出る。
イース3・・・ユーザーディスクを作ってから、1回もセーブしてない時だけ出る。

プロローグ

聖地イシュバーンにはドラゴンが住み、繁栄を極めていた。しかし、ある日突然何者かがイシュバーンに呪いをかけた。その呪いはなぜかドラゴンだけを確実に襲い、死を与えていった。



ドラゴンたちは、ドラゴン小国へと逃げる事となった。あるものは地中深くこもりイシュバーンに残ったが、大抵のものは呪いによって死んでいった。



ある日、ドラゴン小国に漂流船が辿り着いた。そして、驚くべき事に、漂流船には 豪華客船にタダ乗りしている 生存者がいた。それは小さな女の子であった。その子は「タムリン」と名付けられ、同じ年頃のアトルシャンと一緒に育てられる事になった。



アトルシャンは100年ぶりに生まれた子供だった。ドラゴンはめったに子宝に恵まれないため、ドラゴンにとって子供はとても大切な存在だった。たとえ、それが人間の子供であったとしても。

PCエンジン版では、自分の事を何も覚えてない理由について「記憶喪失だったから」という事になっているようです。



こうして、2人は兄妹のように育てられ、成長していった。



12年後、タムリンはイシュバーンに帰ると言い出した。タムリンは人間なので、このままここで暮らしても 行き遅れてしまう きっと辛い別れが来る。であれば、イシュバーンに戻って人間としての幸せをつかみたいと。



するとアトルシャンは1つの角笛を差し出した。もし、どうしても我慢できない事があったら アトルシャンが必要になったら、この角笛を吹くといい、と。



こうしてタムリンはイシュバーンに戻った。

その頃イシュバーンでは、どこからか現れた魔物と人間が戦っていた。タムリンがイシュバーンに戻ってから3年後、戦局は魔軍の司令官「オストラコン」の出現により、人間たちにかなり不利な状況になってしまった。このままでは女子供にも被害が及んでしまう。そこで、タムリンはあの角笛を吹く決意をした。





ちなみに、バショウハウス版(PC-8801、PC-9801)と、グローディア版(MSX、X68000、FM TOWNS)ではオープニングの絵が異なります。また、タムリンが漂着したシーンと、アトルシャンに別れを告げるシーンのBGMが逆になっています。個人的にはバショウハウス版の方が好きなんですけどね。

ウルワンの町

システムディスクを入れて起動すると、ここからスタートします。


少女に「怪しい奴を見なかったか?」と聞くと、「み、見た、あんただ」って言われ・・・って、そりゃクリリンか。じゃなくて、「あなた今空飛んでこなかった?」って言われます。(空にいれば呪いは平気なのかな!?)

ウルワンの町は、階段を降りてまっすぐ西に向かえば着くと言われます。


ここで、大抵の人は(自分も含めて)メッセージをろくに読まなくて迷子になってゲームオーバーになると思います。メッセージなんか読まなくても最初の目的地ぐらい一本道で着くんだろう、ぐらいに思ってましたが、実はこのゲーム、そんなにぬるいゲームじゃなかったんですね。

言われた通り、階段から左に行きます。(注意:画面から見て左ですよ。アトルシャンから見て左じゃないよ。)


すると町に着きます。


しかし、大抵の人はそんなメッセージ読み飛ばして適当に歩き回って敵に遭遇してゲームオーバーになると思います。


このゲーム、最初の地域ですら、タムリンなしではほとんど勝てません。

おまけに、「レベルが低いうちは強敵の出現するエリアには行けない」とか、「シナリオの序盤では強敵は出現しない」といったぬるいルールではなく、レベルが低くても強敵が出現するエリアに平気で入れちゃいます。しかも、ウルワンの町のすぐ左は「マンドラゴラの森」といって、「隠しシナリオその1」がクリアできるぐらいのレベルにならないと、入ったが最後、敵の攻撃一発でゲームオーバーになります。

ゲームオーバーになるとロードになるわけですが、大抵の人はまだ1回もセーブしてないと思います。しかし、システムディスクにはどういうわけかセーブされたデーターが1つだけ入っています。これをロードしてみましょう。



すると、なぜかアトルシャンが屋根の上にいます。ここから動く事はできません。


相談コマンドを使うと、近所のじじい(バギン?)が、そんな高い所で遊んじゃイカンと言ってきます。


すると今度は、崖の上にいてこれまた動く事ができません。


相談コマンドを使うと、「こんな事なら電話番号聞いとけば良かった」などと言います。電話があるのかよ。っていうか、電話があるなら角笛いらねーだろ、みたいな・・・。


ここで、バショウハウス版では、次回作はSFアクションPRGだと言いますが、GLODIA版では次回作はヴェインドリームだと言います。おそらくSFアクションRPGというのは「アルシャーク」の事だろうと思いますが、アルシャークは一部のスタッフが独立して作った「ライトスタッフ」からの発売となったようです。

関係ないけど「美味しんぼ」で、ラーメン屋がケンカ別れして2つの店に分かれたって話があって、山岡が『A店の方は麺は良いが茹で方が良くない。グラグラと沸騰させてしまっている。B店の方は麺が良くない。鹸水くさくて話にならない。しかし、茹で方は温度といいタイミングといい、長年の勘で最高の状態になっている。』と言ってたが・・・。最後に、A店の麺をB点で茹でたところ、最高の状態となって、これなら間違いなく☆3つだとか言う話だった。

アルシャークはプログラムが良くない。行ってはならない場所に行くと「何のために戻ってきたのか知らんがバカな奴よ。GAME OVER」とか、セリフの途中にゲームオーバーって文字があって、セリフが無限ループになっててロードすらできない。お店でお金が足りないと「二度と来るな」って言われて二度とその店で買い物ができなくなるとかもっての外だ。しかし、シナリオは面白く、多少使い勝手の悪い部分があっても最後までプレイしたくなる。

その点ヴェインドリームは操作性は抜群だ。特に不具合も見当たらない。しかし、シナリオが良くない。イベントが終わると別の場所に強制移動させられて戻れない。あれでは完全に「一本道アドベンチャー」だ。おまけに、無意味な3D迷路や、無駄に広いわりに何のイベントもないマップとか、「いらんとこ凝り」も目立つ。

これでは、どちらも☆はあげられません。アルシャークのシナリオをヴェインドリームのプログラマーが作ったら最高の☆3つだったのに、と思うと残念です。

タムリンとの再会

タムリンは東北の家に住んでる・・・疎開でもしたのかいのう(違う?)


というわけで、右上の家に入ってみます。


すると場面は最初のビジュアルシーンに突入します。

アトルシャン「タムリン」
タムリン「?」
しかし、人間の姿をした彼を、彼女がそれと判断する事はできなかった。


ちなみに、FMタウンズ版にはナレーションというものがありませんで、ナレーションなしでこの場面を再現するにあたって、セリフが若干追加されています。

FMタウンズ版では・・・
アトルシャン「タ〜ムリン」(カミーユ声で)
タムリン「誰?」
アトルシャン「俺だよ、アトルシャンだよ」
タムリン「ウソよ、あなたがアトルシャンのはずがないわ」
アトルシャン「しょうがないなぁ・・」

そこで、アトルシャンは銀の鱗を取り外した。


すると、アトルシャンはドラゴンの姿へと戻った。


途端に、アトルシャンは苦しみだした。それは、何者かがイシュバーンにかけた呪いの仕業であった。


アトルシャン「や、やあ、元気だったかい?」


タムリン「何が『やあ』よ。心配するじゃないの、もう」
アトルシャン「まったく素直じゃないな、君は。少しは喜べよな」

「情けない話さ。かつてイシュバーンはドラゴンの国だったのに、今ではこんな変てこりんな護符をつけないと普通に歩く事もできないときてる。」



その後、タムリンは現状を説明した。明日にでも魔軍が侵略してくるかもしれないという事を。どうでもいいけど、お茶じゃなくてお酒にしか見えなんですが・・・。 タムリンがドラゴン小国に漂着したのが5歳として、イシュバーンに帰ったのが17歳、それから3年後の20歳だから、べつにお酒飲んでもいいのかも!?



しかし、タムリンはアトルシャンから信じられない言葉を聞いた。
「魔物に殺された人間は成仏する事ができず、魂は永遠にこの世をさまよう事になるそうだ。俺はごめんだね。」



「タムリン一人を助けるなら簡単だ。ドラゴン小国に連れて帰ればいい。でも、勝ち目のない戦いを挑もうってんなら、俺は降りるね。」
信じられない言葉だった。あの優しかったアトルシャンから、こんな言葉が聞かれるとは思ってもみなかった。
「もういいわ。あなたには頼まない。私一人で戦ってみせる」



「悪かったよ。君の決意を確かめさせてもらった。もっとも、君がそう言うだろうとは思っていたけどね。」
「じゃあ」
「一緒に戦ってやるよ。白竜のじいさんの話では、魔物と戦うためには仲間を集める必要があるという事、そして、エメラルドドラゴンの謎を解かなければならないそうだ。まあ、勝つ見込みが全くないってわけでもないらしい。」



ビジュアルシーンが終わると、今までとはうってかわってコミカルなBGMになり、タムリンがパーティに加わります。

その後、相談コマンドを使うと、ウルワンの長老様に会いに行きましょう、という話になります。


基本的に、このゲームでは次に何をすべきかは、相談コマンドを使えばわかるようになっています。

バルソムを仲間にする

長老の家に行くと、長老は酒場にいるバルソムという剣士に協力してもらうように言います。




酒場に行くと、バルソムが「長老が言うなら仕方ない」って事で仲間に加わります。


マジュレスの洞窟にバギンという魔道士がいて、彼なら魔軍について何か知っているはずだと言います。


というわけで、マジュレスの洞窟に行く事にします。まさに「ネタにマジュレスwwwww」(←違う)

マジュレスの洞窟は、ウルワンの町の上(北)ですが、最初にアトルシャンが空を飛んで祈りの丘に降り立つ前に一瞬見えてますので、場所がわからないという方はいったんセーブしてからリセットして確認してみてください。

■コラム 長老の家

長老の家で長老に話しかけると、タダで一晩泊めてもらえます。最初のうちは少しケガしたらすぐに泊まりましょう。

つか、「明日にでも魔軍が攻めて来る」とは何だったのか・・・。

ベッドが2つしかない。誰かは床に寝なくては。いや、まて。タムリンの家が2件隣なんだから、タムリンはべつに自分の家に泊まればよかろう。じゃあバギンがいる時は・・・!?

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